種類の違う柄が1枚になった切り替えボーダー布は、バッグづくりにぴったり。今回は、水玉とストライプが入ったフェミニンボーダーで作った、とびきり可愛いクラッチバッグを紹介します! 作者はこのコーナーでキュートなパンプスポーチを作ってくれた田巻由衣さんです。
使用した布: P33300-300 (C)
材料:
□⽣地:110cm 幅×60cm
□厚⼿接着芯:30cm×60cm
□ファスナー: ⻑さ24cm を1 本
□スナップ:直径1cm を1組
□ボタン:直径0.8cm を2個
□飾りベルト:1組
クラッチバッグについて、田巻さんにいろいろとお尋ねしました。
KF (コッカファブリック:以下、KF) 今回使った布の印象を教えてください。
1枚の布に3柄入っているので、布合わせが簡単ですね。一番色の濃い、斜めストライプを飾りに使うことで可愛いアクセントになったと思います。
KF:作品についての特徴や工夫した点は?
合皮のベルトで全体をひきしめました。ベルトにはスナップをつけ開閉しやすい作りです。
KF:実際に作るときのアドバイスをお願いします。
ファスナーがずれないようにしつけをすると良いと思います。本体はすべて直線縫いのペタンコポーチですので簡単です。いろいろなアレンジができると思います。
KF:実際にはどんなふうに使うといいのでしょうか?
クラッチバッグ風にそのまま持っても良いですし、ポーチとしても大容量で便利だと思います。
KF:田巻さん、どうもありがとうございました!クラッチバッグの作り方プロセスも田巻さんに撮影していただきましたので、ぜひ、作り方シート(PDF)と合わせて参考にしてくださいね。
クラッチバッグの作り方
1.
製図通りに布をカットする。表布に接着芯(厚手)を貼る。
5.
5×12cmの布を使い、ループを作って本体に仮止めする。
6.
表布どうし、内布どうしを中表に合わせ、両端を縫う(縫い代1cm)。(このとき、ファスナーは開けた状態にしておき、内布側に返し口を残す。縫い代は内布側に倒しておく)
9.
フリルの飾りを作る。
10×25cmの布を中表に半分に折り、両端を縫う。
表に返して端を縫い、糸を引き絞ってギャザーを寄せ、約10~11cmにする。
5×12cmの布をフリルに中表で縫いつける、両端を0.5~1cm残しておく。
裏に返し、縫い代をくるむようにアイロンでたたみ、まつる。
10.
フリルの飾りを表にし、バランスをみて本体に縫いつける(飾りボタンはお好みで)。
11.
飾りベルトを縫いつける。下側はスナップボタンをつける。
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