おしゃれソーイングの丸底小物入れ

サイズ:直径12cm、高さ12.5cm

楽しいソーイングモチーフのパネル柄、tiketiketicを使った作品が登場。作ってくれたのは、人気ブロガー、neige+さんこと、猪俣友紀さんです。

デザイン・製作:猪俣友紀(neige+)


使用した布:
tiketiketic P24700-700 (A)


材料:
□生地(表底、裏布):50cm幅×70cm
□接着キルト芯:40cm×30cm
□レース:幅1cmを20cm
□山道テープ:テープ幅0.4cmを20cm
□タグ:0.9cm×1.5cmを1枚

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丸底小物入れについて、猪俣さんにいろいろとお尋ねしました。
KF (コッカファブリック:以下、KF) 今回使った布の印象を教えてください。
パステルカラーでインパクトのあるミシンのデザイン。この柄一面をパネルとして使ったら映えそう!と思ったのが第一印象です。なので、目でみて楽しめるパーツを集めました。

KF:作品についての特徴や工夫した点は?
柄自体が手作りやソーイングを想像させるデザインだったので、実際にそのイメージにあわせて実用的に使えるといいなと思い、小物入れをデザインしました。

KF:実際に作るときのアドバイスをお願いします。
丸底はきれいに円形を出すのが難しいところでもありますが、切込みを入れる順番など、丁寧に準備をすればきれいな形に仕上がります。焦らずゆっくりがきれいに作るコツです。

KF:実際にはどんなふうに使うといいのでしょうか?
ぜひミシンのそばに、そしてソーインググッズの収納ボックスに。道具入れが目でも楽しめると、ハンドメイドの時間が楽しく過ごせそう。

KF:猪俣さん、どうもありがとうございました!丸底小物入れの作り方プロセスも猪俣さんに撮影していただきましたので、ぜひ、作り方シート(PDF)と合わせて参考にしてくださいね。

作り方
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1. まず図のように順番にはぎあわせて端ステッチ。レースも縫い付けて、わにします。

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2.裁断するときに時にあらかじめ合印(ノッチ)を丸底と側面に入れておいて、それに合わせて待ち針で4か所合わせます。

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3. 他の部分にも側面側に切り込みを入れ、円のカーブに合わせて待ち針でとめていきます。縫い合わせるときは必ず側面を底に合わせるようにして縫います。写真は、側面を底に縫い合わせたところ。この時はまだ円形の底にはノッチ(合印)以外の切り込みは入れません。

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4. 裏布は接着キルト芯を貼り、返し口を残してわにし、端ステッチをします。

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5.側面と底をミシンで縫い合わせます。一気に縫わずに途中で針をとめて、布のゆがみを直しながらゆっくりと縫いましょう。目打ちで生地を押さえながら縫うといいですよ。

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6.ここで側面に切り込みを入れた同じ場所に、底にも切り込みを入れます。

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7.表地のみ表に返します。

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8.この状態でそのまま裏布に入れて待ち針でとめます。

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9.周囲をぐるりと縫ったら、返し口から表に返し、返し口をコの字とじでまつります。

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10.口の部分にステッチを二本縫って完成です!

製図と作り方はこちら
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コッカファブリックでは、引き続きこちらのCraft&Sawingのコーナーで作品を作ってくださる手作り作家さんを募集しています。詳しくはこちらをご覧ください。


tiketiketic (ティケティケティク)

ソーイングモチーフのパネル柄

今回、ご紹介するのはパネル柄です。シリーズ名の「ティケティケティク」とは、フランス語でミシンの音のこと。トルソー、ミシン、小さなボタン・・・。ソーイングにまつわるお気に入りモチーフを、1枚の布のなかにぎゅっと詰めました。。大きいパネルはバッグに、小さいモチーフはポーチに・・・。表布にはメインパネル、持ち手はボーダー部分、横マチはサブ柄など、切り取り方によって、何通りものパターンが作れるので、1枚の布でいろいろな組み合わせができますよ。洋裁道具入れやピンクッションなど、ソーイングをするときに必要な小物も一緒に作ったら、手作りの時間がいっそう楽しくなりそう。

