Ruby Star Polka Dot(ルビースターポルカドット)

洋服やバッグにおすすめ! レトロでおしゃれなテキスタイル

Visit Artist のコーナーでご紹介した、メロディ・ミラーさんの新柄です。
「このコレクションには、すべて金色のドットが入っています。だからルビースターポルカドットと名づけました。昨年始めた取り組みのひとつに、インターナショナルキルトショーのブースに、次のコレクションのヒントになるようなアイテムを加えていることです。たとえば昨秋は、矢がいっぱいに入ったベースを置きました。それが今回の新作、arrows(矢)柄につながりました。この柄は、今まで何人もの人から「洋服に合う柄をデザインして!」というリクエストがあったので、その要望にも応えられるようデザインしたものです」(メロディさん)

メロディさん自身は、このシリーズの布で、スカートやバッグ、ピロー、ハンドタオルやポットホルダーといったキッチンアイテムまで、いろんなものを作ったそう。「友人のAlexiaは、『Green Bee Patterns』という洋服のパターンを製作しているのですが、キルトショーのサンプルのために、子ども服や大人用のチュニック、ソーイングキット、ハンドバッグなどを作ってくれました!」(メロディさん)

flower JG56500-500  綿麻キャンバス
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ビビッドなピンクの花柄が目を引くボーダー柄です。「友だちのAlexiaは、『Green Bee Patterns』という名前でソーイングパターンを作っているのですが、キルトショーのサンプルのために、彼女のパターンを使って、この生地で可愛い子ども服を作ってくれました!」(メロディさん)

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Inspiration file 14
夏のワンピース 自分らしく楽しむには?

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道行く人たちのファッションをながめていると、夏は、ワンピースを着ている女性がとても多くなるように思います。カシュクールタイプの涼しそうな胸元、ウエストにきゅっとリボンを巻いた愛らしい姿。
ワンピースのデザインや柄に合わせて、夏ならではのかごバッグやサンダルをコーディネートしたり……。「暑い、暑い」といいながらも、ワンピースだったら、夏のおしゃれも存分に楽しめそうな気がしてきます。

イラストレーターの小野みきさんは、白いワンピースが大好き。とくに夏になると出番が多くなるので、ワードローブには、同じようで微妙に違う(!)ワンピースがずらりと並ぶそう。

そんなデザイン違いのワンピースのなかで、ひときわ異彩を放っているのが、写真のワンピースです。
「じつはこれ、シーツで作ったんですよ。それだけでは寂しかったので、裾にイラストを描いちゃいました!」

赤、ピンク、きいろ…。色とりどりの絵具で描かれた花は、いまにもおしゃべりを始めそうなほど、生き生きと、楽しそうに白い”シーツ畑”に踊っています。

夏のひと手間リメイク。
要らなくなったシーツで洋服を作る。これだったらシミがあっても大丈夫(笑)。
子どもたちと一緒の夏休みのホームワーク、こんな洋服作りもありなのでは?

小野みきさんのサイトはこちら
http://www.mikiono.jp/


ダンサープリントのグラニーバッグ

ふんわりとしたフォルムが人気のグラニーバッグ。肌の色も髪の色も違う少女たちが、一列になって踊っているシーンを主役に使いました。tiny dancer のシリーズの柄がすべて入っているボーダー柄なので、一枚布で作っても、パッチワークしたような楽しさがあります。

本体表布の口や見返しに接着芯を貼るときは、伸びないように気をつけて。また、持ち手を見返しに入れてステッチするときに、中に通している持ち手を一緒に縫い込まないように注意しましょう。

材料
□ 生地:(表布)110cm幅×50cm (裏布)110cm幅×40cm
□ 中厚接着芯:110cm幅×20cm


使用した布:tiny dancer
dancer border panel print JG42000-2 (C)

cs15_grannybag

裁ち方図と作り方、型紙はこちら
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tiny dancer (タイニーダンサー)

世界中の人たちに愛される 小さなバレリーナ

今回、ご紹介するのは、アメリカのテキスタイルブランド、melimba(メリンバ)です。デザインを手がけるのは、テキサス州在住のメリッサ・ウッドさんと、彼女の妹のベッカさん。コッカでの初シリーズが、この「tiny dancer」です。

