bookmark_borderテキスタイルデザイナー、島塚絵里さんの個展が開催中です!

PIKKU SAARI(ピックサーリ)を手がけたフィンランド在住のテキスタイルデザイナー、島塚絵里さんが、Mökki(コテージ)をテーマにした個展を開催中です。

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「春になると、フィンランド人の多くがMökkiに思いを馳せます。Mökkiは忙しない日常から切り離された、自然に包まれたシンプルな空間。東京の山手通りに佇むケースギャラリーと美しい山々に囲まれた富山で、自身の手がけるPikku saariの新作、そしてMOOMINとのコラボレーション作品を展示します。ヘルシンキのギャラリー、LOKALからセレクトされた美しいクラフト作品と共にMökkiを演出します。また、各会期中にトークイベント&ワークショップを開催します」(島塚さん)

島塚絵里「Mökki」展
会期/4月1日~16日
会場/ケースギャラリー
東京都渋谷区元代々木町55-6
tel.03-5452-3171
営業時間/11:00~18:00
月曜定休
http://casedepon.tumblr.com/

会期/4月20日~5月7日
会場/チリングスタイル
富山市大手町6-14 富山市民プラザ1F
tel.076-493-4280
営業時間/10:00~19:00
火曜定休
http://www.chillingstyle.jp/

bookmark_borderechino 2017 コレクション

心浮き立つ鮮やかな色

echinoファブリックコレクション2017が発売されました!
2017年新作は、目を引く大胆なパターンやシンプルでいてechinoカラーで選ぶ面白さのあるテキスタイル、シルバーやゴールドプリントがアクセントになったテキスタイルなど、大柄から小柄までカラフルに彩られた楽しいコレクションです。

hill JG96700-700B  綿麻キャンバス
JG96700-700B

三角の丘が連なる「hill」。丘のてっぺんにキラキラと光があたっています。シンプルな構図なので何にでも使いやすいテキスタイル。どの配色にしようかと迷ってしまうカラーバリエーションです。

『echino 2017 コレクション』の続きを読む

bookmark_borderマルシェバッグ

サイズ:タテ約26cmxヨコ約48cm 

世界中からやってきたコーヒー豆の麻袋は、ご当地ロゴやブランド名などが書かれていて、ちょっとしたコレクターズアイテムにもなっていますよね。手作り好きの間でも、バッグにしたり、クッションにしたり……。そんなコーヒー豆の袋をイメージして作った生地が「coffee bag」。ざっくりとしたコットンリネンのプリベラは、気兼ねなく、毎日使えるデイリーバッグにおすすめです。たっぷり収納できるバケツ型のマルシェバッグは、たっぷり収納できるので、お買い物かごにぴったり。持ち手は革テープで作りましたが、もちろん共布でも。

デザイン・製作:コッカファブリック


使用した布:
P45600-601B プリペラ


材料:
表布 110cm幅×60cm
裏布 110cm幅×60cm
接着芯(中厚) 90cm幅×80cm
革持ち手テープ 2.5cm幅×94cm

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裁ち方図と作り方はこちら
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コッカファブリックでは、引き続きこちらのCraft&Sewingのコーナーで作品を作ってくださる手作り作家さんを募集しています。詳しくはこちらをご覧ください。

bookmark_bordervisit artist file 013 大道くららさん (デザイナー)

言問はむ――言葉の先に現れるもの

隔年ごとに開催されるコッカプリントテキスタイル大賞『Inspiration』。その第4回大賞受賞者に輝いたのが、大道くららさんです。ブランド名の「Koto Thouin (コトトワン)」は、「言問はむ」で、“尋ねよう”、”問いかけよう”という意味。テキスタイルのデビューと同時に、ISSEY MIYAKE INC.のブランド「HaaT」(ハート)の春夏コレクションにも抜擢され、好スタートを切った大道さん。大胆な柄に独特の配色……、一連の作品に現れる感性はどのように磨かれていったのか、そして、布作りにおいての新しい発見は? 幼少時代のユニークなエピソードも交え、様々な角度から「大道ワールド」を見つめてみました。

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Kokka-fabric.com (コッカファブリックドットコム以下KF)大道さんの幼少時代のお話を聞かせてください。

 宮城県仙台市に住んでいたのですが、「カンガルー幼稚園」というユニークな幼稚園に通っていました。この園は、園長先生の方針で、創作意欲や感性を磨くことに特化していたんです。近くに沼があったのですが、毎回みんなでそこに遊びに行って、葉っぱとか枝とかを拾って帰ってきて、それでものを作ったりしていました。印象に残っている最初の「描く」という行為は、通っている子どもたちの誕生日が来ると、その子を模造紙の上に寝かせて、その子の輪郭をなぞるように、みんなで縁どるんです。いわば、誕生日の身長ですよね。そしてまわりにその子の好きなものを描いたりして。
 そのときに、ああ、描くって「行為」なんだなって認識したというか。描いているっていうことをちゃんと認識した始まりでもあったんです。そういう特化した幼稚園に入っていたということが、第一歩だったのかなって思います。母親が入れてくれたのですが、ありがたいですね。

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(写真は、小学生の時に作った帽子。)

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bookmark_bordernani IRO Textile 2017

伊藤尚美さんの詩的な世界

2002年から始まったnaniIRO textileは、伊藤尚美さんが描く水彩画を用いたテキスタイルブランド。nani(ナニ)はハワイ語で美しい、「IRO」は色・調和を意味しています。2017年は、定番柄に新たな色や素材が加わりました。

wild flower JG10561-1A インディゴ リネン
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  • wild flower JG10560-1C Canvas(カンバス)ダブルガーゼ
    JG-10560-1C

目の前の景色にみとれて散歩を続けよう、
足元に咲く野花をそっと手につむ
小さな営みの、小さな奇跡を描いて
『nani IRO Textile 2017』の続きを読む