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夏の定番! リネンやコットンの布バッグ

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湿気が多くて蒸し暑い、日本の夏が、ひたひたと迫ってきました。ふだん持ち歩くバッグも、圧倒的に布の出番が多くなります。

布作家の清水きみえさんは、1年を通してさまざまな素材で、バッグを作っていますが、夏になると、俄然、涼しげで、軽やかな布が多くなるそう。

「夏はやっぱり、リネンやコットンをベースにした作品が多くなります。配色を考えながら布合わせをしていくのですが、使い込まれたような味わいを出したくて、コットンを裂き織りして、ポケットにしたりしています」

凛としたリネンに、くたっとした裂き織り。
デザインを考えるときは、1枚のプレーンな平面を、いかに立体的に見せていくかを常に意識しているという清水さん。布を裂き織りにして編み込んでみたら、適度にボリュームがでて、独特の風合いになることを発見。以来、この裂き織りを使ったバッグはお気に入りで、今までにいくつも作ったそう。

「本当は、つまんだら、とれちゃいそうな、ボロボロな雰囲気が好きなのですが、バッグなので、それだと困りますよね(笑)。そんな私好みの表現方法が、裂き織りのパーツなのかもしれません」

実用的でありながら、風合いも感じさせる―。そんなさじ加減は、布だからこそできること。
口をきゅっと縮めて巾着にすれば、ふんわりとしたフォルムがいっそう際立ち、入れるもののかたちによって、しなやかに形を変えていく。

布の魅力はつきませんね。

清水きみえさんのサイトはこちら。
http://www.ilestyle.com/

bookmark_borderシトラスツリー柄のチュニックワンピース

オレンジ色の実がさわやかな印象のシトラスツリー柄で作った、チュニックワンピースです。前身頃のセンターにとめたボタンがワンポイントになっています。

見返しに接着芯を貼るときに、見返しが伸びてしまうと身頃と縫い合わせたときに寸法が合わなくなりますので、接着芯を貼る際は、見返しの衿ぐり部分を伸ばさないように注意して貼りましょう。

また、衿ぐりや、袖ぐりに見返しやバイアステープを縫いつけるときは、カーブがつれないように、縫い代に切り込みを入れると、きれいに仕上がりますよ。

材料
□ 生地:110cm幅×2m
□ 接着芯:30cm×80cm
□ ボタン 直径2cmを1個


使用した布:FOLK MODERN (Citrus Trees) JG41600-2 (C)

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製図と作り方はこちら
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bookmark_borderFOLK MODERN(フォークモダン)2

主張しすぎない シンプルな幾何学模様

先週ご紹介した、エレン・ベーカーさんのFOLK MODERNシリーズの続きです。今回は、同シリーズのなかでも大人っぽい幾何学模様を集めてみました。フォークアートを現代的にアレンジしたデザインは、まさしくシリーズ名のとおり、モダンでおしゃれ。バッグに、インテリア小物に、いろいろと楽しめそうです。

Medallions  JG 41600-1 綿麻キャンバス

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  • FM_me3
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メダルモチーフの小柄布です。単独で使うのはもちろん、ほかの布と合わせやすいので、主役布のサブとして使ったり、無地の布のポイントに使ってもよさそうです。

『FOLK MODERN(フォークモダン)2』の続きを読む

bookmark_border【PRESS】nani IRO生地掲載のご紹介

手の女(ひと)

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Mパターン研究所が監修をしている洋裁本「手の女(ひと)」で、トミヤマモトミさんが、nani IRO生地を使ったシャツを紹介しています。

PLUS 1 Living(2013 Summer号)

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「PLUS 1 Living(2013 Summer号)」の特集記事「ファブリックで夏気分」にて、インテリアコーディネーター秦野 伸さんが、nani IROの定番モチーフPOCHO(水玉)を使ってコーディネートを紹介しています。

bookmark_border【RANKING】5月の販売ランキング

新緑の季節だからでしょうか。美しいグリーンの布が人気でした。ランキング1位のechino のワイルドフラワーは、生地の幅いっぱいに描かれた大柄。チュニックやワンピースに仕立てると、裾のところに大きな花が広がって、とっても可愛い印象になります。これから夏に向けて、ますます大柄人気が高まりそうです。

販売ランキングは、コッカファブリックを扱ってくださる全国のショップ様からの受注数に基づいています。