カーブハンドルバッグ

サイズ:縦24cm 横(口側)36cm (底)26cm まち10cm

デイリーユースにぴったりのトートバッグです。持ち手をカーブさせ、ユニークなデザインに。底布と持ち手に深いグリーンの無地を合わせて大人っぽく仕立てました。線画に色をのせたボタニカル柄は「FINE LINE」シリーズです。

デザイン・製作:杉野未央子


使用した布:
 (表布) YTA-99040-1B


材料:
□生地(表布):38cm×60cm
   (底布・持ち手・裏布):100cm×60cm
□接着キルト芯:50cm×60cm
□マグネットホック(縫いつけタイプ):直径1.8cmを1組

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*作品写真の無断転載はご遠慮ください。

カーブハンドルバッグについて、杉野さんにいろいろとお尋ねしました。
KF (コッカファブリック:以下、KF) 今回使った布の印象を教えてください。
ナチュラルで、可愛くもあり大人っぽくもあり、いろいろな方向で楽しめそうと思いました。今回は自然な方向に活かそうと思い、深いグリーンを合わせてみました。

KF:作品についての特徴や工夫した点は?
もともとシッカリめの布に、さらにキルト芯を入れたので、ものを入れても形が崩れにくいです。カーブになっているハンドル部分は、安定感を出したかったので、2枚分キルト芯を入れて、ふっくらかっちりとさせました。

KF:実際に作るときのアドバイスをお願いします。
脇のハンドル布が合わさる部分は綺麗なV字になるので、脇を縫い合わせるときは、しっかりあっているか確認しながら縫うと良いです。

KF:実際にはどんなふうに使うといいのでしょうか?
ナチュラル系のワンピースに合わせても素敵ですし、ラフにジーパン×スニーカーで出かけるときにも似合いそうです。

KF:杉野さん、どうもありがとうございました!カーブハンドルバッグの作り方プロセスも杉野さんに撮影していただきましたので、ぜひ、作り方シート(PDF)と合わせて参考にしてくださいね。

カーブハンドルバッグの作り方

1.
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材料を揃え、布を寸法どおりカットする。

2.
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外布、ハンドル布の裏側に接着キルト芯を貼る。

3.
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ハンドル布を四つ折りにして両脇を縫う。

4.
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底布の38cmの辺を1cm裏へ折り、アイロンをかけ、外布表側に脇中央を合わせて縫いつける。

5.
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ハンドルを外布に縫いつける。両側とも。

6.
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口辺を1cm裏へ織り、外袋のみ表に返し、内袋を重ね入れる。

裁ち方図と作り方はこちら
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