【初心者マークのソーイング④】裏地つきのファスナーポーチの作り方

*作品写真の無断転載はご遠慮ください。

ミシンやおさいほうは初めて・・・。そんな初心者さんのためにソーイングの基礎を学びながら、作品づくりが楽しめるコーナー「初心者マークのソーイング」。第4回目は裏地つきのファスナーポーチの作り方を紹介します。使った布は、「MONOTONE SCHOOL」シリーズ。コットン100%のオックスフォードなので縫いやすく、ポーチやバッグづくりにおすすめです。

デザイン・製作:田巻由衣


使用した布:YK-29010-3B


材料:

  • 生地(表布):50㎝×30㎝
  • 生地(裏布(シーチング)):50㎝×30㎝
  • 中厚手接着芯(らくはりプレシオン芯地 はりはりらくはり):50㎝×30㎝
  • ファスナー:20㎝を1本

サイズ:縦約12㎝ 横(口側)21㎝ (底)11㎝ まち幅10㎝

裏地つきのファスナーポーチの作り方


1.

接着芯を貼った表布2枚、裏布2枚、ファスナー1本を用意します。

2.

ファスナーの端4か所を、裏側に折りたたんで手縫いで仮どめします。

3.

表布とファスナーを中表に合わせ、0.5cmの縫い代で縫います。

4.

工程3の表布と裏布を中表に合わせ、0.7cmの縫い代で縫います。

5.

縫い代を表布側に倒し、表からステッチでおさえます。

6.

反対側も同様に縫い合わせます。

7.

表布同士、裏布同士を中表に合わせ、両脇、底を縫います(縫い代1cm)。※裏布の脇に返し口を残しておきます。

8.

マチをたたんで縫います(縫い代1cm)。

9.

表に返し、返し口を縫いとじます。

10.

裏布を入れ込んで、形を整え、完成です。

【きれいに作るポイント】
●接着芯は裁断後に貼ってもOKですが、少し大きめに用意し、貼ってから切るとズレがなく作りやすいと思います。
●ファスナーの端を折っておくことで、角まできれいに仕上がります。
●ミシンをかけるとき、目打ちを使うと見やすく縫いやすいです。
●アイロンをきちんとかけることで仕上がりがとてもきれいになります。
●縫いはじめに上糸を少し引っ張り出し、押さえの後ろ側で踏んで縫い始めると裏側で糸が団子のように絡まることなく綺麗に縫えます(この絡まる団子は玉止めのような役割もしますので、見えない部分なら問題ありません)。

◎裁ち方図とソーイングレシピ

◎PDFでもダウンロードできます
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