もこもこした羊さんのシルエットのようなひつじ形のクッションです。作ってくれたのは、「いちにのさん」というブランドでお洋服づくりをしている新倉弘美さん。色違いでいくつか作れば、インテリアの可愛らしいアクセントになりますよ。
使用した布:P29400-400 (A)
材料(赤いひつじ):
□⽣地:(ボディ)65cm×80cm
(顔)40cm×30cm
(⾜・しっぽ)40cm×20cm
□ボタン:直径1.5cm を2個
□25 番刺しゅう⽷
□わた
ひつじくっしょんについて、新倉さんにいろいろとお尋ねしました。
KF (コッカファブリック:以下、KF) 今回使った布の印象を教えてください。
起毛がかっていて肌触りの優しく、柄も優しく、ほんわかあたたかい印象。配色も良い。肌触りと柄を生かして、思わずギュッとしたくなる、面白い形のクッションを作りました。
KF:作品についての特徴や工夫した点は?
ぬいぐるみとクッションの間で、かわいすぎず・・・。寒い季節、暗くなりがちなお部屋もひつじクッションでお部屋が明るくあたたかい印象になりますよ。お昼寝用の枕にも。。眠れないとは羊が1匹羊が2匹~~~と唱えるのもいいかも・・・。よく眠れるかも。
KF:実際に作るときのアドバイスをお願いします。
全体がカーブなので縫いしろの切り込みや縫いしろを倒してから、ひっくり返すと仕上がりきれいになります。顔の型紙は厚紙で作ると、縫いしろを折るときに役に立ちます。前面を作った後に後ろ面を裁断すると、ずれなくて縫いやすいです。
KF:実際にはどんなふうに使うといいのでしょうか?
ソファやベットなどのリラックススペースに。大きすぎないので、車の中やオフィスの椅子の背もたれなどのクッションにもつかえますよ。
KF:新倉さん、どうもありがとうございました!ひつじくっしょんの作り方プロセスも新倉さんに撮影していただきましたので、ぜひ、作り方シート(PDF)と合わせて参考にしてくださいね。
ひつじくっしょんの作り方
2.
顔・ボディに縫いつける側、縫い線ぎりぎりまで切り込みを入れる。
3.
顔・型紙をあてながらアイロンで縫い代を折る。縫いしろ真中にぐし縫いする。型紙をあてて、ぐし縫いし、糸を引っ張っていくと、きれいなカーブができる。
5.
4で完成した前面と後ろ面生地を中表に重ね、前面に合わせて後ろ面を裁断する。
6.
足としっぽを中表で縫い合わせて表に返す。(あしとしっぽはお好みで。つけなくてもよい)
7.
前面と後ろ面とを中表に合わせ、足としっぽを中に入れて縫い合わせる。
8.
縫い代に切り込みを入れると表に返したとき、きれいなカーブが出る。
9.
後ろ面の縫い代をアイロンでたおすと表に返したときに仕上がりがきれいになる。
10.
あけておいたお腹からわた(約200g)を入れ、あき口を手縫いでまつる。
11.
完成。顔はボタンや刺しゅうしたりお好みで。足やしっぽもつけるつけないはお好みで・・・。
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