お財布や携帯など外出時の必需品がきちんと入る、小ぶりサイズのバケツ型バッグです。主役の布は、ビビッドな蛍光色が目にまぶしい「african color」シリーズ。本体は厚手の6号帆布でシンプル&本格的に。スナップボタンを留める位置で持ち手の長さを調節できるようにひと工夫。チェーンなどをつないでショルダーバッグとして使うこともできます。
使用した布: P46100-100A シーチング
材料:
□生地(ポケット・口布):70cm×50cm
(側面・底(6号帆布)):80cm×30cm
□PPバンド:幅2.5cmを50cm
□ワンサイドステッチレザーコード:直径0.8cmを14cm
□麻ひも:1.2m
□ワンタッチプラスナップボタン:直径1.4cmを2組
2wayバケットバッグについて、田巻さんにいろいろとお尋ねしました。
KF (コッカファブリック:以下、KF) 今回使った布の印象を教えてください。
蛍光色が目を引きました。色合わせや柄もとても好きで、
春から秋まで、たくさん持ち歩けるものを作りたいと思いました。
KF:作品についての特徴や工夫した点は?
流行りのバケツ型を、持ったときにカワイイ大きさで。
お財布・携帯・タオルやペンケース、
良く使うものがきちんと入るようにしました。
中身を隠すこともできますし、取り出しやすい外ポケットも便利です。
スナップボタンを留める位置で持ち手の長さを調節でき、
別の持ち手(チェーンなど)をコードに繋ぐことも可能です。
KF:実際に作るときのアドバイスをお願いします。
6号帆布は少し硬いですが、african colorにも雰囲気がぴったりで
本格的な仕上がりになります。丸い底を本体と縫い合わせるときは
ソーイングクリップでとめたり、しつけをするなど、丁寧に準備することで
きれいな丸底に仕上がると思います。
KF:実際にはどんなふうに使うといいのでしょうか?
シンプルな服に合わせたら、素敵なアクセントになりそうです。
毎日使いたいサイズ感も気に入っています!
KF:田巻さん、どうもありがとうございました!2wayバケットバッグの作り方プロセスも田巻さんに撮影していただきましたので、ぜひ、作り方シート(PDF)と合わせて参考にしてくださいね。
2wayバケットバッグの作り方
2.口布を作ります。
口側を三つ折りにしアイロンで折り目をつけます。2枚同様に。
3.
一度ひらき、2枚を中表に合わせ、あきどまりまで脇を縫います。
縫い代を割り、表からステッチして縫い代をおさえます。
5.ポケットを作り、本体を作ります。
上下の辺を三つ折りにし、上辺は表からステッチをかけます。
ポケットを重ね、脇を仮縫いし、ポケット下辺を縫いつけます。
縫い代をジグザグミシン(またはロックミシン)で処理します。※口側は後からでOK
中表になるよう本体を半分に軽く折り、端を縫い合わせます。
7.
縫い合わせ部分が後ろの中心になるようにし、
持ち手を後ろ中心に、コードを両脇に仮留めします。
8.口布と本体を合わせます
口布を中表で本体に重ね、一周縫い合わせます。
縫い代にジグザグミシン(またはロックミシン)をかけます。
10.
口布を本体の内側に入れた状態で口側を一周ステッチします。
持ち手の端に端ミシンをかけほつれ止めを塗ります。
本体と持ち手にスナップボタンをつけて完成です。
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