月別アーカイブ: 2014年2月

フィンレイソンのスリップドレス

サイズ:⾝幅43cm、着丈83cm

フィンランドの人気テキスタイル、フィンレイソンがcraft&sewing のコーナーに登場。ダイナミックな大柄、「KEISARI」(ケイサリ)でスリップドレスを作りました。この柄は、美しい光沢と滑らかな素材感が特徴のサテン生地。サラサラとしていて、シルクのような肌触りなので、素肌にそのまま身につけるスリップドレスにぴったりです。

肩ひもと前切替には、黒いサテンバイアステープを使って、鮮やかな柄を引き締めるデザインに。クジャクの頭がドレスの前身頃にくるように裁断すると、いっそうインパクトのあるドレスになります。

材料
□⽣地:160cm 幅×110cm(⼀⽅柄使⽤)
□1.1cm ふちどりサテンバイアステープ:170m


使用した布::Finlayson JG43200-1 (A)

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製図と作り方はこちら
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Finlayson(フィンレイソン)

フィンランドで人気のテキスタイル

北欧のファブリックは、洗練されたデザインと、気分が明るくなるビビッドな色彩が、インテリアアイテムとしても人気です。今回、ご紹介するのは、そんな北欧ファブリックのなかでも、老舗中の老舗、1820年に創業された、フィンランドのテキスタイルのデザインメーカー、フィンレイソンです。フィンレイソンのデザインスタジオは、1951年に創業。そのデザインチームが手がけるプリントは、フィンランドのどこの家庭でも見かけるほど、愛用されているそう。「フレッシュで洗練された楽しさ」をテーマに、年に2回発表されるコレクションは、トレンディなデザインと、クラシックなデザインの2ライン。そのなかでコッカが提案するのは、全5柄。今週はそのなかから3柄を紹介します!
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AJATUS design by Anu Saari,year 2006 JG-43100-1 オックス
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柄名のAJATUS(アヤトス)は、「考え・思考」という意味。考えごとをしているようなパンダがずらりと整列しています。生地幅160㎝と、インテリアをメインに考えた柄ですが、インテリアだけではなく、ワンピースやシャツなどのお洋服や、バッグなどにしてもおしゃれです。

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めでた花のふんわりポーチ

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先週、このコーナーで、コッカプリントテキスタイル大賞『Inspiration』のレポートをお届けしました。大賞受賞者は、雑誌や広告で活躍するイラストレーターさんでしたが、コッカでは、イラストレーターさんがデザインした素敵な布がたくさんあるのです。

今回、ご紹介するetoさんもその一人。「女性の毎日の暮らしをちょっぴりハッピーに!」をテーマにオリジナル雑貨レーベルをつくっています。「イラストレーションを生かしながら、明るく美しい配色、甘すぎない可愛らしさ、ちいさなひとたちの物語、の3つが感じられるようにこころがけています」(etoさん)

昨年10月のtext storyでご紹介した、etoさんデザインの5柄のテキスタイルも、etocotoレーベルのコンセプトでデザインされていて、それぞれ小さな物語がこめられています(詳しくはtextile storyをみてくださいね)。写真のポーチは、そのなかの「めでた花」という柄を使って、etoさん自身が製作したものです。テーマは「HAPPY FLOWERS!  めでた花のふんわりポーチ」だそう。

「ビビッドな赤、緑、やさしい春色、焦げ茶と、色によって印象がかなり違う”めでた花”柄。お花やハート、クローバーなどハッピーになれそうなモチーフがたくさん! 今回は使うたびに元気がでそうな赤と緑で、ふんわりシルエットのポーチを作りました。コスメなどもたくさん入るサイズです。ワンポイントのリボンは紺でシンプルに。アンティークのお花のボタンがアクセントです」(etoさん)

実用的なマチつきのファスナーポーチは、ハンドメイド雑貨としても人気のアイテム。「てんとう虫のボタンでも可愛いですし、春色や焦げ茶ならレースをあしらったりとアレンジを楽しめるのが魅力のシンプルなポーチです」(etoさん)

じつはetoさん、来月にはetocotoのテキスタイルを使った布雑貨の作品展を開くそう。場所は東京・吉祥寺のにじ画廊。会場では、etocotoの5柄や布雑貨、etocotoレーベルの雑貨も販売するとのこと。作品展では、写真のポーチの手作りキットも販売予定とのことですので、楽しみですね(詳しくはevent&newsに)。

etoさんの在廊日程などは、etoさんのブログやTwitterでお知らせするそうですので、ぜひチェックしてみてくださいね。
etoさんのブログ:http://blog.etoco.net


