布幅110cmの生地を50cmぴったり使って作る大きめのエコバッグです。蛇腹折りにして縫うことにより、ささっとたためます。使った布はechinoの「patterns」シリーズの[tansan]。炭酸水の白い泡が立ち上ってくるような、躍動感あふれるデザインです。綿麻キャンバスのしっかりした生地なので、バッグづくりにぴったりです。
使用した布:echino patterns tansan EKX-97080-81B
*こちらの布はオンラインショップで販売中です。(2020.08現在)
布の品番をクリックするとオンラインショップページがご覧頂けます。
材料:
□生地(本体):110cm幅×50cm
□綾テープ:2.5㎝幅を1.2m
□ゴムテープ:1cm幅を23㎝
サイズ:(たたんだ状態):縦18cm 横55cm
さっとたためるエコバッグについて、武井さんにいろいろとお尋ねしました。
KF (コッカファブリック:以下、KF) 今回使った布の印象を教えてください。
大きなが柄で元気がでる印象的な生地なので、50cmの生地を全て使い、柄がはっきりわかるようなデザインにしてみました。
KF:作品についての特徴や工夫した点は?
折りたたみ方を段々にすることで、縁取り布でくるむときに厚みを分散させて縫いやすいようにデザインしました。また、蛇腹にたたんで縫うことにより、さっとたためるように工夫もしています。
KF:実際に作るときのアドバイスをお願いします。
底の部分を「折伏せ縫い」にして説明していますが、端を2枚一緒にジグザグミシンをかけて片側にたおしてステッチを入れるやり方でもいいかと思います。「折伏せ縫い」は仕上がりがきれいなので、覚えておくと便利な縫い方の一つです。
KF:コーディネートアドバイスをお願いします!
布製なので洗濯できるのがメリットです。最近はTPOに合わせてエコバッグも変えていくのも楽しいですね。生地の厚さや柄で雰囲気も変わります、ぜひ色々な生地で作ってみてください!
KF:武井さん、どうもありがとうございました!さっとたためるエコバッグの作り方プロセスも武井さんに撮影していただきましたので、ぜひ、作り方シート(PDF)と合わせて参考にしてくださいね。
さっとたためるエコバッグの作り方
3.
生地を中表にし、片側だけ2cmの縫い代で縫い合わせます(バッグの底部分になります)。
4.
折伏せ縫いのダブルステッチをします。まず、縫い代の片側を5mmにカットします。
5.
布を開き、長い方の縫い代を半分に折って短い方の縫い代をくるむように折り倒します。
6.
倒した縫い代を表から2本ステッチを入れます。※表から端ミシンが不安な場合は裏から縫ってもいいです。
7.
バッグの口部分になる布の両端を、3cmの三つ折り縫いします(端ミシンを2本入れます)。
8.
布を開き、中心線に気をつけて折り図のように印をつけ、ジャバラ折りします。
9.
折りたたんだ後の画像です。*厚みが均等になるように、折山は少しずつ段になっています。
12.
綾テープは両端のみ画像のようにしっかり縫いつけます。*画像の赤い星からスタートしてぐるっと周りを縫い、そのまま青い星から斜め縫い。
13.
タブ用の綾テープを中心線から1.5cmぐらい離したところに仮縫いします。*底側(持ち手がある面の反対側)にタブをつけるとすっきりして見えます。続いて縁取り用の綾テープを上下1cmほど折り込んで縫いとめ、表側からくるむように縫います。
左右同じように綾テープで縫います。タブにゴムひもを通して縫いとめます(結ぶだけでもOKです)。完成!
14.
たたみ方はとても簡単、左右を手で引っ張り元の形にしてたたむだけ!
◆コッカの生地はこちらからご購入頂けます◆
株式会社コッカが運営する自社オンラインショップ。
デザイナーズ生地、こだわりの日本製生地をセレクトしています。
※無料でお好みの生地サンプルをお届けする人気サービスはコチラから。
株式会社コッカが運営する楽天市場内のオンラインショップ。
キャラクター生地、お求めやすいお値打ち生地、手芸用品をセレクトしています。