bookmark_borderクッションカバー

サイズ:45cm×45cm(50cm×50cm のクッション⽤)

「Geometory of the Nordic」のドットボーダー柄を使ったクッション、色違いで3種類作りました。シンプルな北欧テイストのインテリアのアクセントにぴったりです。

デザイン・製作::佐藤いづみ


使用した布:
 Geometric of the Nordic P28100-101(B)


材料:
□⽣地:100cm×50cm
□接着芯:10×50cm
□コンシールファスナー:⻑さ56cm を1本

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クッションカバーについて、佐藤さんにいろいろとお尋ねしました。
KF (コッカファブリック:以下、KF) 今回使った布の印象を教えてください。
サテン地なので、程よく光沢があり滑らかで、柔らかく肌触りのいい生地なので、洋服やインテリア雑貨のほかにも、布団カバー、ピローケースなどの寝具にも向いていると思います。大きさの違うドットの組み合わさったポップで大胆な柄なので、なにかアクセントになるものを作ろうと思いました。

KF:作品についての特徴や工夫した点は?
とてもインパクトのある生地なので、インテリアのアクセントになるクッションカバーにして、ちょっとしたお部屋の模様替えのアイテムにしました。クッション(50cm×50cm)より少し小さめのカバー(45cm×45cm)を作って、プックリとしたクッションになるようにしました。

KF:実際に作るときのアドバイスをお願いします。
コンシールファスナーを付ける縫い代に芯を貼ると、伸び止めにもなるし、補強にもなるので安心です。コンシールファスナーを縫うときに、コンシールファスナー押さえを使うと簡単につけられます。布をひっくり返すときに、縫い代をアイロンでしっかり折っておくと、返した時に角がきれいに出ます。

KF:実際にはどんなふうに使うといいのでしょうか?
ソファーや木の椅子などに無造作に置くと可愛いです。一つ置いても部屋のアクセントにもなるし、何個か置いたりすると色がバラバラでもまとまった感じになります。

KF:佐藤さん、どうもありがとうございました!クッションカバーの作り方プロセスも佐藤さんに撮影していただきましたので、ぜひ、作り方シート(PDF)と合わせて参考にしてくださいね。

クッションカバーの作り方

1.
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布を裁断します。大きさの違うドット柄なので、使う柄の部分を変えると裏と表で違った印象のクッションカバーができます。

2.
process_02
ファスナーをつけるところに伸び止めの芯を貼ります。ファスナー付け部分の縫い代は1.2cmです。端から3cmずつ縫います。ファスナー止まりにところはしっかり返し縫いしてください。

3.
process_03
縫い代をアイロンで割ります。縫っていないところは1.2cmで折ってください。縫い代を割ったら、ファスナーの裏面を上にして待ち針でとめます。コンシールファスナーの端と縫い代の端を合わせてください。

4.
process_04
コンシールファスナーの端から3mmくらいのところを縫って、縫い代とファスナーを縫い合わせます。

5.
process_05
押さえ金をコンシールファスナー押さえに変えて、コンシールファスナーを縫いつけます。

6.
process_06
縫うときに下げていたファスナーの持ち手の金具を上げます。裏側から持ち手の金具を手で持つと、少し固いですが上がります。

7.

process_07
ファスナーについている留め金具をファスナー止まり位置に動かしてペンチなどで金具をつぶして動かないように固定してください。固定したら、余っているファスナーをカットしてください。

8.
process_08
周りをぐるっと縫います。縫う前に必ずファスナーが開いた状態になっていることを確認してください。ファスナーが開いていないと後で、布をひっくり返せないためです。周りをぐるっと縫ったら、縫い代にロックミシン又はジグザグミシンをかけます。

9.
process_09
布をひっくり返します。アイロンで縫い代を折ってからひっくり返すとクッションカバーの角がキレイに出ます。布をひっくり返し、仕上げアイロンをかけたら出来上がりです。

裁ち方図と作り方はこちら
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コッカファブリックでは、引き続きこちらのCraft&Sewingのコーナーで作品を作ってくださる手作り作家さんを募集しています。詳しくはこちらをご覧ください。

bookmark_borderCandy Party

ソーイング好きのママさんが欲しいものを形に!

