ポットホルダー

サイズ:縦10cm 口側の直径10cm

実用的でかわいいトンガリあたまの鍋つかみです。柄や色の組み合わせで何通りもできるので、キッチンのデコレーションアイテムにもぴったり。気分やお料理に合わせて使い分けたら、毎日のお料理も楽しくなりそう。

デザイン・製作:戸田亜由美


使用した布:
 (表布)tayutou JG50900-901B
(裏布)tayutou JG50810-10I


材料:
□生地(表布):30cm×15cm
   (裏布):30cm×15cm
□キルト芯:30cm×15cm
□テープ:幅0.6~0.7cmを6cm

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*作品写真の無断転載はご遠慮ください。

ポットホルダーについて、戸田さんにいろいろとお尋ねしました。
KF (コッカファブリック:以下、KF) 今回使った布の印象を教えてください。この布のどんな点を生かしましたか?
キッチン道具でありながら、見た目もかわいい癒しグッズのトンガリアタマのナベツカミです。
パスタ皿が積み重なっているイメージの柄「pasta」で作りました。

KF:作品についての特徴や工夫した点は?
ハーフリネンキャンバス生地自体しっかりした生地なので、通常のナベツカミ業務には役立てるかと思いますが、不燃生地ではないので、火の近くやオーブンなど高温になる際のご使用時は十分に気をつけてください。

KF:実際に作るときのアドバイスをお願いします。
中綿をはさんで縫い合わせるので、表返しするときに少しキツイかと思いますが、無理せず少しずつ返していけば大丈夫です。

KF:実際にはどんなふうに使うといいのでしょうか?
いろいろな柄でいくつか作って積み重ねておいてもかわいいです。両手鍋や土鍋用に二つセットで作っておくと便利です。ナベツカミ用途以外では一人用の小さなティーポットの上に帽子のようにかぶせてテーブルへ。
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KF:戸田さん、どうもありがとうございました! ポットホルダーの作り方プロセスも戸田さんに撮影していただきましたので、ぜひ、作り方シート(PDF)と合わせて参考にしてくださいね。

ポットホルダーの作り方

1.
process01
柄生地を上に、キルト芯を下に置く。半分に折ったテープをセンターに、「わ」を弧側に向くように配置し、仕上がり線より5mm外側部分で縫いとめる。

2.
process02
1と無地を中表に合わせる。

3.
process03
弧側の仕上がり線で縫い合わせる。

4.
process04
柄生地、無地をそれぞれ縫い合わせる。無地は5〜6cmほど返し口用に縫わずに開けておく。

5.
process05
柄生地、無地の円錐の頂点付近を、仕上がり線より外側5mmほどのところで4〜5針縫い合わせる。

6.
process06
返し口から表に返し、返し口をはしご縫いで閉じる。

裁ち方図と作り方はこちら
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