キャンディポシェット

サイズ:縦15cm、横(全体)40cm、(袋部分)21cm

女の子の大好きをつめ込んだドリーミーな生地、「ぷらんぷちぃくす」の天使柄〜Tabris〜で作った、キャンディ型のポシェットです。制作してくれたのは、こちらのコーナーでおなじみの斉藤真澄さん。ピンク、白、水色と、パステルカラーの3配色をぜんぶ使い、グリーンと黄色のポンポンブレードをあしらって、ポップに仕上げてくれました。

デザイン・製作:斉藤真澄(sinafuku*)


使用した布:
 plump cheeks H3048-2 (A), (B), (C)


材料:
□生地
(表布A):110cm×20cm
(表布B、タブ):110cm×20cm
(表布C、肩ひも,タブ):110cm×30cm
(裏布): 30×50㎝
□キルト芯:50cm×40cm
□ファスナー:長さ23cmを1本
□ポンポンブレード:直径1.5cmのポンポンつきを2色各40cm
□角カン:内径2.5cmを2個
□移動カン:内径2.5cmを1個

candy_pochette

キャンディポシェットについて、斉藤さんにいろいろとお尋ねしました。
KF (コッカファブリック:以下、KF) 今回使った布の印象を教えてください。
パステルカラーの可愛い柄をみた瞬間「外国のキャンディの包み紙みたい〜」と思ったので、イメージ通りキャンディの形にしてみました。

KF:作品についての特徴や工夫した点は?
中央のキャンディ部分をふっくらさせたい、でも包み紙のキュッと絞った感じも出したい・・・。そこで、中央部分だけにキルト芯を挟み込んでみました。内袋をつけることで、見た目の可愛さだけじゃなく、きちんとバッグとして機能できるようにもしました。肩ひもも移動カンをつけることで長さを調節できるようにしました。

KF:実際に作るときのアドバイスをお願いします。
ファスナーつけはちょっと難しい・・と感じる方は、本体と内袋を縫い合わせる際にリボンなどを挟み込んでもいいかもしれませんね!包み紙の絞り部分は、糸で絞ったままの状態になっていますが、こちらはお好みでリボンなどをつけてもらえればと思います。

KF:実際にはどんなふうに使うといいのでしょうか?
女の子の特権ともいえるほどキュートな形と配色のポシェットなので、レースのついたスカートなどガーリーファッションと合わせてもらえたらいいかなと思います。

KF:斉藤さん、どうもありがとうございました! キャンディポシェットの作り方プロセスも斉藤さんに撮影していただきましたので、ぜひ、作り方シート(PDF)と合わせて参考にしてくださいね。

キャンディポシェットの作り方

材料を用意する
cp1

角カン用のタブを作る
1.
cp10_1cp10_2
5cm幅の中央に向かって両端を折り、2枚を外表で重ね、端から2mm内側を縫う。

2.
cp10_3
角カンをタブに通した状態。

内袋を作る
3.
cp11_1
中表になるようにファスナーをつける。

4.
cp11_2
縦方向に半分に折り両端を縫う。

本体を作る
5.
cp2_2
表布を3色つなぎ合わせて1枚布にする。

6.
cp3_1cp3_2
表布裏の中央にキルト芯を乗せ、両端から2mm内側を縫う。

7.
cp4
ポンポンブレードをつける。

8.
cp5
2で作ったタブに角カンを通し、表布(表)端から2cmのところに仮どめする。

9.
cp6
表に返した状態。

10.
cp7_1cp7_2cp7_3
縫い残してある口部分から内袋を外表に入れ、ファスナーつけ位置をまつる。

11.
cp8_1cp8_2
内袋よりも外側をざっくりとぐし縫いし、糸を引き絞り、縮めた場所を2〜3回、糸で巻き、縫いとめる。

肩紐を作る
12.
cp12
10cm幅の中央に向かって両端を折り、さらに半分に折り両端を2mmで縫う。角カン、移動カンをつける。

裁ち方図と作り方はこちら
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