月別アーカイブ: 2015年7月

フクロウバッグ

サイズ::縦35.5cm 横(⼝側)30cm まち12cm

デンマークのデザイナー、リサ・グルーさんのテキスタイル、「スカンジナビアンダイアリー」のOwls(フクロウ)柄を使ったバッグです。北欧テイストあふれる個性的な柄を生かしてスタイリッシュなバッグを作ってくれたのは、ハンドメイド作家で人気ブロガーの中山佳苗さん。バッグの前と後ろでフクロウの柄を変えて、両方楽しめるように柄取りしてくれました。

デザイン・製作:中山佳苗


使用した布: Lisa Grue JG50300-301(D)


材料:
□⽣地(側⾯・まち):80cm×130cm
(ポケット・持ち⼿):110cm 幅×40cm
□接着キルト芯:60cm×80cm
□バッグ⽤底板:35×15cm
□スナップ:直径1cm を2組

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フクロウバッグについて、中山さんにいろいろとお尋ねしました。
KF (コッカファブリック:以下、KF) 今回使った布の印象を教えてください。
「これぞ北欧!」とも思える個性的な絵柄に心が躍りました。
どの部分をどのように見せるか? と考えたとき、「両面ともインパクトがあるバッグにしよう!」と思いました。

KF:作品についての特徴や工夫した点は?
物がたくさん入るようにマチをたっぷり取りました。そして、入口部分につけたスナップを留めることでバッグが台形になり、とてもスタイリッシュな形になるようなデザインにしました。

KF:実際に作るときのアドバイスをお願いします。
脇マチの底の部分だけを先に縫うことによって、両サイドバランスよくきれいにマチが縫いつけられると思います。

KF:実際にはどんなふうに使うといいのでしょうか?
絵柄の部分は両サイドともポケットになっています。しかもとても深いので中のものが落ちる心配も少ないです。A4サイズのものも余裕で入りますので、書類を入れると折れなくていいです。PTA関係やお仕事の時にいかがでしょうか?
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KF:中山さん、どうもありがとうございました! フクロウバッグの作り方プロセスも中山さんに撮影していただきましたので、ぜひ、作り方シート(PDF)と合わせて参考にしてくださいね。

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Scandinavian Diary (スカンジナビアン・ダイアリー)

イマジネーションから生まれる 不思議な物語

「スカンジナビアンダイアリー」は、デンマークのデザイナー、リサ・グルーさんのテキスタイルです。ファッション雑誌やファッションブランドのイラストレーションやグラフィックなどを手がけています。
「子どもの頃からずっと、日常生活に不思議な力を取り入れることに夢中でした。自分の人生を色彩豊かで、音楽や花、喜びや笑顔にあふれたものにしたかったのです。テーマを決めてディナーパーティーを開いたり、庭先の花を摘み、古びたスカンジナビアの陶器や美しいテーブルクロスでセッティングを楽しんだり……。
一日一日を魅力的で、思い出深いものにしようとしてきました。
「スカンジナビアンダイアリー」は、そんな日々のなかで私の頭に浮かんだ様々なモチーフであり、人生に不思議な力を取り入れることを思い出せてくれるものなのです」(リサ・グルーさん)

Fox JG50300-300 綿麻キャンバス
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「このモチーフは、スカンジナビアの森を散策しているときに生まれました。実際はスウェーデンの森だったのですが、スウェーデンの森は、神秘に満ちているように思います。おしゃべりする動物が登場するおとぎ話のように、動物たちはとてもフレンドリーで、みんなに手を差しのべたいと思っている……。そんなお話が浮かんだのです」(リサ・グルーさん)

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コッカの出張販売

コッカファブリックの直営店があるのをご存知ですか?
場所は大阪、阪急うめだ本店の10階。こちらでは、代官山のcocca(こちらも”コッカ”と読み、同じく布メーカー、コッカが運営しているんです)の布も扱っています。
その直営店が、先週8日から今週14日(火曜日)まで、同じ阪急うめだ本店、9階催場で開催されている「つくるときめき セッセ手芸雑貨マルシェ2015」で出張販売しています。
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nanniIRO、ジュビリー、テルテン、フィンレイソン……など、人気ブランドのカットクロスなども販売。cocca発信のムーミン柄もお目見えしています。
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こちらはcocca発信の布。刺しゅうを施した布や美しい色彩のチェック柄など、こだわりを感じるファブリッックは、創作意欲をかき立てます。
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coccaメイドのおしゃれなコサージュキットもあったり……。
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会場は、マルシェと謳うだけあって、80近くのクリエイターや手芸ショップがブースを連ねて、連日、大にぎわい。テキスタイルマルシェのコーナーでは、全国各地からシルクやリネンなど、シンプルで質のよい定番布が丸反のままたくさん置かれています。ワゴンにはお値打ちな端切れもいっぱいで、まさに布の迷宮のような空間に、心躍ります。

