月別アーカイブ: 2013年10月

布+革で作るカードホルダー

サイズ:縦8cm、横10cm

北欧の木のおもちゃをイメージした、可愛らしい動物柄を使ったカードホルダーです。制作してくれたのは、9月にechinoの生地でメガネケースやランプシェードを披露してくれたAnriさんです。革をプラスしておしゃれに仕上げてくれましたよ。

デザイン・製作:Anri(http://ananrinrin.blog51.fc2.com/


使用した布(本体):
toistaa P25500-500 (D)


材料:
□生地(本体):30×10cm
□合成皮革(ポケット、ループ):20×10cm
□中厚接着芯:30×10cm
□薄手ビニール:10×10cm
□革ひも:直径0.2cmを90cm
□好みのチャーム

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カードホルダーについて、Anriさんにいろいろとお尋ねしました。
KF (コッカファブリック:以下、KF) 今回使った布の印象を教えてください。
はっきりした小さな柄だったので、大きな面積に使うより、小さなものにした方が可愛いかと思い、雑貨を作ろうと思いました。

KF:作品についての特徴や工夫した点は?
バッグやポーチでもそうですが、一部分でも皮を合わせるとちょっと本格的な雰囲気になると思うんです。でも、今回は家庭用ミシンでも楽に縫えるように、合皮を使いました。

KF:実際に作るときのアドバイスをお願いします。
合皮を組み合わせると仕上がりは締まりますが、一度ミシンを掛けると針のあとが残るので、縫い直しできません。特に最後は、ゆっくりゆっくり、慎重に進めるといいと思います。

KF:実際にはどんなふうに使うといいのでしょうか?
表のポケットにはIDカードや名刺が入って、逆さまにしても落ちない程度のジャストサイズです。ネックストラップだけでなく、短いチェーンなどでバッグにつけて交通系カード入れに、上部を閉じるのではなくファスナーを付けてポーチ機能を足す、など用途に合わせてアレンジしても便利だと思います。

KF:Anriさん、どうもありがとうございました!カードホルダーの作り方プロセスもAnriさんに撮影していただきましたので、ぜひ、作り方シート(PDF)と合わせて参考にしてくださいね。

カードホルダーの作り方
1.材料をそろえます
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裁断した形がそのまま仕上がりの形になるので、特に合皮はローラーカッターなどでスパっと裁断するといいと思います。今回使った布は、方向のある柄だったので、表と裏を別に裁断しましたが、柄に方向がない布の場合は、底を続けて裁断する方が楽にキレイな仕上がりに。ビニールは、ホームセンターでテーブルクロス用に売っている薄いものを使いました。


2.布を縫い合わせます 
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布を縫い合わせたあと、角の縫代をカットします。小さなものなのでキレイに返すのは難しいですが、返す前に縫い代をアイロンで割っておくと返りやすいです。


3.合皮の表ポケットを作ります
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裏にビニールを合わせ、くり抜いた内側をぐるりと、ポケットの入り口となる上端をミシンでとめます。合皮は針のあとがつくため縫い直しができません。直角に方向転換する時にはミシン目を細かくして調節したり、ゆっくり進むと失敗しません。後の工程で入る同じようなステッチとつながるように、上端を縫う際には、縫い始めと終わりは一目分開けておくとキレイです。また、この部分の端糸の処理は最後にするとほどけてくるのを防げます。


4.すべてのパーツを縫い合わせます
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厚みもあり、あとがつくため待ち針は使えません。このようなクリップが便利です。


5.裏側にもポケットをつけます
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裏側の布は1.5cmしか見えないので、どの部分を見せたいか、吟味するといいと思います。


6.革ひもを通して完成です!
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柄行きを選んだためにできた端切れと、合皮の表側をくり抜いた時の余りで、小さなチャームも作って遊んでみました。

裁ち方図と作り方はこちら
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コッカファブリックでは、引き続きこちらのCraft&Sewingのコーナーで作品を作ってくださる手作り作家さんを募集しています。詳しくはこちらをご覧ください。


toistaa(トイスタ)

北欧の木のおもちゃをイメージした小さな連続柄

toistaa(トイスタ)は、 フィンランド語で連続したという意味。その名のとおり、小さいモチーフがぎっしり並んでいます。どこを切り取っても、同じかわいさがあるようにデザインされているので、ソーイングビギナーさんにも使いやすい布です。小さい柄なので、ポーチなどの小物を作ったり、グラウンド色と異なる色のパイピングなどを施して、北欧風の子ども用エプロンなどにしても素敵ですね。

かば P25500-500 オックス
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カバに花や木のモチーフを組み合わせて、木のおもちゃのような柄に。シリーズの中では少し大きめの柄なので、普段使いのバッグにしてもいいですね。

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スーパーボンボンつきベレー帽

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運動会や文化祭まっさかりのシーズンですが、手作り作家さんのイベントも各地で開かれています。

craft&sewingのコーナーで、「ウサロンのふりふりエプロン」を制作してくれた斉藤真澄さんも、そのひとり。先週末からハンドメイド作家14名が集まる「24h@クラフトin Tokyo」というイベントに参加しています。

「2008年に娘が誕生してから、専業主婦をしながら時間を見つけてはハンドメイドを楽しんでいます」という斉藤さんは、現在、5歳と2歳の娘さんのお母さん。sinafuku(シナフク)というブランドで、子ども服や布小物を制作しています。sinafukuの由来は、シーナちゃん(娘さんの名前)の服、という意味だそう。「レトロなんだけど、子どもらしいポップさも欲しい。USAコットン・ドイツコットンのレトロでポップな柄をメインにして、『1点モノ』のモノづくりをしています」。

