折りたたんで持ち歩ける♪  2way持ち手のトートバッグの作り方

*作品写真の無断転載はご遠慮ください。

折りたたんで持ち歩ける一枚仕立てのマチなしトートバッグです。肩にかけられる長い持ち手と短く手に持てる持ち手の2Way仕様。使った布は、アルフォンス・マリア・ミュシャの作品を再現したシリーズです。デジタルプリントの鮮やかな色彩は、ファブリックパネルに仕立てるのもオススメ。コットン100%のシーチングです。

デザイン・製作:武井聡美


使用した布:EKX-1600-2A
使用したテープ:ech-1000-1A


材料:

  • 生地:110㎝幅×60㎝
  • テープ:3㎝幅を73㎝
  • カシメ:0.6㎝径を4組

サイズ:縦約39㎝ 横約36㎝

2way持ち手のトートバッグについて、武井さんにいろいろとお尋ねしました。
KF (コッカファブリック:以下、KF) 今回使った布の印象を教えてください。
絵画をそのまま生地にした素敵な生地だったので、ファブリックパネルをイメージしたマチなしの四角いトートバッグに仕立てました。ストライプのロープがキリっと全体を引き締めてくれています。

KF:作品についての特徴や工夫した点は?
肩にかけられるように長い持ち手なので、短く手に持てる2way持ち手にしました。絵画の作者ミュシャのサインが布端に印刷してあったので、そこを切り取ってタグにしてみました。

KF:実際に作るときのアドバイスをお願いします。
一枚仕立てなので、布端は袋縫いで仕上げています。簡単シンプルな作り方ですが仕上がりもキレイに見えます。

KF:コーディネートアドバイスをお願いします!
シンプルなコーデにぴったりな、絵画のようなトートバッグです。一枚仕立てなので折りたたんで持ち歩くこともできます。メイン、サブのどちらにも使える便利なトートバッグ、ぜひ作ってみてください♪

KF:武井さん、どうもありがとうございました!2way持ち手のトートバッグの作り方プロセスも武井さんに撮影していただきましたので、ぜひ、作り方シート(PDF)と合わせて参考にしてくださいね。


2way持ち手のトートバッグの作り方

1.

生地を裁断し材料を揃えます。

2.

持ち手を折り、幅2cmになるように両脇を縫います。

3.

本体の口部分を三つ折りにし、持ち手と一緒に縫います。持ち手は画像のようにしっかり縫いつけます。

4.

外表にして両脇を5mmで縫い合わせます。

5.

裏に返して両脇をさらに7mmのところを縫い、袋縫いします。

6.

底も脇と同様に、外表にして5mmで縫います。

7.

裏に返して7mmのところを縫い、袋縫いします。※外表→中表の順番に注意!

8.

ロープを半分に折って縫い留めます。

9.

8で縫い留めた縫い代を割って、脇の線に合わせて本体に画像のように縫いつけます。反対側の脇部分も同じように縫いつけます。

10.

中心を開けるように縫いつけます。

11.

生地端のロゴをお好みで切り取り、折ってタグにして縫いつけます。※生地端の穴は水を付けて生地をふやかすと綺麗になくなります。

12.

カシメをつけて、完成!

◎裁ち方図とソーイングレシピ

◎PDFでもダウンロードできます
button_tt

◆コッカの生地はこちらからご購入頂けます◆

株式会社コッカが運営する自社オンラインショップ。
デザイナーズ生地、こだわりの日本製生地をセレクトしています。
※無料でお好みの生地サンプルをお届けする人気サービスはコチラから。


株式会社コッカが運営する楽天市場内のオンラインショップ。
キャラクター生地、お求めやすいお値打ち生地、手芸用品をセレクトしています。