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「昭和レトロなダルマ柄」のモダンな使い方とは?

毎週水曜日にアップしているcraft&sewingでは、毎回、人気のハンドメイド作家さんたちが、コッカファブリックの新柄で素敵な作品を披露してくれています。

そのひとり、ブログ「花々楽しい日」が人気の中山佳苗さんから、「ダルマ柄でも、くしゅくしゅ持ち手のトートバッグ」を作りましたよ!」とのうれしい報告がありました。
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コッカファブリックでは、ときにとっても個性的な柄がお目見えします。ビギナーさんにやさしい小柄や花柄ばかりではないのが奥深いところなのですよ。なかでも、この「昭和レトロ」シリーズのダルマ柄は、その極み(笑)。日本フリークの外国人の方だったらおもしろがってくれそうなのですが、さてどんなふうにおつき合いしたらいいんでしょう。
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そんな密かなドキドキに、「わぁ〜、こんな方法があったのね!」と、嬉しくなるような作品が、冒頭の中山さんの「ダルマ柄のくしゅくしゅ持ち手のトートバッグ」です。

「とっても昭和レトロな和調柄シリーズなのですが、白に金色のだるまさんなら、和風ではなくモダンな雰囲気のバッグが作れそうな気がしました。そこで思い切ってエメラルドグリーンと合わせてみるとあら不思議! ちょっとハワイの風さえ感じる爽やかなトートバッグになったのです」(中山さん)

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さらにアクセントとして、入れ口の両サイドに革をカシメで留める小技使い。
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爽やかなミントグリーンの内側には、持ち手の裏表2色の布を使った内ポケットもつけて。「MADE IN JAPAN」のタグをつけたら、まるでブランドバッグのように誇らしげな姿に。
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「このシリーズの8号帆布は厚手でしっかりしているため、中布が薄くても 接着芯やキルト芯を貼らなくても自立します。厚手なのに縫いやすい! トートバッグ作りには最適の生地だと思います」(中山さん)

個性的な布をどう使うか――。
斬新なアイデアをあれこれ考えるのも、コッカファブリックの布ならではの楽しみです。
textile storyには、そんな個性派ファブリックがいっぱい。ぜひ覗いてみてくださいね。