echinoで作るタックスカート

サイズ:着丈65.5㎝

echinoの2016年のコレクション、wandervogel を使ったスカートです。グラフィカルなモチーフを生かしながら、タックを寄せることで流れるようなやわらかさも表現しました。単色のトップスと合わせると、スカートの艶やかさがいっそう引き立ち、印象的なコーデが楽しめますよ!

デザイン・製作:米倉由賀(Francesca*amam label)


使用した布:
 echino wandervogel JG96400-400 (A)


材料:
□生地:110cm幅×140cm
□生地(黒):110cm幅×10cm
□ゴム(15mm幅):約57cm

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タックスカートについて、米倉さんにいろいろとお尋ねしました。
KF (コッカファブリック:以下、KF) 今回使った布の印象を教えてください。
なによりこの生地の最大の魅力はインパクトのある美しい柄。
見た瞬間にスカートにしようと思いました。

KF:作品についての特徴や工夫した点は?
ほどよい厚みとギャザー感を活かしました。
透け感もないですし、とてもタックに最適の生地でした。
タックをできるだけ簡単に作れたらいいと思い、タック幅を調整しました。
はっきりした柄だからこそ美しく見える幅にできたと思います。

KF:実際に作るときのアドバイスをお願いします。
タックを最初に仮縫いしておくことで、あとの作業がとても楽です。

KF:実際にはどんなふうに使うといいのでしょうか?
今年流行のタートルで合わせて頂けたら嬉しいです。
ブーツともファーとも相性が良いので秋冬を楽しめると思います。

KF:米倉さん、どうもありがとうございました! タックスカートの作り方プロセスも米倉さんに撮影していただきましたので、ぜひ、作り方シート(PDF)と合わせて参考にしてくださいね。

タックスカートの作り方

1.
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先にスカートの裾とベルトの片方の端をアイロンで折っておく。

2.
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タック位置に切り込みを入れる(印を付けるだけでもOK)。

3.
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タックを仮縫いする。

4.
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タックを軽くアイロンで押さえておく。

5.
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脇を縫ってロックミシンで始末する。

6.
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スカートの裾を三つ折にし、ステッチで仕上げる。

7.
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ベルトの端を合わせ、ゴム通し口を残して縫い合わせアイロンで割る。

8.
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スカート(裏)とベルト(表)を合わせ縫う。

9.
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8を表に返しステッチでベルトを仕上げる。

10.
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ゴムを通して縫い合わせ、完成。

裁ち方図と作り方はこちら
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