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入園入学グッズにぴったり! 愛らしい恐竜柄

来春から子どもが幼稚園や小学校・・・・、そんなお母さんにとっては、入園入学グッズの手作りプランを考え始める頃でしょうか? コッカファブリックでも毎年、キャラクターものを中心に入園入学にふさわしい柄をいくつか出すのですが、今回、ご紹介するダイナソーランドは、男の子が喜ぶこと間違いなし! ステッカーやノート、ステーショナリーなどで流行の恐竜シリーズです。 英語も少し勉強するかな? ということで、アルファベットと恐竜を組み合わせてみました。入園入学グッズはもちろん、サッカーや野球など、放課後の練習に持っていけるような大きなバッグやペットボトル入れなどにしてもいいですね。

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小さな柄なのでペットボトル入れや通園バッグなど、小物づくりに向いています。色鉛筆のようなタッチで、色めもかわいいので、子どものシャツなども作れそうです。

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エチノ・ラミネート生地のペンシルケース

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みなさんは、こちらのサイトのnewsコーナーで、毎月、コッカの布の販売ランキングを発表しているのにお気づきですか?

このランキングは、1位から3位まで、毎月、コッカの布を扱ってくださっている日本全国のショップさんからご注文いただいた数に基づいて集計しています。このランキングで、毎月、必ず3位までにランクインしている布といえば、古家悦子さんデザインのechino(エチノ)。独特な色合いは、エチノカラーと呼ばれて、バッグやポーチなどの小物から、ワンピースまで、いろいろなハンドメイドに使われています。手作りを楽しむ方々のブログでも、echinoの生地を使った作品をお見かけすることも多く、ときには海外の方のブログまで! エチノの生地が、素敵な作品となって暮らしに寄り添っている姿を見るたびに、思わず笑みがこぼれます。

そう、その海外のブログでechinoの作品を発見しました! 写真がその作品です。
作者はアメリカ在住の日本人の手芸家、ワイダークイスト裕美さん。
「学校が始まる前日、ぎりぎりになってムスメの新学期用の筆入れを作りました。使ったのはラミネート加工されたEchinoの孔雀がプリントされた布。孔雀はムスメのお気に入りの鳥のひとつ(ほかにはフラミンゴ)なので選びました。思ったとおり、出来上がった筆入れを見せると気に入った様子。8歳は、まだ母親の手作りを喜んで使ってくれる年代のようです」(ワイダークイストさん)

こちらのブログの記事は、9月にアップされたもの。アメリカでは新学期は秋からなのですね。エチノの配色と合わせた青いファスナーが引き締め役になっていて、おしゃれに仕上がっています。サイズを変えたら、通帳入れなどもに使えそう。

ワイダークイストさんによれば、エチノのラミネート生地は、厚みがあるので裏地をつけることなく、一重仕立てで十分な強度になるそう。シンプルなので、30分くらいで仕上がったそうですよ。

彼女のブログ、「HIBI LABO JOURNAL 手芸家のアメリカ暮らし」には、ほかにも作品がたくさんアップされています。最近では、抱き枕もありました。そのアイデアはおみごと! 一見の価値ありです。作り方も詳しく解説されているので、ぜひご覧くださいね。

ワイダークイスト裕美さんのブログ「HIBI LABO JOURNAL 手芸家のアメリカ暮らし」はこちら。http://hibilabo.jugem.jp
なんと英語版もあります。http://harujiondesign.blogspot.jp

bookmark_border布+革で作るカードホルダー

サイズ:縦8cm、横10cm

北欧の木のおもちゃをイメージした、可愛らしい動物柄を使ったカードホルダーです。制作してくれたのは、9月にechinoの生地でメガネケースやランプシェードを披露してくれたAnriさんです。革をプラスしておしゃれに仕上げてくれましたよ。

デザイン・製作:Anri(http://ananrinrin.blog51.fc2.com/


使用した布(本体):
toistaa P25500-500 (D)


材料:
□生地(本体):30×10cm
□合成皮革(ポケット、ループ):20×10cm
□中厚接着芯:30×10cm
□薄手ビニール:10×10cm
□革ひも:直径0.2cmを90cm
□好みのチャーム

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カードホルダーについて、Anriさんにいろいろとお尋ねしました。
KF (コッカファブリック:以下、KF) 今回使った布の印象を教えてください。
はっきりした小さな柄だったので、大きな面積に使うより、小さなものにした方が可愛いかと思い、雑貨を作ろうと思いました。

KF:作品についての特徴や工夫した点は?
バッグやポーチでもそうですが、一部分でも皮を合わせるとちょっと本格的な雰囲気になると思うんです。でも、今回は家庭用ミシンでも楽に縫えるように、合皮を使いました。

KF:実際に作るときのアドバイスをお願いします。
合皮を組み合わせると仕上がりは締まりますが、一度ミシンを掛けると針のあとが残るので、縫い直しできません。特に最後は、ゆっくりゆっくり、慎重に進めるといいと思います。

