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かぎ針編みのプチケーキ 

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直径2cm足らずの小さなケーキは、編み物作家、with ink.のイトウスミさんの作品です。

「日常をちょっと幸せにするかわいいもの」。
そんなコンセプトで作品を生み出しているイトウさん。かわいさがぎゅっとつまった小さな世界を、糸一本でここまで表現できるなんて素敵ですね。

写真のいちごとブルーベリーのケーキは、土台部分は同じ編み図。20番のレース糸をかぎ針0号で編んでいます。
金具をつけてストラップにしたり、バッグチャームにしたり、使い方はいろいろです。長いチェーンをつけたら、ネックレスのペンダントヘッドにもなります。携帯ストラップをつけられないスマホ利用者の間では、イヤホンジャックのアクセサリーとして楽しんでいる人もいるようですよ。

「11月中旬にフランスの手芸雑誌「marie claire idees』が主催する手芸見本市、サボワール・フェールに参加しました。友人のブースに少しだけ作品を展示させていただきました」(イトウさん)

パリで開催された見本市は、一般のお客様も作品を購入したり、ワークショップに参加できたりする、楽しい手芸の祭典です。フランス中から手芸好きが集まる会場は、熱気ムンムン。たくさんの手芸品が並ぶ会場で、日本人ならではの繊細さで可愛く仕立てたイトウさんのニット小物に、パリのマダムもびっくり。あれこれと質問が飛び交う場面もあったそう。

海を越えて、パリのマダムたちにも、小さな幸せをおすそわけ–。
イトウさんのブログには、そのときの様子が詳しく綴られています。

イトウスミさんのブログ「手作り大好き ひとりごと」はこちら
http://plaza.rakuten.co.jp/withink/


ミッキーのあずま袋

サイズ:縦20cm、横40cm 

もともとは風呂敷を縫い合わせて袋状にしたことから始まったあずま(あづま)袋。長方形の布を直線で縫うだけのかんたんバッグです。ちょぴり懐かしい形が、ビンテージのミッキーにマッチしていますね。作ってくれたのは、ソーイング大好きママの林恭子さんです。

デザイン・製作:林恭子


使用した布: G7008-1 (A)、(B)


材料:
□生地(表布A、裏布A):60cm×30cm
   (表布B、裏布B):60cm×60cm

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ミッキーのあずま袋について、林さんにいろいろとお尋ねしました。
KF (コッカファブリック:以下、KF) 今回使った布の印象を教えてください。
薄手のシーチングなので初心者でも扱いやすく、作業がスムーズでした。薄手なので表地と裏地を同じ生地で作っても厚くならずに縫いやすく軽く仕上がります。

KF:作品についての特徴や工夫した点は?
昔から使われている普遍的なデザインをカジュアルに使いこなせるよう、可愛い柄生地を選びました。一枚で作ると端処理など面倒な部分を裏地付きにすることで省きました。縫い代の重なりを最小限に押さえるよう縫い方や縫い代の倒し方向を考えました。

KF:実際に作るときのアドバイスをお願いします。
生地をバイアスに使うので思った通りに柄が出ないことがあります。縫う前にカットした布を出来上がりにピンで留めてみると形になった時の柄の出かたが見えるので失敗しないと思います。その縫い合わせる場所をマスキングテープやシールなどでマークすると間違いが減りますよ。

KF:実際にはどんなふうに使うといいのでしょうか?
基本は正方形なのでサイズを変えればお弁当袋にもなるし、大きくすればショッピングバッグにもなります。また表と裏の柄を変えてリバーシブルのデザインにもなるので、いろいろなアレンジで自分好みの袋を作ってください!

KF:林さん、どうもありがとうございました! 作り方プロセスも林さんに撮影していただきましたので、ぜひ、作り方シート(PDF)と合わせて参考にしてくださいね。

ミッキーのあずま袋の作り方

1.