キュートな布でおなじみのキャンディパーティの新柄が登場! ソーイング好きが集まって「ソーイングをもっと楽しく!」というテーマで企画した楽しい生地です。「ソーイングのポイントは、柄と柄との組み合わせから生まれる新しい柄を楽しむことです」(キャンディパーティ)

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candy party  www.kokka-fabric.com

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80年代の雰囲気を取り入れた柄は、1枚の生地の中に4つの柄が入って、いつもの手作りが4倍楽しめそう。「違う生地と組み合わせたり、そのまま使ったり…。この生地から生まれる”続き”を、手にとってくださった方に作っていただけるとうれしいです。生地の素材や色、柄、ノーションやボタンなど、オリジナルの組み合わせも楽しんでくださいね」(キャンディパーティ)

『Candy Party』の続きを読む

bookmark_borderInspiration file49
フリフリ 春色スカーフ

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手作りの楽しみのひとつに、身近な素材を工夫して、素敵なアイテムに変身させることがあります。人気ブロガー、”主婦のミシン”さんのブログには、そんなアイデア作品がいっぱいです。
今回ご紹介するのは、”主婦のミシン”さんのブログで見つけた、この季節にぴったりのアイテム、「フリフリスカーフ」です。ブログには写真がいっぱい載っていますので、本サイトでもたくさん載せちゃいます!

写真のスカーフは、58×190㎝。なんと1枚315円! 市販のスカーフにギャザーを寄せただけだそう。このアイデアの立役者は、透明ゴム。写真のいちばん右端に写っているのがそう。

「私はスカーフの巻き方にいつも悩んでいました。本を参考に巻いてみたりするのですが、時間が経つと、ほどけてしまったり…。どうにかならないかなあと思っていたんです。そんな折、透明ゴムを見つけて、ひらめき、スカーフに縫いつけてみたところ、きれいにギャザーが入り、感激しました!」(主婦のミシンさん)

作り方は、いたってシンプル。スカーフの中央に、端から16㎝あたりに1本、透明ゴムを伸ばしながら縫いつけていきます。1本縫いつけたら、中央から半分のところに2本目、3本目を縫いつけて、できあがりです。

「いつもスカーフを巻くのに時間がかかっていましたが、フリフリスカーフにしてからは、あっという間に豪華なスカーフ巻きに変身します。お気に入りになりました!」(主婦のミシンさん)

”主婦のミシン”さんは、70代のお母さまにもプレゼントしたそう。
「顔が明るく映り、とって喜んでくれています。鏡を見なくても、巻くだけできれいなギャザーができるので、使い方はとっても簡単。年配者にも若者にもいいのではないでしょうか」(主婦のミシンさん)

ギャザーがあることで、スカーフに空気が入り、首まわりが優しい表情になるのも、このスカーフのうれしいところ。
「首まわりが開き、ちょっとさびしいかな?と思ったときに、アクセサリーをするより、スカーフをすることで華やかになります。1枚持っていますと便利なスカーフです♪」(主婦のミシンさん)

便利アイテムの透明ゴムは、主婦のミシンさんのブログで紹介されています。気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。

主婦のミシンさんのブログ: http://d.hatena.ne.jp/syuhunomisin/

bookmark_borderキャラメルポーチ

サイズ:幅12.5cm、⾼さ10cm、マチ10cm

布を折りたたんでマチを作るキャラメルポーチは、一度は作ってみたいアイテムです。マチにリボンをつけたり、ポンポンやレースなどをあしらって可愛くアレンジできるのも人気の秘密。今回、ご紹介するのは、カワイイ布ならおまかせのキャンディパーティの新柄です。作ってくれたのは筧なおみさんです。

デザイン・製作:筧なおみ


使用した布:
 キャンディパーティ H3049-3(A)


材料:
□⽣地(表布):30cm×40cm
(裏布、バイアス布):50×40cm
□ファスナー:⻑さ20cm を1本
□ポンポンブレード:直径0.5cm のポンポンつきを50cm
□リボン:幅2cm を30cm
□25 番刺しゅう⽷

