50cmで作れる、1枚仕立てのパイピングバッグです。縫い代処理と持ち手作りが同時にできます。こちらの布はテキスタイルデザイナー、古屋悦子さんデザインの「echino」シリーズ。2月22日の「猫の日」に合わせて制作した猫モチーフのファブリックです。ドットと猫モチーフがおしゃれな組み合わせで、柄の中にはメガネをかけた猫が潜んでいます。張りのあるしっかりした綿麻キャンバス生地なので、バッグはもちろんエプロンやクッションカバー、雑貨小物にも幅広く使えます。
1枚仕立てのパイピングバッグについて、田巻さんにいろいろとお尋ねしました。
KF (コッカファブリック:以下、KF) 今回使った布の印象を教えてください。
リアルなタッチの猫さんが素敵で、ドットの配置や色合いもオシャレ!柄を活かしたシンプルなトートバッグを作りたいと思いました。
KF:作品についての特徴や工夫した点は?
しっかりめの生地なので、一枚で手軽にバッグが作れたらいいなと思い、縫い代処理と持ち手作りが同時にできるパイピングのバッグをデザインしました。持ち手は布幅をそのまま使うので無駄がなく、肩にかけて使用するのにちょうどよい長さです。
KF:実際に作るときのアドバイスをお願いします。
パイピングが苦手と感じる方も、直線のみで1.5cm幅と縫いやすいので、ぜひ作ってみていただきたいです。仮どめのりを使うと より失敗なく仕上がると思います。底の袋縫いをするときは、ほつれた布端の糸を綺麗にカットしておくと、表に返したときに糸が飛び出てきません。
KF:コーディネートアドバイスをお願いします!
シンプルな服に合わせたら、とってもオシャレになりそうです。お財布やスマホなどの必需品が十分入る大きさなので日常使いにぴったりだと思います。
KF:田巻さん、どうもありがとうございました!1枚仕立てのパイピングバッグの作り方プロセスも田巻さんに撮影していただきましたので、ぜひ、作り方シート(PDF)と合わせて参考にしてくださいね。
1枚仕立てのパイピングバッグの作り方
2.
側面、マチ布の入れ口側を三つ折りし、表からステッチします。
3.
側面とマチを外表に合わせ、持ち手布を中表に重ねて3枚一緒に縫います(縫い代1.5cm)。
4.
持ち手布で縫い代をくるみ、仮どめします(クリップや仮どめのりを使用)。持ち手布の反対側も同様に本体に縫いつけ、縫い代をくるみます。
5.
持ち手布の端から端までステッチします(縫い代の処理と持ち手が完成します)。
7.
マチの底をたたみます。パイピングした部分は片面を外向きに、もう片面を内向きに倒し、たがいちがいになるようにします(厚みが出ると縫いづらいため)。
*この作品に使用した布:EYX-90000-900B
こちらの布はオンラインショップで販売中です。(2024.01現在)
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