月別アーカイブ: 2016年5月

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ミシンドローイングの布小物 Nutel (ヌーテル)―渡邊笑理さん

からりと晴れて、夜は涼しいー。
蒸し暑い夏が来る前に、風薫る初夏のひとときを満喫しようと、この季節は各地でイベントや作品展が目白押し。

布にまつわる素敵なイベントはないかな〜と足を運んだのが、Nutel exhibition「コトリ展」です。
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Nutelと書いて、ヌーテル。つまり「縫うてる」。滋賀県の方言で「縫う」ことなんだそう。
デザイナーの渡邊さんは、2003年からミシンを使ってペーパーや布に絵を描くミシンドローイングを始めました。植物や動物、小鳥など、フリーハンドステッチでオーガニックな世界を次々と生み出しています。

東京の作品展に先立ち、今年4月、渡邊さんは鹿児島市のギャラリー、「レトロフト Museo」で「ことばの植物図鑑」という作品展を開きました。
「友人、知人に呼びかけて、古典や小説、童話などに登場する植物を集めました。90種類くらい集まったんですよ。その植物を〝採取″した『ことばの植物図鑑』をもとに、標本を作るように古書にミシンステッチで縫い描いていきました」(渡邊さん)。
会期中は、音楽に合わせてミシンで縫い描く「ライブソーイング」も開催。ミュージック×ソーイングの意外なコラボレーションがとても新鮮だったそう。

先週から始まった東京の作品展会場は、中央区新富町にある生活こっとうのお店「さんのはち」。オーナーの森田さんが小鳥好きということもあり、こちらは小鳥がテーマ。壁面に飾られた植物のドローイングとゆるやかに交じり合いながら、小鳥たちがゆらゆらと舞っています。
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会場にはバッグやブローチ、ボタンなど小鳥モチーフの布小物もいっぱい。
くるんとひもで巻いてとめるポーチは、ミニクラッチとしても活躍しそう。一羽ずつ同じようで違う姿をしています。
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こちらは巾着ポシェット。斜めがけして持つのにちょうどいい大きさです。
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ひとつずつ絵が違うくるみボタン。真っ白いシャツのアクセントにしたら素敵かなあと。
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シンプルな無地のバッグに黒一色のステッチが映えるバッグ。
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小鳥のブローチは人気アイテム。
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「鳥の顔だけどんどん描いていたとき、おばあちゃんに『そんなに作って何に使うん? ブローチにするの?』って聞かれ、あ、ブローチ、それもいいかも……と思ってできあがったんです」(渡邊さん)

「コトリ展」は5月21日まで。なんと17日にはライブソーイングも開催するそう。
「イギリスのブリストルを拠点に活動するWill Newsomeさんとのコラボレーションです。アフリカの弦楽器Kora(コラ)などの演奏に合わせて、即興でミシンドローイングを行ないます!」(渡邊さん)

こじんまりとした心地よい空間で、ゆっくり小鳥たちと戯れるのもよし、ライブソーイングで盛り上がるのもよし。
糸が紡ぎ出すファンタジックな世界をのぞいてみませんか?
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Nuel渡邊笑理さんのホームページ:http://nutel.jp
さんのはちのホームページ:http://3no8.jimdo.com


【RANKING】4月の販売ランキング

  • 1位
    echino 2016
    JG96400-404(D)jg-96400 404d
  • 2位
    フレンチブルドック
    P39600-600(A) p39600_600a
  • 3位
    キッズアニマル
    P41100-101(B)p41100_101b

1位はechino2016コレクションのLine、手描きタッチのストライプ柄です。生地幅の両サイドのラインやドットに施したシルバープリントが、シンプルななかにechinoならではの遊びを感じさせますね。
2位は2月のランキングで3位にランクインしていたフレンチブルドック柄が返り咲きました! フレブル人気、根強い! 3位は初登場のキッズアニマル、犬柄です。様々な犬種が描かれているので、犬好きにはたまらないですね。画像をクリックしていただくと、生地が大きくご覧いただだけます。

販売ランキングは、コッカファブリックを扱ってくださる全国のショップ様からの受注数に基づいています。


タックブラウス

サイズ:M 

これからの季節に大活躍しそうな涼しげなタックブラウスです。使った布は、塩縮加工を施してふんわりと柔らかに仕上げたTSUMIKIシリーズ。独特な凹凸とやさしい透け感が、シンプルなブラウスにほどよいニュアンスを与えてくれます。衿もとにタックを入れることで、さらに豊かな表情に。色違いで何着も作りたくなりますね。

