bookmark_border【RANKING】8月の販売ランキング

8月は、KOKKAのオリジナル柄が2つもランクイン。6月の販売ランキングで3位だった「Tiny Twinkle」のユニコーン柄が1位に輝きました。こちらは、ふんわりとしたWガーゼにパステル調の色合いが美しいシリーズです。2位はechinoの綿麻シーリングの150cm幅。風景に溶け込もうとするドット柄のキツネたちを描いたカモフラージュ柄です。3位はKOKKAオリジナルシリーズのTrefle(トレフル)から、ブルドック柄のデニム生地、グレイッシュブルーのライトな配色がランクインしました。

販売ランキングは、コッカファブリックを扱ってくださる全国のショップ様からの受注数に基づいています。

bookmark_borderラウンドヘム プルオーバー

サイズ:M 

そろそろ長袖の羽織ものが欲しくなる季節。今週ご紹介するのは、裾がふんわり広がったプルオーバーです。使った生地は、Wガーゼのトレフルクチート、夜の星座を描いたConstellation。チャコールグレイの色合いを選び、やさしい印象になりました。

デザイン・製作:コッカファブリック


使用した布:
P38800-802 (B)


材料:
□表布 108cm幅×160cm
□接着芯(薄⼿) 90cm 幅×20cm

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裁ち方図と作り方はこちら
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コッカファブリックでは、引き続きこちらのCraft&Sewingのコーナーで作品を作ってくださる手作り作家さんを募集しています。詳しくはこちらをご覧ください。

bookmark_borderトレフル クチート

大人でも着られるWガーゼをテーマに

Wガーゼというと、赤ちゃん雑貨やマスクなどに仕立てたり、子ども向けの柄が多いイメージですが、今回ご紹介する「トレフル クチート」は、“大人でも着られる”がテーマ。主張しすぎない上品な色合いとやさしいモチーフがコーディネートの幅を広げてくれます。

Beehive P38800-800 Wガーゼ
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よく見ると、六角形が並ぶ蜂の巣模様。ところどころに金色のラメで描かれたハチも飛んでいます。薄い色で子どもワンピース、濃い色で大人ワンピースのように、色違いでお揃いを作っても素敵ですね。

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コッカファブリック 秋の新柄展示会レポート

猛暑の夏が過ぎ去り、秋の足音が近づいてきた9月の1週目。コッカファブリックの展示会が東京で開催されました。本日は秋の新柄をいち早くみなさんにお届けします。

晴れやかな色彩を放ち、華やかに会場を盛り上げていたのは、北欧フィンランド生まれのテキスタイル、Pikku Saari(ピックサーリ)。ヘルシンキ在住のデザイナー、ERI SHIMATSUKAさんのデザインです。海辺の街、ヘルシンキでの日々の暮らしから生まれたモチーフが布いっぱいに広がっています。
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こちらも海外デザイナーの新シリーズ、Obiko(オビコ)(左)とMARISA(マリッサ)(右)。
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Obikoは、イギリスの海辺の街、ヘイスティングスを拠点に活動するリンダ・ウィリアムズさんが手がけるブランド。可愛すぎず、ウィットに富んだ絵柄は、大人の女性のバッグやポーチにしたらステキ。
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MARISAは、ブログやSNSを中心に人気を集めるアメリカ人デザイナー、マリッサ・アンさんのブランドです。可愛らしいアニマルモチーフや小花は、子ども服づくりにもぴったり。小さな柄が多いので、ビギナーでも使いやすく、バッグから洋服まで、創作意欲がぐんぐん湧いてきますね。
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そして大人気のechino。なんと今回はニットジャガードが発売されます! やわらかなニュアンスが表現できる素材なので、echinoの洋服づくりに新風を吹き込んでくれそうです。
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NAOMI ITOさんのnaniIROシリーズ。
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やわらかな点描画を思わせる美しい柄、Fuwari fuwariにモーリー起毛が登場です。会場には、Fuccra: rakuenのキルティング生地で作られたジャケットも。テキスタイルから伝わるやさしさが、ふんわりとしたキルトとみごとに調和。さすがnaniIRO、まるごと欲しくなりました。

9月の展示会といえば、入園入学の新柄がずらりと並ぶのも特徴です。なんと会場には小学校の教室も現れて・・・。人気キャラクタ―たちが授業を受けている光景は、なんとも微笑ましく、子どもたちにも見せてあげたい“プチ劇場”でした。
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こちらはPUTITE ECOLE(プチエコール)シリーズで作ったシューズ入れとレッスンバッグ。会場には、入園入学グッズ作りにおすすめの柄があちこちに。ディズニーやキティちゃんなど、人気のキャラクターの新柄も続々登場していましたので、もうじき店頭に並ぶのが楽しみです。
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展示会レポート、駆け足でのご紹介になりましたが、新柄はまだまだいっぱい。毎週月曜日、順番にtextile storyでクローズアップしていきますので、お見逃しなく!

bookmark_border前掛けトート

サイズ:縦30cm 横(⼊れ⼝)41cm、(底)27cm まち14cm

「昭和レトロ」シリーズの看板柄で作ったトートバッグです。厚手の8号帆布なので、しっかりとした仕上がりに。チェッカー柄の持ち手、表布の白い綿テープ、吊るしポケットのMADE IN JAPANタグなど、小粋なアクセントが随所に。作ってくれたのは、ブログ「花々楽しい日」のハンドメイド作品が人気の中山佳苗さんです。

デザイン・製作:中⼭佳苗


使用した布: P38100-101 (A)


材料:
□⽣地( 本体表布):90cm×50cm
(本体裏布):50cm×80cm
(持ち⼿表布):50cm×20cm
(持ち⼿裏布):50cm×20cm
(ポケット):20cm×60cm
□綿テープ:幅2cm を122cm

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前掛けトートについて、中山さんにいろいろとお尋ねしました。
KF (コッカファブリック:以下、KF) 今回使った布の印象を教えてください。
この布を見た時は迷わず「和テイストのトートバッグを作ろう!」と思いました。
イメージは配達用の前掛け。「粋なお兄さん」のようなバッグを目指しました。

KF:作品についての特徴や工夫した点は?
デザインのポイントは綿テープを走らせて前掛けの紐っぽくしたところと
吊るしポケットに布端のMADE IN JAPANを切り取り、タグ風に縫いつけたところです。
ちょっと遊び心を加え、楽しいバッグになりました。
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KF:実際に作るときのアドバイスをお願いします。
8号帆布なので生地は厚いですが、硬くないし針が滑ることもないので
家庭用ミシンでも問題なく縫うことができます。針と糸をいつもより太めにして
焦らずゆっくり縫うように心がけました。 ミシン針16番、ミシン糸30番を使用。

KF:実際にはどんなふうに使うといいのでしょうか?
ジーンズに白いTシャツといったような、カジュアルな服装に合わせるとカッコいいと思います。

KF:中山さん、どうもありがとうございました! 前掛けトートの作り方プロセスも中山さんに撮影していただきましたので、ぜひ、作り方シート(PDF)と合わせて参考にしてくださいね。

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