外出時にマスク、が習慣になりつつある毎日。好きな生地で手作りしたら、洋服を選ぶように気分も晴れやかに。使った生地はechinoの新しいコレクション。ジャガードの産地、西脇で織り上げた生地は、程よい透け感もあって織りによる自然な陰影が素敵なシリーズです。
使用した布：（生地A）echino EKX-97070-72C
（生地B）echino EKX-97070-72A
（生地C）echino EKX-97070-71A
＊こちらの布はオンラインショップで販売中です。(2020.06現在)
布の品番をクリックするとオンラインショップページがご覧頂けます。
材料：
□生地 Ａ（本体前面・脇布）：キッズ 25cm×20cm
Ｓ 25㎝×25㎝
Ｍ・Ｌ 30㎝×25㎝
（本体後ろ面）：キッズ・Ｓ 15㎝×20㎝
Ｍ・Ｌ 20㎝×20㎝
Ｂ・Ｃ（本体・脇布）：キッズ 20㎝×40㎝
Ｓ・Ｍ・Ｌ 25㎝×40㎝
□ゴム：直径0.3㎝を50～60㎝
□テープ（好みで）：幅1～1.5㎝を4㎝
サイズ：サイズ（Ａ＝グレー Ｂ＝紺 Ｃ＝グリーン）
Ａ・Ｂ：キッズ 縦8.5cm 横13.8cm
Ｓ 縦9.5㎝ 横15.8㎝
Ｍ 縦9.5㎝ 横16.8㎝
Ｌ 縦9.5㎝ 横17.8㎝
Ｃ：キッズ 縦8㎝ 横13.8㎝
Ｓ 縦9㎝ 横15.8㎝
Ｍ 縦9㎝ 横16.8㎝
Ｌ 縦9㎝ 横17.8㎝
プリーツマスクについて、猪俣さんにいろいろとお尋ねしました。
KF （コッカファブリック：以下、KF) 今回使った布の印象を教えてください。
今までのechinoとは違う、布の質感でサラリとした風合いに上品さを感じました。綿素材とのことで、コロナウイルスの飛散対策に布マスクを作る方が増えていることもあり、この素材でマスクにしたらいいかも！と紹介させていただきました。
KF:作品についての特徴や工夫した点は？
プリーツマスクにするときはアイロンで折り目をつけることになるのですが、ダブルガーゼはその点歪みやすく少し扱いにくい性質です。表面をechinoの生地に、内側をガーゼに切り替えて、肌に当たる部分のみ使うように工夫してみました。また切り替える場所も厚みが増さないようにたたみ方を工夫しています。
KF:実際に作るときのアドバイスをお願いします。
プリーツは同じ幅で揃えないとたたんだ時に目立ちますが、使うときは広げるのでさほど気になりません。まずは試しに作ってみて、使ったときにどんな生地の出方をするのか見ながらいくつか作ってみるのをおすすめします。タブを挟んでみたり、ぜひオリジナルのマスク作りを楽しんでみてくださいね！
KF:コーディネートアドバイスをお願いします！
マスクはできればつけずに過ごしたいですが、今の時期は必要性が大きいので、洋服のファッションと同じように、使うときに楽しくなるような生地選びをされるといいかと思います。いろんな種類で作っておくと、その日の気分で選べます
KF:猪俣さん、どうもありがとうございました！プリーツマスクの作り方プロセスも猪俣さんに撮影していただきましたので、ぜひ、作り方シート（PDF)と合わせて参考にしてくださいね。
プリーツマスクの作り方
1.
材料を用意する。
2.
中表にして上下を1cmで縫う。
3.
縫い代を開く。
4.
表にしてアイロンで形を整える。
5.
上下を5mmで縫う。
6.
左右に合印をつける。
7.
まずは上下の２か所にアイロンで折り目を付ける。
8.
アイロンで折った山を隣の印に重ねて待ち針で固定する。
9.
余った真ん中の生地にタックを入れて待ち針で留める。
10.
裏面からアイロンでプリーツの折り目を整える。このときクッキングシートなど、当て布をするのがおすすめ。
11.
タックを５mmで仮縫いする。
12.
脇の布を包み待ち針でとめる。
13.
両サイド1cmで縫う。
14.
表に返す。
15.
1cm折る。
16.
包んで待ち針でとめる。このとき縫い目から2mm重ねるようにする。
17.
際を縫い、完成。
18.
裏面は落としミシン。職業用ミシンなど厚みのある生地を縫えるミシンでは落としミシンにしなくても大丈夫。
19.
ゴムを通して完成。
◎PDFでもダウンロードできます
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