bookmark_borderA toy chest

おもちゃ箱のように、可愛いものがつまった布

2014年最初にご紹介する布は、「A toy chest」(ア・トイ・チェスト)。おもちゃ箱という意味ですが、文字通り、おもちゃ箱につまっている可愛いもの、楽しいものを生地で表現しました。イラストレーターの田坂えりさんの可愛いタッチで、音楽や旅など、わくわくするモチーフが広がります。
 動物や乗りものなどを、クレヨンタッチで可愛く描いているので、入園入学のグッズや、ママと子のおそろいバッグなどにもおすすめです。大柄のイラストは、そのまま額に入れて、子ども部屋に飾っても素敵ですよ。

旅行柄  JG-36500-500 オックス
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車にいろいろな荷物を積んで、愛犬と旅する場面を描きました。総柄なのでそのままバッグにしても。グリーンやブルーの配色は、入園グッズの男の子用の柄として、通園バッグやシューズ入れなどに最適です。

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着けると楽しくなるアクセサリー

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2014年が始まりました!

新年あけましておめでとうございます。
今年もコッカファブリックのサイトをどうぞよろしくお願いいたします。

今年最初のInspirationは、新しく始まる2014年が輝ける一年になりますように・・・という思いを込めて、きらきらと輝くアクセサリーをご紹介します。

写真のブローチは、ハンドメイドアクセサリー作家・ティンさんの作品です。意外に大きくて、モチーフ部分だけで7㎝×6㎝くらいあります。

「フランスアンティークのころんとした、かわいいタッセルが手に入ったので、それを使った作品を作りたくて、作ったものです」(ティンさん)

ティンさんの作品は、小さなビーズをひと針ひと針刺していく、ビーズ刺しゅうで仕上げています。
「使用したパーツは、現行品とアンティークの物を混ぜて使っています。タッセルはフランスアンティーク、真ん中のコッパー色のキラキラしたものは、ビンテージのスワロフスキーです。フランスアンティークレースを使ったり、淡水パールをとてもたくさん使って刺繍しています。自分で作った編みパーツを使ったり、ちいさなビーズも、一部にアンティークのビーズを使っています」(ティンさん)

「着けると楽しくなるアクセサリー」がコンセプトというティンさん。普通の日も、ちょっとだけ特別な日も、使ってほしいーー。そんな願いが込められています。シックなワンピースにあわせれば、パーティーシーンの素敵なチャームポイントに。プレーンな白いセーターにジーンズのカジュアルな装いに合わせれば、ドレスダウンしすぎない、おしゃれさんを演出できそうですね。

ティンさんのサイトには、乙女チックなキラキラバレッタや、コサージュや、イヤリング、ピアスなど、さまざまなアクセサリーが紹介されています。

ティンさんのサイト: http://tin-handmade.info

bookmark_borderチラみせ☆キティのファーマフラー

サイズ:幅15cm、長さ136cm

今回は、キティがちらっと見える、キュートなファーのマフラーです。作ってくれたのは、手作りが大好きなmarimariさん。これからの季節、見た目もあったかそうなファーを使ったマフラーは大活躍しそう。

デザイン・製作: marimari


使用した布(裏面):
 キティ花束柄シーチング G50183-1


材料:
□生地(表面(ファー)):70cm×40cm
   (裏面A):60cm×40cm
 (裏面B・C):20cm×20cm
   (裏面D・E):20cm×20cm
□キルト芯:70cm×40cm
□リボン:幅3.5cmを40cm
□ポンポンテープ:直径1.5cmのポンポンつきを40cm
□好みのラインストーン:約20個

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チラみせ☆キティのファーマフラーについて、marimariさんにいろいろとお尋ねしました。
KF (コッカファブリック:以下、KF) 今回使った布の印象を教えてください。
このシリーズの中でも赤と白のシンプルカラーをチョイス。ファーと合わせれば、オトナかわいいキティマフラーになるかと。あえて裏地に使用して、チラッと見えた時や表地のファーとのギャップを遊ぶのも楽しいと思って。

KF:作品についての特徴や工夫した点は?
キルト芯をはさむことで、更にあたたかい仕様に。キティ布だけでは、少し単調な感じになるかと思い、別布をパッチワークしました。思ったより大柄だったので、それを利用してキティのリボン部分にラインストーンをつけ、チラみせのアクセントにしました。

KF:実際に作るときのアドバイスをお願いします。
ファーを重ねて縫う時は、毛足を布の内側にはさみ込みながら縫うと縫いやすく、ひっくり返してファーの毛足を整える際にスムーズです。最終的にファー、キルト芯、キティ布(別布を剥いだもの)を重ねて縫うので、先にキルト芯とキティ布を重ねて縫ってからファーを重ねて縫うと、ずれずに縫いやすいかもしれません。

KF:実際にはどんなふうに使うといいのでしょうか?
クリスマスやニューイヤーパーティーなど、冬のイベントにもピッタリです!洋服の色味を抑えて、マフラーを主役のコーディネートに♪チラみせはもちろん、気分に合わせて表裏使い分けてみてください。