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型紙を置いて、布を裁ちます。使いたい柄の場所に型紙を置いてみると間違いがないですよ。

2.
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裁断の後、縫う箇所を予めマステやシールなのでマークしておくと間違いが起きにくいです。

3.
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▲(AとB)を縫う。Aの端を1cm縫わない。端を縫わないよう、折り線を付けたりペンで書くといいです。

4.
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縫い代を外側へ倒す。
表から見て外側へアイロンを滑 らせるように掛けるとキレイに倒れます。BとBをはいだ所(画面右下)は最終的に底側に倒します。

5.
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表袋と裏袋を中表に合わせたところ。BとBをはいだ所(画面左側)は最終的に底側に倒します。

6.
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返し口を6cm残し、周囲を1cmで縫う。縫った後、返し口を爪でしごくとひっくり返した後返し口がキレイで縫いやすい。

7.
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V字部分に切り込みを入れる。縫い代がたくさん重なっていますが、表地と裏地の一枚ずつを切るようにする。

8.
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返し口から表へひっくり返す。返すときに縫い代を折って重ねてから返すと角がキレイに出る。

8.
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できあがりです!

裁ち方図と作り方はこちら
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コッカファブリックでは、引き続きこちらのCraft&Sewingのコーナーで作品を作ってくださる手作り作家さんを募集しています。詳しくはこちらをご覧ください。


【PRESS】nani IRO生地掲載のご紹介

ニナーズ マタニティvol.2

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おしゃれで可愛い! 役立つプレママ誌の『ニナーズ マタニティvol.2』(祥伝社)の「作って、考えて、ベビーを迎えましょう」特集に、nani IROの生地を使ったベビーグッズが紹介されました。うぶ着、スタイ、おくるみが作り方つきで載っています!


ビンテージ風シーチング

ポップでキュートなデザインが魅力

ミッキーマウスをはじめ、人気キャラクターのビンテージ布は、なんともいえないノスタルジックな雰囲気がありますよね。そんな独特の風合いを生かして、ベッドシーチングをリメイクしてバッグを作ったりするおしゃれママもふえています。でも、実際のビンテージ布は、はぎれが多くて、希望の大きさがなかったり、インポートものなので高くて手が出なかったり。そこで今回、コッカでは、ビンテージ感をできる限り再現したキャラクターファブリックを作りました! 入園入学用のレッスンバッグやシューズケースなどはもちろん、子ども部屋のインテリアにしても素敵です。

ミッキーシーチング G7008-1 シーチング
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年代物のアートをモチーフにした柄です。あえて、「型ずれ」も入れながら、色味もレトロに仕上げました。

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ロシア刺繍のティーコゼー

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とうとう11月になってしまいましたね。街のディスプレイは一気にクリスマスに。それにまぎれて「11月1日は紅茶の日」というポップが目にとまりました。

どんどん日も短くなって、寒い夜にはあったかーい紅茶が飲みたいわよね。ということで、「紅茶の日」は11月になったのかしら・・? 日本紅茶協会のサイトによると、この「紅茶の日」は、1983年に日本紅茶協会により定められたそう。その由来は、1791年(寛政3年)の11月1日に、伊勢の国(現・三重県)出身の船頭・大黒屋光太夫という人物が、ロシアの女帝・エカテリーナ2世のお茶会に招かれ、日本人として初めて本格的な紅茶を飲んだ、という逸話からきているのだそう。

そうなんですね。「ロシア皇帝のお茶会」・・・。
というわけで、今週は、ロシアつながりの作品をご紹介。写真のティーコゼーは、1950年代にロシアで出版された、小中学生向けの刺繍図案に載っていた図案をもとに、刺繍愛好家の方が作ったものです。もとの図案は、絵画のような彩色図案。針葉樹にとまった小鳥さんは、サテンステッチやロングアンドショートステッチを駆使して、多色使いで仕上げています。

ロシア刺繍といえば、赤い糸で刺したアルハンゲリスク地方の赤い刺繍がよく知られていますが、この小鳥さんのように、自然をモチーフにした図案もたくさんあるようです。クローバーやタンポポ、ヒナゲシ、カモミールなど、夏の野原を彩る草花も、よく図案に登場するそう。長く寒い冬を過ごさなければならないロシアでは、つかのまの夏の美しさを心にとどめるかのように、クラフトの世界でも自然モチーフが愛されていたのですね。

「紅茶の日」にちなんで、ママレードをたっぷり入れたロシアンティーをお供に、晩秋の手作りタイムを愉しんでみませんか?