Inspiration file 19 羊毛フェルトの森の動物たち

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ここ数年、ハンドメイド作品を売買できるサイトがふえました。
最近では、各サイトともネット上の販売に加え、出品作家さん自らが店頭に立って販売するリアルマーケットもさかんに行っています。ふだんはネット上だけのおつきあいの作家さんに会えるので、ファンにとってはうれしい催し。そして、作家さんにとってもお客様と直接お話ができる、貴重な場です。
現在、そんなネットマーケットのひとつ、tetote(テトテ)が、大阪で開催している「tetoteハンドメイドバザール@阪急うめだ本店」で、素敵な作家さんを見つけました。

会場で思わず目が合ってしまった(!)、かわいい動物たち。
写真は、羊毛フェルト作家のLycka(リュッカ)さんの作品です。

フェルトの持つ柔らかな手触りが大好きというLyckaさんは、2年くらい前から、羊毛の柔らかな手触りに魅せられて、作品づくりを始めました。

「Lycka(リュッカ)とはスウェーデン語で“幸せ”を意味します。
1人でも多くの人に羊毛フェルトを通じて幸せな気持ちになっていただけるような
作品づくりを目指しています」

写真の作品のテーマは、「森の動物たち」。
果物を分け合って食べている、森の食事会だそう。ほのぼのとした雰囲気が伝わってきます。
「うさぎは、本物のうさぎを観察しながら作りました。黒い羊毛でうさざの目にアイラインを入れたりしています」

「羊毛は頭の中でイメージしたものが、そのまま形になっていくのが楽しい」とLyckaさん。
針と糸を使わないで、形づくっていくのが羊毛クラフトの面白さ。ふだんソーイングに慣れ親しんでいる人には、「製図がない」というのが、心もとない感じも少し。でも、たまには、自分のイメージや感性の赴くままに、形をつくってみるのも、新たな発見があるかもしれませんよね。

Lycka(リュッカ)さんのサイトは、こちら