【EVENT】3月のイベント情報

3/13(木)〜3/25(火)
etocoto×KOKKA THE TALE OF 5 TEXTILES

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場所:にじ画廊 (http://www12.ocn.ne.jp/~niji/)
東京都武蔵野市吉祥寺本町2-2-10
オープン時間: 12:00〜20:00 (最終日は〜19:00)
内容:etocotoシリーズのテキスタイルでおなじみの、イラストレーターのetoさんの作品展です。コッカから発売中のテキスタイル、etocotoの5柄の生地と、布雑貨の展示・販売を行います。etocoto.comの雑貨も春の新作コレクションと一緒に並びます。

etoさんの在廊日程は、etoさんのブログ(http://blog.etoco.net)やTwitter(@etocoto)にて。


GARDEN ちょうちょポーチ

サイズ:縦約16cm、上辺22cm、まち6cm

春を待ちわびるこの季節にぴったりな、エレン・ベイカーさんの「GARDEN」シリーズ。そのなかから、愛らしいちょうちょ柄を主役にしたファスナーつきポーチの紹介です。作ってくれたのは、かなやゆみさん。刺しゅうが得意なかなやさん、チョウチョの柄にステッチをプラスして、可愛く仕上げてくれました!

デザイン・製作:Y*RT2 HANDMADE かなや ゆみ


使用した布:
(表側⾯ A、C)GARDEN JG41700-6(C)

(表側⾯B、裏布)GARDEN JG41700-5 (B)
(表底 )GARDEN JG41700-5( C)


材料:
□⽣地(表側⾯A、C):50cm×20cm
(表側⾯B、裏布):30cm×40cm
(表底):30cm×20cm
□接着キルト芯:30cm×40cm
□トーションレース:幅2.5cm を50cm
□⾰タブ:6.5cm×3cm を1枚
□ファスナー:⻑さ20cm を1本
□25番刺しゅう⽷:⽩、茶⾊各1束

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「GARDEN ちょうちょポーチ」について、かなやさんにいろいろとお尋ねしました。
KF (コッカファブリック:以下、KF) 今回使った布の印象を教えてください。
アメリカの作家、エレンベイカーさんデザインの「GARDEN」というシリーズで、ナチュラルでスモーキーな柄と配色が魅力的でした。違う柄が同じ配色で展開されているので、組み合わせてパッチワークしてみました。

KF:作品についての特徴や工夫した点は?
 デサインは、グレーとイエローの組み合わせで、ちょうちょモチーフをメインに配置し、パッチワークと刺しゅうで生地にアクセントをプラスしました。ファブリックに凝ったのであえて形はシンプルに。ファスナータイプのまち付きポーチに仕上げました。

KF:実際に作るときのアドバイスをお願いします。
生地を裁断するときに、ちょうちょのモチーフが真ん中に入るように気をつけました。生地自体は張りがありしっかりしているので、キルトわたの接着芯のみを貼って厚みを出してふんわりさせました。ファスナー部分を表布と裏布ではさんで一気に縫うので、まつり縫いする部分が少ないように工夫しています。

KF:実際にはどんなふうに使うといいのでしょうか?
今回はポーチにしましたが、同じ生地でアレンジすれば、キッチン雑貨にも合いそうですね。コースターやランチョンマット、ティーポットカバーなど。。イメージがふくらみます。
KF:かなやさん、どうもありがとうございました!「GARDEN ちょうちょポーチ」の作り方プロセスもかなやさんに撮影していただきましたので、ぜひ、作り方シート(PDF)と合わせて参考にしてくださいね。

「GARDEN ちょうちょポーチ」の作り方

1.
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表の生地を裁断します。

2.
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トーションレースも同じ幅で用意します。

3.
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表側面のAとC、Bを縫いあわせ、アイロンで縫い代を倒して押さえて整える。 全部で2枚作る。

4.
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3の生地の端から5mm内側にレースをあらかじめ縫いつける。

5.
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側面(3の生地)と表底の生地を中表に合わせ、4.で縫ったステッチのさらに内側を縫う(こうするとレースの出る幅が最大で均一になり見栄えがいいです)。

6.
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両端ともレースを挟み込んで縫い合わせ、アイロンで縫い代を倒して押さえて整える。

7.
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表布(6.の生地)の裏に、接着キルト芯を貼り、ちょうちょの柄に合わせて刺しゅう(6本どり)を入れる。玉の部分はフレンチノットステッチ、白糸の十字はバックステッチ。表底はざくざくぐし縫い(ランニングステッチ)。

8.
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裏布を裁断し、表布と中表に合わせ、あいだにファスナーをはさんで縫う。両端ともつけたら裏返してアイロンで整える。

9.
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革のタブを二つに折り、表地のファスナーを付けた部分から1cm下に仮止めしておく(生地の左側に来るように)。

10.
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裏返した状態で真ん中にファスナーがくるように配置し、表と裏の両サイドの1cm内側を縫う。裏布は、ひっくり返し口を5cmほどあけておく。

11.
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表布と裏布の「わ」になった部分の四隅を、縦2cm、横幅3cmの四角形を切り落とす(ここがまちになります)。

12.
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表布、裏布とも、切り落とした部分を三角に広げて、両端のまち部分を縫う。裏布側にあけた返し口からひっくり返すと、写真のような状態になる。

13.
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裏布のひっくり返し口をまつり、ふさぐ。

14.
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できあがり

裁ち方図と作り方はこちら
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