ほどよいサイズでマルチに活躍♪ フリルポーチの作り方

*作品写真の無断転載はご遠慮ください。

コスメグッズを入れたり、ステーショナリーグッズを入れたり、マルチに活躍できるポーチです。使った布は、一栁綾乃さんのテキスタイルシリーズ「yui」の新柄、”Viola”。水彩画の色合いが柔らかな印象を与え、心地よい風が吹き抜ける季節にぴったりのテキスタイルです。透け感のある薄手の綿麻コンパスなので軽やかなフリンジになります。

デザイン・製作:武井聡美


使用した布:EGXA-6426-1A


材料:

  • 生地(表布・フリル):30㎝×90㎝
  • 生地(裏布(11号帆布)):50㎝×20㎝
  • 接着芯:50㎝×20㎝
  • ファスナー:20㎝を1本

サイズ:縦約14㎝ 横21㎝

フリルポーチについて、作家さんにいろいろとお尋ねしました。
KF (コッカファブリック:以下、KF) 今回使った布の印象を教えてください。
水彩画の素敵な柄が良く見えるようにフラットなポーチにしました。薄手なのでギャザーがキレイにでるフリルのあるデザインに。

KF:作品についての特徴や工夫した点は?
布端の生地名の文字が素敵だったので、フリンジ部分も生かしてフリルに使ってみました。内布に11号帆布を使ったので本体はかっちり、フリルは1枚仕立てでふわっと。

KF:実際に作るときのアドバイスをお願いします。
布端の穴は水をつけて生地をふやかす感じにすると目立たなくなります。フリルに布端を使わないときは、1cm大きめに裁ち、0.5cmの三つ折りで作っても。ギャザーをもっとフリフリにしたい場合は、生地を長めに作ってギャザーをよせてください。

KF:コーディネートアドバイスをお願いします!
キルト芯を使ってふんわりしたポーチにしても素敵ですね。プレゼントにも喜ばれそうなアイテム、お気に入りの生地でたくさん作ってみてください。

KF:武井さん、どうもありがとうございました!フリルポーチの作り方プロセスも武井さんに撮影していただきましたので、ぜひ、作り方シート(PDF)と合わせて参考にしてくださいね。


フリルポーチの作り方

1.

生地を裁断し材料を準備します。

2.

表布の裏側に接着芯を貼ります。接着芯は表布より5mm程度小さめ、または表布が厚い場合はでき上がりサイズでカットして貼ってもOK。

3.

フリル生地の両端をそれぞれ5mmの三つ折りにして3mmぐらいのところにステッチを入れます。


フリル生地にギャザー寄せの粗ミシンを2本(5mmと7mmのところ)入れます。

4.

本体の下部角にしるしをつけ、4か所同じように角をカットします。

5.

フリル生地にギャザーを寄せ、本体表布(前側になる生地)に画像のように中表に縫い合わせます。左右上から1.5cmあけます。

6.

本体とファスナーを中表に合わせて0.5cmのところを縫います。

7.

裏布を中表に縫い合わせ、表に返してファスナーおさえのステッチを入れます。

8.

反対側も同じように縫います。

9.

表布、裏布どうしを合わせ、裏布の底に返し口7cmほどあけてぐるっと一周縫い代1cmで縫います。

10.

カーブに切り込みを入れて返し口から表に返し、返し口を閉じて形を整えます。

11.

完成!

◎裁ち方図とソーイングレシピ

◎PDFでもダウンロードできます
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*この作品に使用した布:EGXA-6426-1A
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