トルソー  P25000-500   オックス
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  • tike500_1
  • tike500_2
  • tike500_3

ミシンや、トルソーなどのモチーフを切り取ってポイントに使ってもらえるよう、大きく単体で並べてみました。裾の英字のボーダーはバッグのボトムや横マチに使ったら、一枚の布で違った柄を組み合わせているような雰囲気になりますね。

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秋の装いは、ビーズ刺繍のおしゃれバッグで

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「暑さ寒さも彼岸まで」。
早いもので、もう9月も半ば。今週の三連休は、大雨だった先週と打って変わってさわやかな晴天になりましたね。日差しもずいぶんやわらかくなり、お洋服屋さんのショーウインドウも、サマーセールの赤札に代わって、シックな秋の新作がいち早く並んでいます。

秋はおしゃれがしたくなる季節。
夏じゅう活躍したサンダルも、秋の日差しのもとでは何となく色あせてみえるし、一緒にコーデしたかごバッグやリネンのトートもいったん選手交替。’秋仕様’のバッグは、ちょっと手のこんだ、おしゃれな作品を作りたくなりませんか? 

写真は、Angelica Leafデザイナー・鈴木みきさんのビーズ刺繍のバッグです。グレイッシュパープルに手染めした別珍の生地に、草木染めした手より糸とビーズをコラージュしています。ちらっと見える持ち手は、イタリアのやわらかな牛革です。

「草木染めした手より糸は、フェルティングニードル(羊毛用の針)を使って、布にたたいていくと、繊維同士がからまり、縫わなくても布にくっつきます。ちょっとしたアレンジにとっても便利ですよ」(鈴木みきさん)

透明感のある丸小ビーズや竹ビーズで花モチーフを作り、同じトーンの刺繍糸で葉っぱを刺すー。それだけで、ぐっとおしゃれになりますね。もしレースをプラスするなら、紅茶染めなどを施して、セピア色のアンティーク調にまとめても素敵な予感。

秋の夜長に読書、もいいけれど、針仕事も心が安らぎそう。昼間はミシンがけ、夜は手縫いでちくちく・・・。そんな時間を楽しみたいですね。

Angelica Leafデザイナー・鈴木みきさんのサイトはこちら http://angelicaleaf.ocnk.net


エチノ・decoro柄のランプシェード

サイズ:下の直径約25cm、高さ30cm

先週に引き続き、echinoの新柄を使った作品の登場です。今回、使用した布は、空間のデコレーションにぴったりなdecoro柄。作品を作ってくれたのは、Anriさんです。Anriさんが選んだ布は、シマウマとハチがそれぞれ対になったストライプのテキスタイル、twin。布の柄ゆきを生かした、素敵なランプシェードを作ってくれました!

デザイン・製作:Anri(http://ananrinrin.blog51.fc2.com/


使用した布:
echino decoro twin JG99550-51 (D)


材料:
□生地(表布):110cm幅×30cm
□接着芯:110cm×30cm
□コットンの合太くらいの手編み糸
□ワイヤー:直径1.5mmを1.3m
□薄手麻テープ:幅0.7cmを2.2m

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ランプシェードについて、Anriさんにいろいろとお尋ねしました。
KF (コッカファブリック:以下、KF) 今回使った布の印象を教えてください。
このレトロな雰囲気をそのまま活かせるかと、インテリア雑貨に使うことにしました。綿麻シーチングは、アイロンがよく効いて、縫いやすい素材でした。今回はミシン目がほとんど出ませんが、ミシン糸の色選びでも印象が変わりそうですね。

KF:作品についての特徴や工夫した点は?
どれも素敵で捨てがたい、4つの柄の組み合わせ…全部使いたい!全部見せたい!と思ったので、プリーツで縮め、布の幅いっぱいに使いました。布に張りを持たせて形を維持させるために、中厚の接着芯を全面に貼りました。これによってプリーツはより維持され、作業も楽になり、完成後もカチっと決まります。

