先週ご紹介した「ワイヤーポーチ」に引き続き、田巻由衣さんが提案。「北欧の森」がコンセプトのNordic forest のクマさん柄で大きめバッグを作ってくれました。今回の注目素材は、アルミバネのニューム口金。ニュームカンについているネジをはずし、口布に通して作ります。がばっと開くので、バッグやポーチなどに幅広く使えます。
使用した布: P35300-300 (D)
材料:
□⽣地(表布):110cm×60cm
(裏布):60cm×100cm
(ポケット):20cm×20cm
(飾り布):20cm×20cm
□接着芯:110×60m
□キルト芯:110×120cm
□持ち⼿:幅2cm、⻑さ55cm を1組
□ニューム⼝⾦:縦10cm、横30cm を1個
ニューム⼝⾦のバッグについて、田巻さんにいろいろとお尋ねしました。
KF (コッカファブリック:以下、KF) 今回使った布の印象を教えてください。
ほんわかしたクマさんがいっぱいの可愛い生地ですが、
全体的に落ち着いた色で、幼すぎずオシャレな雰囲気。
洋服にも合わせやすそうなので、大きなバッグに仕立ててみました。
KF:作品についての特徴や工夫した点は?
開け閉め楽々♪中も見やすくたっぷり入ります!
作り方も大きな巾着をつくるような要領で、とっても簡単です。
直線縫いのみ、手縫い箇所もほとんど無いので 意外と短時間でできますよ!
KF:実際に作るときのアドバイスをお願いします。
裏布は上下が無いので、前後ろ一枚つづきでカットします。
縫い代をつける際は「わ」の部分に注意してください。
口金は、開いた状態のほうがネジをとめやすいと思います。
KF:実際にはどんなふうに使うといいのでしょうか?
最近流行りのメタリックカラーの靴に合わせたら、スポーティーで可愛いかも♪
たっぷり入るのでお出かけに重宝しそうです!
KF:田巻さん、どうもありがとうございました!ニューム⼝⾦のバッグの作り方プロセスも田巻さんに撮影していただきましたので、ぜひ、作り方シート(PDF)と合わせて参考にしてくださいね。
ニューム⼝⾦のバッグの作り方
2.
内ポケットを作ります。横、下の辺にジグザグミシンをかけ、
1cm折ります。上辺は三つ折りにしてステッチしておきます。
5.
持ち手テープの端を飾り布で隠します。
6cm角の布の辺を0.5cmほど内側に折るように。
6.
表から4辺ステッチします。
他3箇所も同様に持ち手をつけます。
7.
表布、裏布ともキルト芯を重ね、それぞれ中表に縫い合わせます。
表布は口金を通す位置を縫わずにあけておきます。
裏布は返し口をあけておきます。
9.
表に返して返し口を閉じ、表布が5cm内側に入るよう形を整え、表布と裏布の境目付近を一周ステッチします。
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