デザイン・製作:コッカファブリック


使用した布:
 TSUMIKI PG104-1(A)


材料:
□表布:97cm×180cm
□接着芯(薄地):90cm幅×20cm

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裁ち方図と作り方はこちら
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コッカファブリックでは、引き続きこちらのCraft&Sewingのコーナーで作品を作ってくださる手作り作家さんを募集しています。詳しくはこちらをご覧ください。


TSUMIKI 2016 春夏コレクション

‘Reading the wind’- 風を詠む

積み木が組み合わさって新たな形を作るように、特殊加工と素材を組み合せた、今までにない上質でワンランク上の生地ー。それがTSUMIKIシリーズです。2016の春夏のコレクションのテーマは「Reading the windー風を詠む」。
目には見えないけれど、ふわりと優しく肌を包む春の風。
穏やかで、たおやかな流れ。息吹を感じてリズムを奏でる……。
様々な表情を見せる春の風達を、塩縮、パンチング、パール加工で表現し、風に舞うテキスタイルが生まれました。

塩縮 チェック PG104-1   波ボーダー PG104-2 バッキンガム
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糸から選んで織り上げたオリジナルの生地に塩縮加工を加え、独特な凹凸で柄を表現しました。
職人の手で丁寧に一反一反、ふんわりと柔らかに仕上げた生地は、春らしい優しい透け感で、いつもの洋服に新たな表情を加えてくれます。
凸凹感が目立つチェック柄は塩縮の魅力をいっそう際立て、波ボーダーは揺らめく風の流れのように柔らかな線が魅力です。

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ミニポーチつきトートバッグ

サイズ:バッグ 縦(側面中央)32.5cm 横44cm まち14cm
    ポーチ 一辺の長さ7cm

小旅行にも持っていける大きめのトートバッグです。使った布は、Törten(テルテン)のCINEMA。「絵画のように、眺めているだけで楽しくなる生地です。布柄全体を大きく使うと同時に、ハギレも可愛く生かせるよう、小さなポーチをお揃いで作りました」(作者・田巻由衣さん)。小さなテトラポーチは、少し布が余ってしまったときに作れる便利小物。作り方を覚えておくといいですね!

デザイン・製作:田巻由衣


使用した布: Törten CINEMA JG49200-1 (A)


材料:
□生地(バッグ側面表布・ポケット表布・ポーチ本体):110cm幅×100cm
   (バッグまち表布・裏布)(11号帆布):92cm幅×110cm
□厚手接着芯:50cm×100cm
□ロープ:直径1.5cmを160cm
□ひも:幅0.3cmを30cm
□マグネットホック(割り足タイプ):直径1.8cmを1組
□プラハトメ:直径5cm、内径2.5cmを4組
□ファスナー:長さ10cmを1本

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ミニポーチつきトートバッグについて、田巻さんにいろいろとお尋ねしました。
KF (コッカファブリック:以下、KF) 今回使った布の印象を教えてください。
絵画のように、眺めているだけで楽しくなる生地です。
CINEMAと名前の付いた柄の印象から、
小旅行にも持っていける大きなバッグを、と考えました。
布柄全体を大きく使うと同時に、ハギレも可愛く生かせるよう、小さなポーチをお揃いで。

KF:作品についての特徴や工夫した点は?
広々としたサイドのポケットには、レジャーシートやビーチサンダルがすっぽり入ってしまいます♪マザーズバッグとしてもおすすめです。
ミニポーチは小銭やお薬、アクセサリーケースに便利です。

KF:実際に作るときのアドバイスをお願いします。
縫いにくいのはマチと本体を合わせるときの底のカーブですが、
こまかく仮留めし、しつけをかけてゆっくり縫えば大丈夫です。
横からみても可愛いフォルムのバッグになりますので、
カーブを縫うのが苦手な方も、ぜひ挑戦してみてください。

KF:実際に使うときのコーディネートアドバイスをお願いします!
海や公園にお出かけするとき。シンプル・カジュアルなお洋服に似合いそうです♪

KF:田巻さん、どうもありがとうございました!ミニポーチつきトートバッグの作り方プロセスも田巻さんに撮影していただきましたので、ぜひ、作り方シート(PDF)と合わせて参考にしてくださいね。

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