「子どもの頃、母にペーパードールの作り方を教わってから、ドール作りが大好きになりました。私には、バレリーナになった親友がいるのですが、彼女のショーの成功を願って、特別なバレリーナのペーパードールを作ったことがあります。すごく楽しい作業だったんですが、あるとき、紙をカットする時間を節約したくて、パソコンで作ってみたんです。シーンに合わせて洋服を変えてみたり…。そのときに、ダンシング・バレリーナというアイデアを思いつきました。もうひとりの妹のレベッカや、私の娘がダンス好きだったこともあり、『tiny dancer』が誕生したんです!」

このシリーズをデザインするとき、妹のレベッカさんには本当に助けられたというメリッサさん。「世界中の女の子を象徴するようなダンサーを描くことが、とても大切なことでした。なぜって、ダンスは世界の共通語ですから。いろんな国の人が、ダンスという共通項で集まるなんて、素敵なアイデアとだと思いませんか?妹のベッカと私は、さまざまな人種を代表する肌の色、髪の色を表現しようと試行錯誤を重ねました。それは骨の折れる作業だったけれど、私たちにとっては重要なこと。みんながこの布を見たときに、もし、自分たちになじみのある肌や髪の色のダンサーがいたら、『あ、私たちの代表がいる!』って思ってくれるでしょう?」

ダンサーをテーマにした布ですが、シリーズには、花柄やドット、クラシックダマスクなど、使いやすい小柄も加わっています。「私たちは、このシリーズで本当にいろんなものを作っていますよ。私の母は、素晴らしいキルトを仕上げ、5歳になる私の娘のスカートも作ってくれました。ベッカは、トートバッグや、私の息子用の蝶ネクタイ、そして私は、小さな人形。チュニックやスカート、ワンピースも作るつもり」

「ダンサープリントは、ダンスのクラスに通う子どもたちのレッスンバッグにしたり、ダンス好きさんへのミニキルトにしたり…。かわいいもの好きな人にとっても、喜ばれる柄ですよ」。花柄やストライプ、ダンサーダマスクは、小柄で使いやすいのが魅力。いろんな作品にちょこっと加えたいときにも重宝します。

tiny dancer main print JG-42000-1 シーチング

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「目を細めてこのプリントを見てください。ダンサーの肌の色が違うので、ポルカドットのように見えるでしょう? この布は、小さなバッグから、キルトのピースまで、本当にいろいろな作品に使えます」

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Inspiration file 13
手作りのがまぐち。つなぎ合わせた布の向こう側

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先週、溶けるような暑さのなか、東京・国立の匙やさんで行われた宮本佳緒里さんの作品展に足を運びました。

草木染めや手織…。
宮本さんが大切に集めた布たちをつなぎ合わせたがまぐちは、ひとつとして同じものがありません。

会場には、形も色もさまざまながまぐちが、それはそれはたくさん並んでいたのですが、そのなかで心奪われてしまったのが、写真のがまぐちです。

緑色の……と、さらりと表現してしまうのがはばかられるような、深みのある、美しい色のグラデーション。思わず、これは群青色、そっちは萌葱(もえぎ)色なんて呼びたくなってしまいます。

「田舎暮らしをするようになってから、目に入るものは畑や森ばかりなので、作品も気がついたら、そんな色めが多くなってしまって…」。
作品展初日に会場にいらした宮本さんは、ちょっと照れくさそうにお話してくださいました。

大阪でショップを営んでいた宮本さんが、店をたたんで山のなかで暮らし始めたのは数年前のこと。以来、ずっとやりたかった畑仕事や創作活動にいそしんでいるそう。

つなぎ合わさった布から、作り手の暮らしの断片がほんの少し見えてくると、作品に対していっそう愛着がわいてきます。

布に出会い、それを集めて、作品に仕立てる―。
そのときどきの”一期一会”を作品に織りこんでいく瞬間は、作家活動を生業にしていなくても、ワクワクするものです。

宮本さんが、自然と親しむその暮らしを背景に、作品の布を選んでいったように、
自身の生活や生き方が、作品に現れてしまうのは、自分の分身のようで面白くもあり、ちょっぴり恐くもあります。

そんなふうに考えると、月並みですが、毎日の暮らしを丁寧に重ねていくことはとても大切なのですね。