KF:marimariさん、どうもありがとうございました!チラみせ☆キティのファーマフラーの作り方プロセスもmarimariさんに撮影していただきましたので、ぜひ、作り方シート(PDF)と合わせて参考にしてくださいね。

チラみせ☆キティのファーマフラーの作り方

1.
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型紙を置いて、布とキルト芯を裁ちます。ファーを裁つときは、ファーの裏地のみを切るようにすると切りやすいです。

2.
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ポンポンブレード、リボン、ラインストーンを用意します。

3.
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裏布a (17cm×8cm)と裏布b (17cm×12cm)、裏布a (17cm×12cm)と裏布b (17cm×8cm)をそれぞれ中表に重ね、ミシンをかけてはぎ合わせます。

4.
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キティ布とはいだ3の布をそれぞれ中表に重ね、ミシンをかけます。このとき、キティ柄の向きに注意。キティ柄の上下を確認して、下側にはぎ合わせること。下の写真は、3種類の布を、はいだ状態。

5.
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キルト芯→キティ布(表を上に)→キティ布(裏を上に)→キルト芯の順に4枚重ねてまち針をうち、ミシンをかけてはぎ合わせます。下の写真は、4枚はぎ合わせた状態。

6.
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リボンの上にポンポンブレードを重ね、赤のミシン糸に替えてミシンをかけます。

7.
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ファーの端から10cmのところに、7のリボンの下辺がくるようにそれぞれ置き、リボンの上下の辺にミシンをかけます。ファーの裏地に印をつけてからまち針をうつと、やりやすい。

8.
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ファー2枚を中表に重ね、ミシンをかけてはぎ合わせます。

9.
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8のファーと5の布のはぎ合わせた箇所同士をまち針でしっかり止めてから、両端を合わせて全体にまち針をうちます。

10.
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返し口だけを残して、グルリとミシンをかけます。

11.
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返し口から表に ひっくり返して、はさみなど先のとがったもので角を整えます。

12.
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返し口をまつり縫いして閉じ、目打ちでファーの毛足を引き出して整えます。

13.
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表地のリボンの上に、ラインストーンをグルーガンやボンドでつけます。

14.
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裏地のキティのリボン部分にも、グルーガンやボンドでラインストーンをバランスよくつけたら、できあがり!!首に巻いた時に見えるように、下の方の絵柄にストーンをつけるのがポイント。

裁ち方図と作り方はこちら
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コッカファブリックでは、引き続きこちらのCraft&Sewingのコーナーで作品を作ってくださる手作り作家さんを募集しています。詳しくはこちらをご覧ください。

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大人の女性も楽しめるキティ柄が登場!

国内だけでなく、今や海外にもたくさんのファンを抱えるハローキティ。大人の”キティファン”も増えているので、今回は、大人の女性も楽しめるキティ・ファブリックを企画しました。モチーフもヨーロッパのアートなどを使い、配色も海外を意識したチョイスに。テーマが大人の女性向けなので、インテリアやバッグなどにしても素敵です。もちろん入園入学向けのアイテムにしてもポップでかわいいですよ。kitty_2013 _236px

キティ スカル柄シーチング G50182-1 シーチング, GQ50182-1 キルト
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海外の人に人気なスカルのモチーフを使いました。ビビッドなピンクが特徴です。

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いちごのケーキでハッピークリスマス!

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写真のいちごのケーキ、何でできると思いますか?
生クリームでしょ? いいえ、これは羊毛フェルトなのです。

こちらの作者は、羊毛フェルト作家の福田りおさん。このケーキの材料は、ふわふわの羊毛だけ。小麦粉もバターももちろん使っていません(笑)。フェルティングニードルという、先端にギザギザのある専用の針を使って、羊毛をサクサクさしていくと、ふわふわの毛がどんどん固まって、形になっていくのです。このクラフトは、針で刺していくクラフトなので、ニードルフェルトと呼ばれているそう。

トッピングになっている半割のいちごも美味しそう。中のピンクの果肉や芯のところまで羊毛で仕上げてあって、本物みたいです。
「もっとリアルにしようと思って、いちごのつぶつぶの種も作ってみたこともありましたが、今のいちごがいちばん可愛いくて、美味しそうなんです」(福田さん)
あえてリアルに仕上げないところが、美味しそうに見せるコツなのですね。

本物のケーキは、食べたらおしまい。でも、羊毛のいちごケーキなら、ずっと飾っておけるので、プレゼントにしても喜ばれそう。写真のような大作は無理ですが、まずは、1ピースのショートケーキから手作りしてみてはいかがですか? ふわふわの羊毛をさわっているだけで、心がいやされていきますよ。

埼玉県・川口市にある福田さんのアトリエ『Coffret de laine ~羊毛の小箱~ 』には、色とりどりの美味しそうな羊毛ケーキが並んでいます。定期的にワークショップも開いているそう。寒い冬、針でサクサク刺しながら、ゆっくりと形になっていく羊毛と戯れるひととき…。自分自身への素敵なプレゼントになりそうですね。

福田さんのサイトはこちら。http://riofukuda.com