写真は、斉藤さんの2番めのお嬢さん。お母さんお手製の’スーパーボンボンつきベレー帽’がお似合いですね。「編み物はあまりしないので、トップにつけた大きなボンボンは、ポンポンメーカーで作りました」(斉藤さん)。

イベント会場には、斉藤さん自身が子育て体験からひらめいたアイデア作品も。
「外出先のレストランなどで子ども用の椅子がない!なんて時に、大人の椅子にベビーちゃんが安全に座ってもらえる、ベビーチェアバンド。授乳していた頃に大変重宝した布製の母乳パッド。くるりと巻いて留めてしまうだけで、かさばる抱っこひももコンパクトに収納できるカバーなど。どれもとっても便利なので、ぜひ使ってみてほしいです!」

結婚前は、なんと劇団でお芝居をしていたという斉藤さん。自ら演じるという表現方法は、布を介したハンドメイド作品に変わりました。方法は変わっても、楽しい世界を表現することは同じのようですね。

斉藤真澄さんのブログはこちら
  http://ameblo.jp/kittenishgirl-sinafuku/


ウサロンのふりふりエプロン

サイズ:胸当てからスカートまでの長さ44cm 身長100〜120cm用

とっても可愛いウサギさんの生地、「ウサロン」を使ったエプロンです。作ってくれたのは、8月に「ポートレート×筆記体柄のトートバッグ」を制作してくれた、斉藤真澄さんです。「ウサロン」シリーズのなかでも、可愛いモチーフがいっぱいつまったボーダー柄を上手に生かしてくれました!

デザイン・製作:斉藤真澄(sinafuku*)


使用した布:
Usaron JG35500-502 (A)
 


材料:
□生地: 150cm×50cm
□ゴムテープ: 幅1cmを40cm

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ウサロンのふりふりエプロンについて、斉藤さんにいろいろとお尋ねしました。
KF (コッカファブリック:以下、KF) 今回使った布の印象を教えてください。
ウサギさんやチェリー、リボンと可愛いイラストがボーダー状に並んだデザインだったので、柄が生きるように使ってみました。

KF:作品についての特徴や工夫した点は?
各パーツに裁断するときに、ボーダー状の柄のどこをメインにもってくるかを考えて配置しました。
可愛い柄をさらにラブリーにするため、ギャザーを沢山とってふんわりとしたエプロンにしました。

KF:実際に作るときのアドバイスをお願いします。
メインをどこにもってくるかで雰囲気ががらりと変わる生地ですので、ご自分が気に入った柄をメインにして作ってみて欲しいです。ギャザーをよせるところだけはちょっと作業が大変ですが、ふんわりと可愛い出来上がりを想像して頑張ってみてくださいね。

KF:実際に使うときのコーディネートアドバイスをお願いします。
布幅方向にボーダーになっている生地はよく見ますが、こちらは縦方向にボーダーに柄が入っています。生地のミミ部分を上下に使って、cafeカーテンなども簡単にできると思います。生地自体の厚みも薄すぎず厚すぎずで、程よく張りもあり、針通りもよく縫いやすかったです。

KF:斉藤さん、どうもありがとうございました! ウサロンのふりふりエプロンの作り方プロセスも斉藤さんに撮影していただきましたので、ぜひ、作り方シート(PDF)と合わせて参考にしてくださいね。

ウサロンのふりふりエプロン

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1. 裁断する


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2.胸当てを作る 両脇を1cmで三つ折りにして2mmのところを縫う。そのあと、上部分を1.5cmで三つ折りにして2mmのところを縫う。


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3.スカートを作る 両端を1cmで三つ折りにして2mmのところで縫う。上側5mm~7mmのところに粗目でミシンを2本かける。※縫いはじめと終わりは返し縫いはせず、糸を長めに残しておく


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4. 4でかけた縫い糸をひっぱりギャザーをよせて40cmになるように縮める。


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5.ウエスト布を作る たて方向(短い方)の両端を1cmに折りアイロンで線をつけておく。そのあと、よこ方向(長いほう)も両端を1cmに折りアイロンで線をつけておく 。


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6.ウエスト布にスカート、胸当てをつける ウエスト布(裏布)下部分のノッチとスカート布のノッチを合わせ、1cm重ね合わせた状態で5mmのところを仮止めしておく。


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7. ウエスト布(裏布)上部分のノッチと胸当て布のノッチを合わせ1cm重ねた状態で5mmのところを仮止めしておく。


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8. ウエスト布(表布)を外表に合わせて上下を縫い合わせる。※ウエスト布両端をアイロン跡に合わせて1cm折込一緒に縫い閉じる。


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9.肩ひもを作る よこ方向(長い方)の両端を1cmに折りアイロンで線をつけておく。


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10. たて方向(短い方)に中表に2つ折りにして、布の両端にゴムの両端を重ねて1cmで縫い合わせる。


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11. 布を表に返し、1でつけたアイロン跡に合わせて1cm折込、布を引っ張りながら2mmのところで縫い閉じる。作ったひもをエプロン本体に縫いつけて完成!

製図はこちら
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コッカファブリックでは、引き続きこちらのCraft&Sewingのコーナーで作品を作ってくださる手作り作家さんを募集しています。詳しくはこちらをご覧ください。


【EVENT】10月のイベント情報

10/26(土)-10/28(月)
International Quilt MarketHouston 2013
(インターナショナル・キルトマーケット ヒューストン)

場所:George R. Brown Convention Center Houston, Texas USA(アメリカ)
内容:エチノやエレンベーカーなどの新柄をいち早く展示します!
ブース番号.962, 1062
*こちらのマーケットは、トレードショー(商談)になりますので、一般のお客様向けの生地の販売はありません。