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椅子の簡単リメイク 〜echinoのメガネ柄でカバーリング〜

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10月最初の週末は、あいにくの雨模様で始まりました。
忙しさにかまけて、クロゼットの中は、まだ半袖ばかり・・・そんなうっかり屋さんも、さすがに重い腰をあげて、洋服の入れ替えをしないといけないくらい、肌寒くなりましたね。

衣替えの季節は、お部屋も秋の装いに模様替えしたくなりませんか?
涼しげなレースのカフェカーテンは、落ち着いたトーンのコットンやリネンに、
食卓には、あったかいスープが似合う、ランチョンマットを手作りしたり・・・。

インテリアのデコレーションにも、布の出番がいっぱいありそう・・・。
さーて、何から始めようかしら、とワクワク。

そんな折、「椅子をリメイクしましたよ〜」と、手作り作家のAnriさんからメールが届きました。craft&sewingのコーナーで、echinoの新柄を使ってメガネケースやランプシェードを作ってくれた作家さんです。写真は、Anriさんがリメイクしたバーチェア。使っているのは、そうです、メガネケースを作ってくれた、あのni-coのメガネ柄!

「このバーチェアは旦那さんが一人暮らししていた頃のもの。エナメル調の合皮の汚れが、拭いても取れないのが気になって、お蔵入りしていたのですが、壊れているわけではないので捨てるには忍びなく・・・。だったらカバーをつけ替えて、お気に入りにすればいい!という発想でした」(Anriさん)

Anriさんのブログによれば、その作り方は、
1 座面部分のネジをはずす。(座面をはずしたほうがカバーのつけ替えがラク)
2 座面の大きさより、ひとまわり大きく布をカット。
3 端を1.2㎝くらいで三つ折りして、ミシンでぐるりと縫い、紐通し口を作る。
4 紐通し口から紐を通し、座面にかぶせてから、ぎゅっとしぼる。
5 再び、座面をネジでとめて、できあがり。

ここまでで、作業時間はざっと2時間(Anriさんは、なんと2脚作ったそうなので、2脚で2時間!)だそう。
「ゴムだと伸びてズレるから、紐の方がピチ~っとフィットできると思う」とAnriさん。なるほど。

これなら、カバーの取り外しもラクなので、洗濯もできるし、季節に合わせて付け替えたりもできますね。

Anriさんのブログには、この椅子のリメイクが、写真&図解つきで解説されていますよ。

Anriさんの椅子の簡単リメイクのブログはこちら
http://ananrinrin.blog51.fc2.com/blog-entry-594.html

bookmark_border【RANKING】9月の販売ランキング

なんと1位から3位まで、すべてエチノになりました!1位に輝いたのは、ホームデコにもぴったりなechino(エチノ)のdecoroシリーズ、rhythm(リズム)です。2位は、echinoのユニセックス柄、ni-coシリーズのカメラ柄、camera-b。3位のechinoのワイルドフラワー柄は5か月連続のランクイン、根強い人気です。

販売ランキングは、コッカファブリックを扱ってくださる全国のショップ様からの受注数に基づいています。

bookmark_borderキッズ用ダブルガーゼのバルーンスカート

サイズ:120-130cm, 着丈44cm

肌さわりのよいWガーゼを使ったバルーンスカートが登場。作ってくれたのは、8月にストライプ柄のキャミソールワンピースを作ってくれた、服飾作家の米倉由賀(Francesca*amam label)さんです。petit trefleシリーズから、女の子が好きそうな、カップケーキ柄を選びました。

デザイン・製作:米倉由賀(Francesca*amam label)


使用した布:
petit trefle P24600-602 (A)


材料:
□生地: 110cm幅×1.5m
□平ゴム:8mm幅を45cm

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バルーンスカートについて、米倉さんにいろいろとお尋ねしました。
KF (コッカファブリック:以下、KF) 今回使った布の印象を教えてください。
やわらかい質感と、可愛らしい柄なので、それを活かしポップな仕上がりにしようと思いました。

KF:作品についての特徴や工夫した点は?
このガーゼ生地は、裾がほつれやすいのですが、仕上げの際にちょこちょこ切るのも楽しい作業です。嫌がらずこの草ぬきのような単調な作業を楽しんでみてください。私は、テレビを観ながらのんびり行います。休憩にもなるのでいいですよ^^ 素材自体はギャザーを入れやすく縫いやすいと思いました。また、カワイイ柄ですが、遠くからみると不規則なドットのようです。

KF:実際に作るときのアドバイスをお願いします。
折線を活かして、作業効率を上げます。ほつれが出やすいので、あまり生地同士が擦れないようにしました。

KF:実際に使うときのコーディネートアドバイスをお願いします。
小さい赤ちゃんから、小学生まで衣類にしても楽しめる柄、素材です。トップスに柄物を合わせても、コーディネートしやすかったです。
素材の軽さが見た目にも出るので、ガーリーなコーディネートを楽しめます。秋には、ティペットとブラウスとあわせて、ちょっとクラシックな装いもいいですね。

KF:米倉さん、どうもありがとうございました!バルーンスカートの作り方プロセスも米倉さんに撮影していただきましたので、ぜひ、作り方シート(PDF)と合わせて参考にしてくださいね。

作り方
1裁断
1. 裁断は、四角い製図なのでとても楽にできます。ノッチもこのときに入れて、ゴムも先に切っておきましょう。


2アイロン
2.スカート(1)(2)のウエストと、裾を先にアイロンしてきます。アイロンする事で作業が楽になります。スカート(1)のウエストのみ、1cmに折った後更に2cm幅で折って三つ折にします。

