ブラック×シルバーのスタイリッシュなトートバッグです。使った布はechinoの新柄。内布のビビッドなライトグリーンの無地もechinoです。持ち手はTシャツヤーンを三つ編みしておしゃれに仕上げました。
使用した布: (表布)echino EKX-97000-700C
(裏布)echino JG95410-10J
材料:
□生地(表布):110cm幅×50cm
(裏布):110cm幅×50cm
□Tシャツヤーン:24m
□アクリルテープ:幅2.5cmを16cm
□脚つきボタン:直径1.5cmを2個
□マグネットホック(差し込みタイプ):直径1.8cmを1組
ショルダートートバッグについて、あんりこさんにいろいろとお尋ねしました。
KF (コッカファブリック:以下、KF) 今回使った布の印象を教えてください。
大きく大胆な柄ですが、黒地にシルバープリントと落ち着いた雰囲気でしたので、形も大人の女性が持ちやすい、可愛すぎないものを目指しました。
KF:作品についての特徴や工夫した点は?
バッグ自体はお弁当袋のような巾着を大きくしただけの、とても作りやすいものですが、持ち手にひと手間でデザイン性をプラスしてみました。人気沸騰で手に入りやすいTシャツヤーンを三つ編みするだけ、手間と言っても小一時間です。
KF:実際に作るときのアドバイスをお願いします。
特に難しい点はないのですが、サイドの縫い止まりはしっかりと返し縫いをしてください。
KF:実際にはどんなふうに使うといいのでしょうか?
この雰囲気ですから、お洋服とは合わせやすいかと思います。アレンジ案として、Tシャツヤーンはアクリルテープなどより市販されている色柄が大変豊富です、ショルダーに派手色を使ったり、色を混ぜたりと遊んでみるのも楽しいですね。
KF:あんりこさん、どうもありがとうございました!ショルダートートバッグの作り方プロセスもあんりこさんに撮影していただきましたので、ぜひ、作り方シート(PDF)と合わせて参考にしてくださいね。
ショルダートートバッグの作り方
1.
表布・内布ともに、袋を作るだけですが、縫代を割る、入れ口の縫代を三つ折りする、などアイロンをしっかり掛けると作業効率がいいですよ。
2.
入れ口の留め具は、マグネットホックを付けたタブを挟み付けする方法をとりました。タブがあると遊びが出来て、閉じたままでも多少の出し入れが出来たりと、使い勝手もなかなかいいのです。
3.
タブも内布も挟んで、紐通し口を作りながら一気に仕上げてしまいます。ただ、タブの部分はけっこうな厚みになりますので、太めの針で、ミシンをゆっくり進めてください。
4.
肩紐を作ります。4本取りの三つ編みをするのに、6本を中心で折ってスタートです。肩紐を輪にするためのボタンはここで通してしまって手間なしです。
5.
ひたすら三つ編みをした後の編み終わりは、長めに残っている1本を選んでクルっと他を束ね、ギューっと絞ります。
6.
紐通し口にグイグイと肩紐を押し込み、お好みの長さでボタンを三つ編みに掛けたら完成です。
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