そのほか、レースやボタンといった手芸の副資材のブースも多数、出店しています。
来週14日(火曜)までの期間限定ですから、いろいろゲットされたい方はぜひ足を運んでみてくださいね。


くったりショルダー

サイズ::縦30cm 横(⼝側)45cm まち10cm

echinoのジャガード生地を使ったショルダーバッグが登場。作ってくれたのは、ハンドメイド作家で人気ブロガーの猪俣友紀さんです。クラシック調の「damask」柄のなかにもechinoらしい「鳥」が描かれたスペシャルな布を、あえて色違いで組み合わせ、個性豊かな作品に仕立ててくれました。

デザイン・製作:猪俣友紀


使用した布: echino damask JG96150-51 (A), (C)


材料:
□⽣地(側⾯A・B、持ち⼿):80cm×60cm
(側⾯C・D):50cm×40cm
(裏布):50cm×80cm
□マグネットボタン(切り込みタイプ):直径1.8cm を1組
□当て布または接着芯:10cm×10cm

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くったりショルダーについて、猪俣さんにいろいろとお尋ねしました。
KF (コッカファブリック:以下、KF) 今回使った布の印象を教えてください。
すごく上品な質感の生地で、どうやったら生地を生かした作品ができるかものすごく悩みました。リビングのクッションカバーやカーテンなど、ファブリック系に使用するとより生地の特性を生かせる気がしますが、今回はあえて、柄を大きく生かしたバッグに仕上げてみました。

KF:作品についての特徴や工夫した点は?
ジャガードニット、そして厚みのある生地だったので普段は片倒しにする縫い代の処理の方法を変えてみました。また、くたっとした質感を上品な生地と融合させるのにどんな作品にしたら一番映えるかものすごく悩みました。色の違う同じ柄を合わせることでシンプルでもインパクトのある作品に仕上げることができたかと思います。

KF:実際に作るときのアドバイスをお願いします。
伸びやすいニットは通常レジロンというニット専用の糸を使用しますが、今回は普通地用のミシン糸で仕上げています。縫い目の幅を3mmほどにすると縫いやすくなります。

仕上げで持ち手をつけるときは、思いっきり目立つように色の違うミシン糸でステッチ感覚で縫い合わせると遊びもでて楽しいです。

今回は布耳を使用していますが、普段は切り落として捨ててしまう部分も作品の中に加えてみると、遊び心があって楽しいです。是非チャレンジしてみてくださいね。

レシピでは布耳を使用していますが、後ろ面の処理と同じように、縫い代で割る縫い方でも代用可能です。
布耳で作る場合は、縫い代の取り方にコツがいるので、最初に後ろ面を作ってから、当てながら幅を決めるのも間違いがなくいいかと思います。

KF:実際にはどんなふうに使うといいのでしょうか?
肩ショルダーを長めにしているので、お好みの長さにあわせると、もう少し脇の下でキュッとするようなワンハンドルができたり、逆に長くするとポシェットにもできるので、用途に合わせて調整していただけたらと思います。

現在は腰骨の当たりで収まるサイズ。荷物が増えても入れやすく、肩にも負担がかかりにくいデザインに仕上げています。

KF:猪俣さん、どうもありがとうございました! くったりショルダーの作り方プロセスも猪俣さんに撮影していただきましたので、ぜひ、作り方シート(PDF)と合わせて参考にしてくださいね。

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echino ジャガードシリーズ

いつものechinoに高級感をプラス

深みと高級感がプラスされた美しい生地、ジャガード織のechinoが登場です
「ジャガード織は、組み合わせる織り糸の陰影や織り方によって表情が生まれます。人気のechino柄もジャガード素材でいっそう大人っぽくなりました。3柄×3配色は、全てechinoらしいカラーリング展開ですが、少し光沢のある糸と立体的な素材感で、シックなイメージに。ジャガード織というと、しっかりとして固くて重たいイメージですが、echinoのジャガードはデザイン性はもちろん、程よい厚み、生地としての扱いやすさなどにこだわりました。インテリアなどのホームソーイングから、バッグや小物まで幅広く楽しんでもらえると思います」(echinoデザイナー古家さん)

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echinoファブリックシリーズのアイコンと言える「sambar」。ドットの部分の織り糸が少しムクっとした糸で織られているので、プリント生地のsambarとはひと味違った立体感のある表情の生地です。シンプルなパターンでもつやのある糸で高級感も感じられます。

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