前面の左右にフリルをつけた巾着バッグです。使った布はechinoの[and]。110cmの生地幅に、花柄、ストライプ、幾何学模様など5種類の柄が入っています。綿麻でしっかりとした生地なので、バッグづくりにおすすめです。
フリル巾着バッグについて、武井さんにいろいろとお尋ねしました。
KF (コッカファブリック:以下、KF) 今回使った布の印象を教えてください。
素敵な柄が5種類、縦長に集まった贅沢な生地!全柄を上手く使えるデザインを作ってみました。綿麻でしっかりした生地なので、一枚仕立てで作れます。
KF:作品についての特徴や工夫した点は?
前面左右にフリルをあしらったので、横マチは内側に隠れるレジ袋型にしてすっきりしたフォルムにしました。口部分は巾着タイプなので、中身をしっかり守ります。
KF:実際に作るときのアドバイスをお願いします。
今回フリルの長さは本体の約2倍にしていますが、もっとフリルが欲しい時はフリル生地を長く裁断してお作りください。フリルの量をお好みで合わせて変えられるのが、手作りの醍醐味です♪
KF:コーディネートアドバイスをお願いします!
シンプルなワントーンコーデの装いに、フリルデザインのトートバッグはいかがでしょうか。お気に入りの生地でも作ってみてください♪
KF:武井さん、どうもありがとうございました!フリル巾着バッグの作り方プロセスも武井さんに撮影していただきましたので、ぜひ、作り方シート(PDF)と合わせて参考にしてくださいね。
フリル巾着バッグの作り方
2.
フリルのつけ側以外の布端にジグザグミシンまたはロックミシンをかけ、1cm裏に折って0.5cmのところに表からステッチをいれます。
折らなかった長い辺にギャザーを寄せる粗目ミシンをでき上がり線(端から1cm)の左右に2本いれます。※ギャザー寄せ粗目ミシンは、返し縫いはなし、最初と最後の糸は7cmほど残しておきます。糸の色をメインの色と違う色を使うと、抜くときに見分けがつきやすいです。
3.
残した糸の上側2本を同時に引っ張り、ギャザーを寄せて本体の前面に待ち針で留めてから縫いつけます。縫い終えたらギャザー寄せの糸は抜き取ります。※上下は本体布端から1.5cmあけます。
4.
口布の両端にジグザグミシンまたはロックミシンをかけて1cm折り、7mmのところに表からステッチをいれます。
5.
口布を外表に半分に折り、本体と縫い合わせます。反対側も同様に口布を縫います。※縫い代は本体側に倒して口布を起こしておきます。口部分のステッチは最後の工程(工程9)で縫いますので、ここではまだ縫いません。
7.
本体に持ち手を縫いつけます。※底の部分は持ち手を1cm折り込みます。フリルを縫いつけた縫い目が持ち手の布端にくるようにします。
8.
横マチを本体前面と中表に縫い合わせ、次に後ろ面を縫い合わせ、全部縫い合わせて筒状にします。※マチの縫い代はジグザグミシンまたはロックミシンをかけて、マチ側に倒します。
9.
口部分を起こした口布に合わせて1cm折り、ぐるっと一周表からステッチをいれます。口布にひも通し用のステッチを1本入れます。
10.
横マチの生地を左右交互になるように折り、底部分0.5cmのところを縫います。
11.
表に返して形を整え、表から底部分0.7cmのところを縫います。
12.
横マチの口部分に画像のように上3cmステッチを入れると、形が落ち着きます。
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