3脇2
3. 脇を縫います。スカート(1)のウエスト部分にはゴムを通す穴が必要ですので、
画像の用に、ピンを打って目印を付け、1cmぐらいの幅を縫わずにあけておいてください。

4脇(2)
4. 脇を縫ったら、アイロンで割ります。

5ギャザー
5.スカート(2)のウエスト、裾に端から5mmのところに大きめの目でギャザー用ステッチを入れます。糸調子は少しきつめにしてもらうと、自然にギャザーがよってきます。実際のミシン目は5mmで行っていますが、ミシンによって調整が違いますので、一度ハギレなどで試してみてから、実際に行ってください。ギャザーの際は目立つように、生地と違う色でするとわかりやすいです。

6中表縫い合せ
6.スカート(1)(2)の裾を中表にあわせて、ピン打ちし、縫います。この時、ノッチを合印にしながらピン打ちをしていくと均等にギャザーが入ります。縫った後は、アイロンで割ります。ギャザーを均等に広げながらすると美しいギャザーが入ります。

7ベルト通し
7.スカート(1)のウエスト部分をスカート(2)の中から通し引っ張り出します。
この時点で、(1)(2)共に表になっています。(1)のウエスト部分は三つ折になるのですが、折り込まれている端の1cmの部分と(2)のアイロン折線を合わせ、ピンで打っていきます。全体が固定できたら、ミシンで一気に縫い合わせます。この時も同様ノッチを合印としてピン打ちすると均等なギャザーが入ります。ステッチは、1mmの端ミシンで仕上げてください。

8ゴム通し
8.最後にゴムを通し、1cm程重ねて「Z」の形にステッチをしてください。ゴムを中に入れます。

9完成
9. 全体にアイロンをあてたら完成です。

製図はこちら
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コッカファブリックでは、引き続きこちらのCraft&Sewingのコーナーで作品を作ってくださる手作り作家さんを募集しています。詳しくはこちらをご覧ください。

bookmark_borderpetit trèfle (プチトレフル)

子ども服にぴったりなWガーゼの小柄布

やわらかなWガーゼは、吸収性もよく、生地の持つふんわり感が子ども服にぴったり。今回、登場するのは、ひとつのモチーフが繰り返しデザインされた小柄布です。総柄なので、布の裁ち合わせも気にせずに使えるのがうれしいですね。ロボット柄、バス柄は男の子のシャツに、カップケーキ柄、ゾウ柄は女の子のワンピースにおすすめです。また、ガーゼ生地の特徴を活かしてマスクにも最適。色違いでたくさんマスクを作ったら、マスクも着替える楽しさも。

バス  P24600-600 Wガーゼ
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アメリカの幼稚園バスのイメージをしています。吹き出し英字を入れて、よりポップな雰囲気に。

『petit trèfle (プチトレフル)』の続きを読む

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はぎれの活用法は?

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このサイトを訪問してくださるみなさんは、きっと、布が好き! ですよね?
毎週、新柄をアップしている、web担当の私もそんな布好きのひとりです。
月に1回、翌月にご紹介する布を、カメラマンさんに頼んで撮影してもらっているのですが、毎回、撮影用の布が届くたびに、「あ、このパネル布は、テーブルセンターにそのまま使えそう」、「モチーフを切り抜いて、わたをつめてオーナメントにしようかなっ」なんて、あれこれ思いをめぐらせます。

撮影の小道具づくりに、ときにはハサミで布をジョキジョキ・・・。
目的の小物を作ったあとには、たいてい、へんてこりんな形のはぎれが手元に残ってしまいます。
手作り作家さんたちは、どんなふうにはぎれを活用しているのかしら。
ふと気になって、作品を作ってくださった作家さんのサイトを見てみると・・。

先週、craft&sewingのコーナーで丸底小物入れを披露してくれた、neige+さんのブログに、はぎれの活用法を発見!
しかも、制作をお願いしたtiketiketicのはぎれではありませんか!!

neige+さんのブログには、こんなふうに書いてありましたよ。

「・・・・透明なトレイは、夏休みの間、KOKKAさんに制作依頼をいただいた時の残り生地を使って底に敷いたら、ミシンのワイドテーブルの下の小引出しに♪♪
この場所、結構一時置きに利用しているので、ボビンとか、目打ちとか、クリップとか、よくここにゴロゴロしていたのでずっと欲しいなぁって思っていたのです。
すごく単純なことなのに、思いつきでできちゃいました♪」

透明なトレイは、100円ショップでも入手が可能なお手頃アイテム。そこに、はぎれを敷いただけで、彩りが加わり、グーンと楽しげに。
ソーイング柄のtiketiketicなら、「ここが道具や材料の場所ですよ〜」というのが、一目瞭然です。ナイスアイデア!

最近、アップされたブログを読むと、はぎれはつなぎ合わせて、トレイにぴったりな形にしていたんですね〜。

「丸底小物入れを作った時に中途半端に余ったはぎれ生地を繋ぎ合わせ、切りっぱなしで敷いています。大きな柄だとインパクトがあって使うときウキウキしちゃいますよね♪ もし残った生地の使い道が見つからない場合、処分しちゃおうか、、、の前に例えば引出の下に敷いてみたり、そんな使い方もお勧めです」(neige+さん)

さすが、neige+さん、
今度ははぎれの収納法、教えてくださいね〜。

neige+さんのサイトはこちら http://yunyuns.exblog.jp