コーヒー色のビブエプロン

サイズ:本体の丈90cm

ホームパーティも多くなるこの季節。おしゃれなビブエプロンで気分を盛り上げてみませんか?
使った布は、しっとりとした滑らかな触り心地と落ち感が楽しめるプレミアムダブルガーゼ。そのしなやかな質感の秘密は、混紡しているレクセルという素材です。「アイロンをかける必要もなく、体なじみもいいので、エプロンにぴったりでした!」と、作者のあんりこさんも大絶賛。脇にマチを足すことで直線縫いだけの簡単な縫い方を考えてくれました。ぜひ挑戦してみてくださいね!

デザイン・製作:あんりこ


使用した布:
 P38300-301 (E)


材料:
□生地(本体):115cm幅×1m
   (まち・ポケット(シーチング)):30cm×30cm
□接着芯:10cm×10cm
□綾織りテープ:幅2cmを205cm

完成1完成2

コーヒー色のビブエプロンについて、あんりこさんにいろいろとお尋ねしました。
KF (コッカファブリック:以下、KF) 今回使った布の印象を教えてください。
Wガーゼといっても、レクセル(富士紡績さんの指定外繊維。テンセルなどと同様のユーカリ原料の天然繊維)混紡ということで、風合いはガーゼらしくふんわりですが、艶あり、落ち感ありの、とっても素敵な布でした。
私がエプロンを作る際には、アイロン不要、ある程度体になじむ布を選びます。この布は、エプロンにしてはとても上等なものですが、条件ぴったりでした。

KF:作品についての特徴や工夫した点は?
レクセル混紡のしなやかさを活かせると思い、胸当てにドレープが入る形にしました。また、後ろでパックリと割れ目が出来ないので、お尻が隠せて、人目がある場面でも使いやすいと思います。

KF:実際に作るときのアドバイスをお願いします。
胸当てから前垂れへカーブでつなげると、縫うのは1本ですが型紙が必要なので、今回は型紙不要、裁断を簡単にするためにこのようになりました。力がかかる個所にマチをつけましたが、ご面倒な方は、カーブにアレンジしてみてください。

KF:実際にはどんなふうに使うといいのでしょうか?
実際に着るのはラップスカートのように巻きますので、脱着のとても多い方には向きませんが、仕事場でエプロン着用の方や、ホームパーティなどでは見栄えのする、上質で素敵なエプロンではないかと思います。

KF:あんりこさん、どうもありがとうございました!コーヒー色のビブエプロンの作り方プロセスもあんりこさんに撮影していただきましたので、ぜひ、作り方シート(PDF)と合わせて参考にしてくださいね。

コーヒー色のビブエプロンの作り方

1.
工程1
7cm角に切ったシーチングをたたんで、マチを作ります。表裏、どちらから見てもキレイに見えるような折り方を考えてみました。

2.
工程2
指定箇所にマチ針で止め、三つ折りした端を縫う際に、一気に縫いつけます。一気に縫うとステッチが重ならず仕上がりがキレイですが、自信がない方は布の端を縫ってから、ステッチをつなげるようにマチをあとからつけてもOKです。ただし縫代に切れ目を入れたら、切れ目のキワに負担がかかる前にまずマチで補強してください。

3.
工程3
マチがつきました。

4.
工程4
ポケットは体型に左右されにくい個所を指定していますが、好みもあるので、一度試着されてからご自分のお好きな所につけていただいたらいいと思います。

裁ち方図と作り方はこちら
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