bookmark_borderHuedrawer(ヒュードロワー)

どこかで出会ったワンシーンをモチーフに

“色彩の引き出し”の中から「色」を身にまといたくなるような、をテーマに生まれたコレクション「Huedrawer」の新作がechinoより発売されました。
しなやかなコットンサテン生地はとても鮮やかな色に染まり、軽やかな印象にアパレル用からバッグや雑貨までにもぴったりなテキスタイルです。新作のテーマは「one scene」。自然やどこかのワンシーンのモチーフをデザイン的に親しみの湧くようなパターンとして描きました。全ての柄にアクセントとしてシルバーやゴールドのプリントが所々にほどこされているので、さりげない光のニュアンスも楽しめるファブリックです。

fox box  JG96300-300 60サテン
kokka-fabric.com/wp-kokka JG96300-300_1kokka-fabric.com/wp-kokkaJG96300-300_2

巣穴を「box」のように描き、中から顔を覗かせているキツネ柄です。シンプルなボックス柄ですが、シルバーやゴールドの面がアクセントとなり、可愛らしくも個性的にも活かせます。小柄なので小さなモノ作りからバッグやシャツまで楽しめます。ブラックやブルー配色などはユニセックスな雰囲気のモノ作りにもオススメです。

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Eri Shimatsukaさんの初個展「森のなか」

今月はじめにtextile storyでご紹介したPIKKU SAARI(ピックサーリ)、覚えていますか? 北欧フィンランド在住のEri Shimatsuka(島塚絵里)さんが手がけたテキスタイルです。PIKKU SAARIのデビューに合わせて、ただいま開催中の島塚さんの初個展に行ってきました。
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個展の会場は、東京・代々木上原のCASE gallery。こちらはコッカプリントテキスタイル賞の授賞式でもお世話になったギャラリーです。

会場は、”白樺の木”に見立てたポールを天井から吊り下げた大胆なレイアウト。1つ1つの”木”には、島塚さんがマリメッコに提供したプリントデザインの洋服がディスプレイされています。”白樺の木”の大役を仰せつかったのは、PIKKU SAARIのSAARISTOですね!
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「8年間の暮らしの中で感じたフィンランドらしさを東京に届けたいー」。そんな思いで個展の内容を練ったという島塚さん。「フィンランドにあって、東京にないものって何だろう。そう考えたとき、『森』、『静けさ』、『ひとり』の3つが浮かびました」(島塚さん)
個展のテーマになった「森」を主軸にコンセプトを具体化。会場構成を担当したのは、島塚さんの知り合いでもあり、マリメッコの店舗ディスプレイなども手がける設計事務所imaです。かくして”白樺の木立”が、フィンランドの軽やかな風とともに東京に現れました。

「静けさ」と「ひとり」は、ドレッシングルームのような小部屋スタイルで、密やかに壁際に出現。
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「2つの部屋は、フィンランドの夏と冬です。同じ柄で配色だけを替えました。夏の部屋には鳥のさえずりの音楽を、冬の部屋には音を遮断できるように耳栓とヘッドフォンを置きました」(島塚さん)

こちらは冬の部屋に入って、中から“壁”を見た様子です。
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この夏の部屋、冬の部屋のテキスタイルの原画スケッチはこちら。会場案内やDMにも使われました。
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こちらはヘルシンキのデザインフェア、ハピターレで発表した「もみの木のある場所」。「モヘアを使ったジャカード織りのタペストリーは冬、リネンのタオルは夏、こけもものスカーフは秋、苔のラグマットは春といった具合に、フィンランドの四季を表現しました」(島塚さん)
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そして、壁にはPIKKU SAARIの全配色のパネルをディスプレイ。新商品カタログのためにヘルシンキで撮影した写真も一緒に。
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壁右側には、フィンランドの森でみかける動物たちを描いたイラストレーションを展示。こちらはカレンダーとして会場で発売されています。
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もちろん、PIKKU SAARIの布も、サンプル作品と一緒にこちらの会場にお届けしています。手前のトレイは、PIKKU SAARIの布をはさんで作ったもの。
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個展は10月25日まで開催。東京の喧噪を逃れて、フィンランドの風が流れるやすらかな空間、ぜひ訪れてみてくださいね。

Eri Shimatsuka Exhibition 2015 森のなか 

開催期間 〜10/25(日)まで 12:00〜21:00(会期中無休)
会場:CASE gallery
東京都渋谷区大山町18-23 コートアネックス大山町1F
TEL: 03-5452-3171

bookmark_border【RANKING】9月の販売ランキング

9月は、秋らしいシックな色合いの柄がランクインしました。1位はトレフル クチートの星座柄。2位はechinoのhuedrawerのFRAGME。3位はキュートなバレリーナがモチーフのPUTITE ECOLEです。

販売ランキングは、コッカファブリックを扱ってくださる全国のショップ様からの受注数に基づいています。

bookmark_borderタックトート

サイズ:タテ約20cm×ヨコ約28cm×マチ約8cm(持ち手・ポケット含まず) 

バッグ本体にタックを入れて仕上げたトートバッグです。7月のcraft&sewingでは、同じパターンのバッグをデニム風ダブルガーゼで作りました。今回はやや厚手の綿麻キャンバス地、ノルディックアニマルの白クマ柄で挑戦。同じパターンでもよりカジュアルな雰囲気が楽しめます。

デザイン・製作:コッカファブリック


使用した布:
 P38400-402 (E)


材料:
□表布:110cm幅×70cm
□裏布:110cm幅×40cm
□接着キルト芯:90cm幅×75cm

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裁ち方図と作り方はこちら
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コッカファブリックでは、引き続きこちらのCraft&Sewingのコーナーで作品を作ってくださる手作り作家さんを募集しています。詳しくはこちらをご覧ください。

bookmark_borderノルディックアニマル

バッグ作りにおすすめのアニマル柄

雑貨屋さんなどで人気の北欧テイストの動物たちが登場です。フクロウ、ゾウ、白クマと、ファンシーすぎない大人可愛いモチーフをシンプルに並べてみました。大きめの柄をのせたのは厚めの綿麻素材。大きめのバッグなどを作るとインパクト大ですよ。

Big Owl P38400-400 綿麻キャンバス
kokka-fabric.com/wp-kokka P38400-400_1kokka-fabric.com/wp-kokka P38400-400_2

北欧の木のおもちゃのようなフクロウモチーフです。どの配色もナチュラル感あふれたトーン。1枚布をシンプルに使い、大きめのトートバッグなどを作るとモチーフが引き立ちます。

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