KF:実際にはどんなふうに使うといいのでしょうか?
表のポケットにはIDカードや名刺が入って、逆さまにしても落ちない程度のジャストサイズです。ネックストラップだけでなく、短いチェーンなどでバッグにつけて交通系カード入れに、上部を閉じるのではなくファスナーを付けてポーチ機能を足す、など用途に合わせてアレンジしても便利だと思います。

KF:Anriさん、どうもありがとうございました!カードホルダーの作り方プロセスもAnriさんに撮影していただきましたので、ぜひ、作り方シート(PDF)と合わせて参考にしてくださいね。

カードホルダーの作り方
1.材料をそろえます
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裁断した形がそのまま仕上がりの形になるので、特に合皮はローラーカッターなどでスパっと裁断するといいと思います。今回使った布は、方向のある柄だったので、表と裏を別に裁断しましたが、柄に方向がない布の場合は、底を続けて裁断する方が楽にキレイな仕上がりに。ビニールは、ホームセンターでテーブルクロス用に売っている薄いものを使いました。


2.布を縫い合わせます 
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布を縫い合わせたあと、角の縫代をカットします。小さなものなのでキレイに返すのは難しいですが、返す前に縫い代をアイロンで割っておくと返りやすいです。


3.合皮の表ポケットを作ります
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裏にビニールを合わせ、くり抜いた内側をぐるりと、ポケットの入り口となる上端をミシンでとめます。合皮は針のあとがつくため縫い直しができません。直角に方向転換する時にはミシン目を細かくして調節したり、ゆっくり進むと失敗しません。後の工程で入る同じようなステッチとつながるように、上端を縫う際には、縫い始めと終わりは一目分開けておくとキレイです。また、この部分の端糸の処理は最後にするとほどけてくるのを防げます。


4.すべてのパーツを縫い合わせます
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厚みもあり、あとがつくため待ち針は使えません。このようなクリップが便利です。


5.裏側にもポケットをつけます
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裏側の布は1.5cmしか見えないので、どの部分を見せたいか、吟味するといいと思います。


6.革ひもを通して完成です!
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柄行きを選んだためにできた端切れと、合皮の表側をくり抜いた時の余りで、小さなチャームも作って遊んでみました。

裁ち方図と作り方はこちら
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コッカファブリックでは、引き続きこちらのCraft&Sewingのコーナーで作品を作ってくださる手作り作家さんを募集しています。詳しくはこちらをご覧ください。

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北欧の木のおもちゃをイメージした小さな連続柄

toistaa(トイスタ)は、 フィンランド語で連続したという意味。その名のとおり、小さいモチーフがぎっしり並んでいます。どこを切り取っても、同じかわいさがあるようにデザインされているので、ソーイングビギナーさんにも使いやすい布です。小さい柄なので、ポーチなどの小物を作ったり、グラウンド色と異なる色のパイピングなどを施して、北欧風の子ども用エプロンなどにしても素敵ですね。

かば P25500-500 オックス
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カバに花や木のモチーフを組み合わせて、木のおもちゃのような柄に。シリーズの中では少し大きめの柄なので、普段使いのバッグにしてもいいですね。

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スーパーボンボンつきベレー帽

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運動会や文化祭まっさかりのシーズンですが、手作り作家さんのイベントも各地で開かれています。

craft&sewingのコーナーで、「ウサロンのふりふりエプロン」を制作してくれた斉藤真澄さんも、そのひとり。先週末からハンドメイド作家14名が集まる「24h@クラフトin Tokyo」というイベントに参加しています。

「2008年に娘が誕生してから、専業主婦をしながら時間を見つけてはハンドメイドを楽しんでいます」という斉藤さんは、現在、5歳と2歳の娘さんのお母さん。sinafuku(シナフク)というブランドで、子ども服や布小物を制作しています。sinafukuの由来は、シーナちゃん(娘さんの名前)の服、という意味だそう。「レトロなんだけど、子どもらしいポップさも欲しい。USAコットン・ドイツコットンのレトロでポップな柄をメインにして、『1点モノ』のモノづくりをしています」。

写真は、斉藤さんの2番めのお嬢さん。お母さんお手製の’スーパーボンボンつきベレー帽’がお似合いですね。「編み物はあまりしないので、トップにつけた大きなボンボンは、ポンポンメーカーで作りました」(斉藤さん)。

イベント会場には、斉藤さん自身が子育て体験からひらめいたアイデア作品も。
「外出先のレストランなどで子ども用の椅子がない!なんて時に、大人の椅子にベビーちゃんが安全に座ってもらえる、ベビーチェアバンド。授乳していた頃に大変重宝した布製の母乳パッド。くるりと巻いて留めてしまうだけで、かさばる抱っこひももコンパクトに収納できるカバーなど。どれもとっても便利なので、ぜひ使ってみてほしいです!」

結婚前は、なんと劇団でお芝居をしていたという斉藤さん。自ら演じるという表現方法は、布を介したハンドメイド作品に変わりました。方法は変わっても、楽しい世界を表現することは同じのようですね。

斉藤真澄さんのブログはこちら
  http://ameblo.jp/kittenishgirl-sinafuku/