リバーシブルで使えるジャガード生地を生かして、表裏交互に3枚はぎ合わせた巾着バッグです。ひもの結び方でトートバッグのようにも、ショルダーバッグのようにもなります。使った布は「MUDDY WORKS」シリーズの代表柄”あんぱん”です。播州織の産地である兵庫県の西脇で織られたジャガードは柔らかく、独特の光沢をもっています。小さめのあんぱん柄なので、洋服やスカーフなどいろいろな使い方ができます。
使用した布:EKX-139-1A
材料:
- 生地:34㎝×66㎝
- 接着芯:らくはりプレシオン芯地 しっかりらくはり28㎝×40㎝
- 合皮テープ:2.5㎝幅を37㎝
- ワックスコード:直径0.3㎝を1.8m
サイズ:縦25.5㎝ 横28㎝
フリル巾着バッグについて、武井さんにいろいろとお尋ねしました。
KF (コッカファブリック:以下、KF) 今回使った布の印象を教えてください。
とても柔らかい比較的薄手のジャガード生地だったので、ギャザーがきれいにでるフリル巾着バッグに仕立てました。まちなしのシンプルなフォルムにして、あんぱん柄が引き立つようなデザインにしています。
KF:作品についての特徴や工夫した点は?
リバーシブルの生地デザインを生かして、表裏交互に3枚縫い合わせて布遊びをしてみました。裏側には便利な布の接着芯(プレシオン)を貼り、1枚仕立てで作り方もとても簡単、さらに裏側もきれいです。脇部分に表からテープを縫いつけることによって、形がしっかりして一気にバッグらしくなります。
KF:実際に作るときのアドバイスをお願いします。
ひも通し口は、ひもの太さによって調節してください。
KF:コーディネートアドバイスをお願いします!
内側にポケットをつけるとさらに使いやすいですね。いつもと違うひもの結び方で、ひもがトートバッグのようになり持ちやすくなります。さらに一本だけ引っ張るとショルダーひもになり便利です。いろんな色柄でたくさん作り、アクセサリー感覚でコーディネートにプラスしたくなる巾着バッグになったら嬉しいです♪
KF:武井さん、どうもありがとうございました!フリル巾着バッグの作り方プロセスも武井さんに撮影していただきましたので、ぜひ、作り方シート(PDF)と合わせて参考にしてくださいね。
フリル巾着バッグの作り方
2.
3枚を縫い合わせて縫い代を割り、裏側に接着芯をアイロンで貼ります。※表から見て、中央生地が背景白、左右生地が背景紺になるように縫い合わせます。
3.
中表に半分に折り、口部分から12cm、14cmにひも通し口(縫わない部分)のしるしをつけます。口部分を裏側に1cm折ってから脇を縫います。※画像の赤い点線反対側も同様に脇を縫います。
4.
口部分を裏側に折って表から3本ステッチを入れます。※口部分の布端をひも通し口の下のしるし(3で付けた14cmのしるし)と合うように折ります。左右の脇の縫い代を5mmぐらいになるようにカットします。
5.
表に返して形を整え、左右の脇にテープを縫いつけます。※テープの上下は1cm裏側に折ってから縫いつけます。
6.
ひもを通して端を縛ります。同じひも同士を結ぶのではなく、前側、後ろ側のひも端を結びます。完成!
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