KF:実際に作るときのアドバイスをお願いします。
高さやプリーツの幅、ワイヤーの大きさなど、どこをとっても自由にアレンジがききます。こちらでは手に入りやすい、ホームセンターで数百円の照明器具を使いましたが、LED対応のものやアンティーク風のものなど、器具を選ぶと用途や雰囲気を変えられると思います。

KF:実際にはどんなふうに使うといいのでしょうか?
穴を開けてリボンや麻紐などを通しても可愛いと思います。インパクトがあるので、殺風景になりがちな階段や廊下、洗面スペースの照明に使うのも楽しいと思います。

KF:Anriさん、どうもありがとうございました!ランプシェードの作り方プロセスもAnriさんに撮影していただきましたので、ぜひ、作り方シート(PDF)と合わせて参考にしてくださいね。

作り方
工程1
1. ワイヤーを切ります。次の工程でサイズを固定するので、重なる部分を残しておおまかな長さで大丈夫です。

工程2
2.糸を巻きつけながら直径を固定します。この糸が滑り止めの役割もし、シェードが安定します。今回はコットンの毛糸を使いましたが、丈夫で滑りにくい糸が適しています。

工程3
3. 器具に引っかかるように、小さなワイヤーを中くらいのワイヤーの真ん中に固定します。この糸が、あとの工程でシェードに縫いつける際のガイドになると、とても作業が楽なのでプリーツの谷折りの数と同数の10本かけます。

工程4
4. 30cmにカットした布全面に接着芯をアイロンで貼ります。この時、生地を伸ばさないように丁寧にアイロンをあてます。また、アイロンの温度が高すぎてもたわんでしまったりするので、中程度から様子を見ながら貼るときれいに仕上がります。

工程5
5.5cm毎にジグザグにアイロンをかけ、プリーツを作ります。端の処理をする前の段階でアイロンをかけておくと、端の厚みが邪魔しないため、均等に折り目をつけやすいです。機械と違って手作業ですから、電卓通りにはいきません。そのため、裁断の時点では幅をカットせず、折り終えたプリーツの端が幅となるようにすると失敗がありません。

工程6
6.布の上下にロックミシンをかけます。接着芯が貼ってあるのでかけなくてもほつれは少ないですが、かけるとよりきれいです。次に表側にテープを縫いつけます。この時、ミシンの上糸は布の色に、下糸は接着芯の色に合わせるとミシン目が目立ちにくくなります。今回は、上糸は紺色、下糸は生成りを使いました。ポツポツと紺色の点が見えるのが上糸です。

工程7
7.テープがつき、端の処理が終わったところです。プリーツが保ちやすいよう、テープは薄手のものが適しています。今回は麻の織りがゆるいテープを使いました。

工程8
8.プリーツの端を中表に縫い合わせ、筒状にします。この時、テープの端も一緒に縫いこんでしまいます。縫代を残し、余りはカットし、ロックミシンをかけます。そして、表からコバステッチ(端ミシン)でおさえます。

工程9
9.筒状になった布を、上から7cmのところで3のワイヤーに縫いつけます。7cmというのは、電球が真ん中に近づくようにということと、黒いソケットを隠すためです。
 奥へ縫いつけるのはやりにくいですが、3でかけた糸が縫いつける位置の印になっているので少し手間が軽減されています。

工程10
10.一番大きなワイヤーも9と同様、下から5cmのところに縫いつけます。このワイヤーは、上部のワイヤーと同サイズにして円柱形でもステキだと思います。また、なくても問題ありませんが、あると開き具合が固定されるのできれいです。

工程11
11.点灯すると、柔らかな光に柄が透かされます。天井に映るシルエットは、プリーツの形通り、星形です。

製図と作り方はこちら
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【RANKING】8月の販売ランキング

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