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キャラメルポーチについて、筧さんにいろいろとお尋ねしました。
KF (コッカファブリック:以下、KF) 今回使った布の印象を教えてください。
とにかくカラフルでポップ、元気なイメージでした。触り心地がよかったので、普段使いにするものを作りました。カラフルな布なので、形はシンプルなものにしています。

KF:作品についての特徴や工夫した点は?
ファスナーそのものも布に使用されている色を使い、色を繰り返すことによってかわいらしさを強調しました。くどくならないようにリボンの色はおさえました。ポーチの内側になる裏布も、表の布にある色を使用して一体感を出しています。布の上にはなるべく飾りをつけず、布そのものの愛らしさを大切にしました。飾りの色は布の色よりも少し抑えると、全体の印象がくどくなりません。

KF:実際に作るときのアドバイスをお願いします。
まっすぐ縫うだけなので、初心者にも作りやすいです。一つ一つていねいに作業すれば、きれいに作れます。今回使用した布は、縫いやすいので手縫いもおすすめです。

KF:実際にはどんなふうに使うといいのでしょうか?
パステル調の飾りは、やさしい印象になるので、小さなお子様が持っても似合うと思います。キャラメルポーチは、物がたくさん入るので、メイク道具もたくさん入ります。四角いので収納にも向いています。ご自宅で小物を入れとして使用してもいいですね。

KF:筧さん、どうもありがとうございました!キャラメルポーチの作り方プロセスも筧さんに撮影していただきましたので、ぜひ、作り方シート(PDF)と合わせて参考にしてくださいね。

キャラメルポーチの作り方

1.
1
材料をそろえる。

2.
23
表布の裏側ファスナーをつける。中表になるように。外側から0.2~0.3cmを縫う。反対側も同様につけて、筒状にする。

3.
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裏布にファスナーをつける。ファスナー、表布の順に重ねる。待ち針でとめて、外側から0.5cmのところを一緒に縫う。両側を縫い終わったら、表からアイロンをかけて整える。

4.
7
生地がずれないように、表と裏を待ち針でとめ、脇を端から0.5cmのところをぐるりと一周縫う。

5.
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ファスナーを上にし、底の中心に待ち針で印をつける。脇の真ん中に待ち針を打ち、縫い代の前後1cmを縫う。返し縫いをしてほつれないようにしたら、端は完成。

6.
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バイアス布で両端をくるむ。

7.
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ファスナーの両脇にポンポンブレードを待ち針でとめ、刺繍糸でクロスステッチで縫いとめる。刺繍糸の場合は3本どり。

8.
15
最後に脇につけるリボンを作る。リボンを半分に切り、蝶結びにする。それを糸で目立たないように縫いつけ、結んだところを数か所、縫ってできあがり。

裁ち方図と作り方はこちら
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コッカファブリックでは、引き続きこちらのCraft&Sewingのコーナーで作品を作ってくださる手作り作家さんを募集しています。詳しくはこちらをご覧ください。

bookmark_border2014 echinoコレクション 第3弾

ホームデコも楽しめる150㎝幅

大人気のechinoシリーズが登場。2014年のechinoコレクションのテーマは、“echino×kika”。動物や植物など自然からイメージしたモチーフとグラフィカルな幾何柄が融合したコレクションです。今回、ご紹介する3柄は、2月にこのコーナーでご紹介したechinoコレクションの第3弾です。素材は、echinoの定番の綿キャンバスではなく、綿85%、麻15%の綿麻シーチング。扱いやすい素材で、幅も150㎝と広めなので、ホームデコレーションとして大胆に使ったり、シャツやワンピースなどの洋服に仕立てるのもいいですね。

seed JG95210-10 綿麻シーチング
echino2014 collection

  • echino2014 collection JG95210_10_2
  • echino2014 collection JG95210_10_3
  • JG95210_10_4

大きな「種」や今にもはじけそうな種をリズミカルに描いた布。大胆なパターンでありながら、とても使いやすい柄です。

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