スマホやリップ、ハンドクリームなど、こまごました小物をすっきり整理整頓できるバッグインバッグです。使った布は、ペーパーアイテムを手がけるアメリカの印刷工房egg press(エッグプレス)がデザインした生地、[Layerd floral]。懐かしい色合いが印象的な手書き風のお花のデザインは、重なりあった色の変化も面白く、ふわっとした雰囲気がかわいらしい。薄手のコンパスの生地は、お洋服にもおすすめです。
使用した布:EKXA-5700-1B
*こちらの布はオンラインショップで販売中です。(2021.11現在)
布の品番をクリックするとオンラインショップページがご覧頂けます。
材料:
□生地:110cm幅×50㎝
□接着芯:70㎝×30㎝
□両折りバイアステープ:幅1.5㎝を155㎝
□好みのタグ:1枚(写真参照)
サイズ:縦15.5㎝ 横21㎝ まち幅7㎝
バッグインバッグについて、武井さんにいろいろとお尋ねしました。
KF (コッカファブリック:以下、KF) 今回使った布の印象を教えてください。
温かみのある赤が印象的だったので、シンプルなバッグの中で小物をすっきりと整理整頓できる布小物に仕立てました。
KF:作品についての特徴や工夫した点は?
自立できるように、物が飛び出ないようにパイピングとフラップのある形にしました。
KF:実際に作るときのアドバイスをお願いします。
布の縫い合わせが多いので、厚手の生地より普通または薄手の方がパイピングしやすいです。しっかりと自立したフォルムにしたい場合は、接着芯を厚手にします。ポケットの仕切りは中に入れたい物の大きさに合わせて自由に変えてください。
KF:コーディネートアドバイスをお願いします!
大きなバッグやシンプルなバッグの中で、小物をすっきり整理整頓できるのがバッグインバッグ。ペンやマスクの予備、リップ、ハンドクリームなどいつも使う物の大きさに合わせて自由にポケットを作れるのも手作りの醍醐味です。色々な生地で自分サイズのバッグインバッグを作って、冬の手作りタイムを楽しんでください♪
KF:武井さん、どうもありがとうございました!バッグインバッグの作り方プロセスも武井さんに撮影していただきましたので、ぜひ、作り方シート(PDF)と合わせて参考にしてくださいね。
バッグインバッグの作り方
1.
生地を裁断し材料をそろえます。
2.
A(前本体)、B(後本体)、F(横マチ 1枚)の3枚に接着芯を貼ります。※Aの接着芯は生地の半面に。
3.
A(前本体)、C(前ポケット)、D(後ろ内ポケット)、E(後ろ外ポケット)の4枚を半分に折り、口部分に2本ずつ(1cm、0.5cm)ステッチを入れます。
4.
ポケットと本体を縫い合わせます(縫い代0.5cm)。Cにはポケット仕切り部分を縫います。※DはBの下から2cmのところに置き、ポケットの底部分はほつれ止めのため更にジグザグミシンをかけます。
5.
Bの2枚を外表に縫い合わせ、Aは底2か所、Bは4角の角を画像のように丸くカットします。
6.
F横マチ2枚を中表に合わせ、画像の左右2個所を縫います。表に返してアイロンをかけ、左右を2本ずつ(1cm、0.5cm)ステッチを入れます。
7.
横マチと前本体を合わせます。口部分は横マチが1cmほど長くなります。
8.
底角は布を動かしながらゆっくり縫います。後ろ本体も同様に横マチと縫い合わせます(縫い代0.7cm)。※角のカーブはあまり神経質にならず、画像のように横マチに多少タックが入っても大丈夫です。
9.
縫い代が0.5cmになるように切りそろえ、バイアステープを縫いつけます。
10.
前後にきれいにバイアステープを縫いつけ、きれいにパイピングできました!
11.
完成です!(フラップを開いた状態です)
12.
生地の端に印刷されている生地ロゴが素敵だったので、タグにしてみました。※周りの縫い代は0.5cm、裏に接着芯を貼ると更にタグらしさが増します。
13.
お好みの場所にタグをつけて、完成!
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