今回ご紹介するのは、東京・代官山にショップを構える、東京発のファブリックブランド、cocca(コッカ)の「昭和の復刻シリーズ」です。このシリーズは、約50 年前の図案家達によって生まれた昭和の柄をリデザインし、現代のライフスタイルに合う配色を施したものです。昭和の時代に作られていた布の遊び心のある柄行きやはっとする色使いに魅せられ、現代に復刻しました。
「復刻柄は細かいモチーフの連なりなので、雑貨小物類を作るのにも、お洋服を作るのにも適した素材で、子どもから大人まで使える生地なので、ワンピースやスカートも親子おそろいで楽しんでほしいです」(cocca)
綿サテンやドビーなど、素材もさまざまな「復刻柄シリーズ」は、柄行きの面白さだけでなく、質感の違いも楽しめます。
koushi JGC-100 1A, JGC-1001B, JGC-1001C
綿サテンを使った光沢のある布です。春夏をイメージしたオフホワイトにポイントカラーが新鮮な手描きの格子柄。
定番のチェックなので洋服にも取り入れやすい柄です。
konomi JGC-101 1A, JGC-101 1B, JGC-101 1C
素材は綿ドビー。丈夫でしっかりとしたドビーは、クッションやカーテンなど、インテリアに向いています。大柄の丸いモチーフを木の実に例えた図案は、4 色の配色と捺染のような風合いが特徴的。染料が染み込んだ感じや色の重なりが水彩画のような懐かしく可愛らしい柄です。
bara pop JGC-102 1A, JGC-102 1B, JGC-102 1C
コットンリネンの生地は、麻のハリ感と色合いが特徴です。手描き風のチェックの上に発色のいいバラのモチーフが広がるポップな柄です。
hana circle JGC-103 1A, JGC-103 1B, JGC-103 1C
小さな花がくるくると円を描き柄をなす、幾何学にも見える柄。薄手のレーヨンの生地です。
tile JGC-104 1A, JGC-104 1B, JGC-104 1C
タフセル100%の生地は、とろんとした感触があり、しわになりにくいので服地に向いています。手で描いたような風合いのタイル柄が特徴的で、色使いに遊び心があるスタンダードな柄です。