Inspiration file 03
日常の風景を切り取って

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ちょっとおしゃれな八百屋さんの店先に、パイナップルがずらりと並んでいました。
「わあ、きれい!」。思わずスマホのカメラでパチリ。
この写真は、そんな日常のヒトコマです。

ここ1、2年でスマホの利用者が急速にふえました。おかげで今まで主流だった携帯電話も「ガラケイ」などと不名誉な(!)呼び方をされてしまう始末……。
スマホを使うことで、写真も気軽に撮れるようになり、さらにTwitterやfacebookにアップできるようになると、写真を撮るのも、ほかの人の写真を見るのも楽しみになってきます。

そんな写真を楽しむサイトとして、人気のアプリがInstagram(インスタグラム)。
Twitterが文章がメインの投稿サイトだとしたら、こちらは写真がメイン。
自分が気に入った写真をアップしている人をどんどんフォローしていく、そしてフォローされていく仕組みです。

ものづくりを楽しむ人にとって、自分で作った作品をアップして、いろんな人に見てもらうのは何よりうれしいことですが、こういった写真サイトは、じつはそれだけでなく、感性やセンスを磨くうえでもとっても有効なのです。

世界中の人がアップする写真には、自分が思いつかなかった着想やアイデアが散りばめられています。自分のアンテナに沿って取捨選択していくと、そこには自分だけの「ネタ」帖、アイデアノートができあがります。

言葉は通じなくても、写真は全世界共通。
いろんな人の「日常」をのぞいてみませんか?

カシュクール仕立てのバッグ

サイズ:幅45cm、高さ46cm、持ち手の長さ55cm

着物の前身頃のようなデザインのバッグです。ギャザーをたっぷり寄せれば、荷物もたっぷり入るまあるいフォルム。好みのチロリアンテープやレース、リボンをあしらえば、自分だけのオリジナルバッグになります。底部分は片側ずつそれぞれギャザーを寄せてから縫い合わせると、より立体的に仕上がります。

材料
□生地 110cm巾× 1m 
□接着芯(ハイモ芯) 100cm巾× 65cm 
□バイアステープ(ダブル折りタイプ11mm巾)× 約1m
□チロリアンテープ(1.7cm巾)× 約360cm


使用した布:nunokara カエル

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裁ち方図と作り方はこちら
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nunokara(ヌノカラ)

誰も知っているおとぎ話

第2回めのtextile story でご紹介するのは、nunokara(ヌノカラ)です。こちらはコッカのデザインチームが企画・デザインしたシリーズです。テーマは「誰もが知っているおとぎ話」。今まで数々の布を手がけてきたコッカ、なかでも、赤ずきんちゃんなどの童話・寓話のシリーズはいつも大人気。今回の生地は、その人気のおとぎ話を、ちょっぴり大人っぽく、北欧風にアレンジしたものです。

nunokaraのもうひとつのポイントは、100%オーガニック・ファブリック。コッカの布は、そのほとんどを日本で生産していますが、こちらの布はメイド・イン・コリア。GOTSというオーガニック・テキスタイル世界基準で認定された、韓国の工場でプリントされています。残念ながら日本にはまだGOTS認定の工場はありません。「自然にやさしく、心地よく、地球のためにちょっと良いことを」―。そんな願いを込めて韓国のGOTS認定工場で生産した、コッカ初の試みです。

フラワー

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  • nunokara3a
  • nunokara4a

nunokaraシリーズの第一弾は、「おやゆび姫」。こちらの布は花から誕生したお姫さまを描いています。キャラクター性を極力薄め、幾何っぽくデフォルメしました。シンプルに布一枚でトートバッグを作っても十分に見栄えがします。

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Inspiration file 02
フェルトのモビールで色遊び

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手芸作家の北向邦子さんは、フェルトでマトリョーシカやマスコットを作っています。
写真のモビールは、彼女が作品展をおこなったときにディスプレイ用に作ったものです。
色とりどりのフェルトって目が覚めるような美しさ…。いっぱい並ぶと圧巻です。
こんなモビール、子ども部屋にあったらいいな。

羊毛フェルト人気にちょっぴり押され気味のシートフェルトですが、じつはディスプレイパーツとして使い勝手のいいアイテムなのです。

町の手芸屋さんをのぞいてみると、直径1.5cmなどに丸くカットしたものも並んでいます。まさしくディスプレイに使うのにピッタリ。

写真のモビールは、丸型フェルトをミシンでダーッと縫っただけ。
フェルトとフェルトの間の糸はどうしているのかというと、そのままただ何もないところで数針縫い進めるだけ。上糸と下糸がかみ合って、ちゃんとひも状になります。
布のパーツは、表と裏で各1枚ずつ裁って両面接着芯で貼り合わせます。フェルトの間にところどころ入れると、かわいいアクセントに。

同色系や同じトーンでまとめたり、グラデーションにしたり…。
カラーバリエーションの多いフェルトならではの色遊びが楽しめます。

たくさん作って小さな窓辺に垂らしたら、ちょっとしたカフェカーテンのよう。
天井から吊るせば、ゆらゆら揺れるモビールになって、これまた楽しい。

きれいな色、明るい色は、心のビタミン剤。
お部屋のコーナーにひとつ、つくってみませんか?

echino(エチノ)
fabric collection 2013

ビビッドな色に誘われて

第一回目にご紹介するのはechino(エチノ)。テキスタイルデザイナー・古家悦子さんが手がけたシリーズです。echinoが誕生したのは2003年。発売以来、毎年新作コレクションを発表しています。echinoの魅力はなんといってもその配色。“echinoカラー”と呼ばれるビビッドカラーの多色使いです。鮮やかで印象的なファブリックは、洋服やバッグはもちろん、カーテンやクッションといったインテリアアイテムにもぴったり。日本はもちろん、世界中で愛されている人気のブランドです。

2013年のコレクションのテーマは「capture the color」(色を捕まえて)。「色が目に飛び込んでくるようなイメージで描きました。今回は“色”からアプローチした見せ方をしたいと考え、モチーフの昆虫や鳥、動物などは“色”を捕まえるもの達として、隠れた描き方をしています」(古家さん)。

テキスタイルを考えるときは、おもしろい見え方、ちょっとした楽しい不自然さ、不思議さがある配色を常に意識しているという古家さん。今回はトーンで見せる色合いではなく、モチーフ1つ1つに色とりどりのカラーリングを使ったそう。同じ柄でも配色によって違うイメージに見えるようなカラーバリエーションは、まさしくechinoならでは。テキスタイルの奥行きの深さを感じさせます。

acacia(アカシア)JG95800-800

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“echinoカラー”に染まった「acacia」の木に動物たちが“色”に誘われて集まってきている1シーンです。カラフルなacaciaの木を主役にして、動物たちが面白そうに見え隠れするようなイメージです。
好きな場面を切り取って、ファブリックパネルにして壁に飾ったり、動物たちを切り抜いてミニピローにしてもおしゃれです。

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