小物収納に便利な巾着バッグを、ファッションの主役になるような大きめのメインバッグに仕立てました。インパクトのある表布は、「uremos(ウレモス)」。加賀友禅の作家である吉本大輔さんのシリーズで、友禅染の特徴である「糸目」と呼ばれる白い輪郭線を生かした手法で、花鳥風月をモダンにデザインしています。
使用した布:(表布、持ち手) uremos EKA-1060-1A
*こちらの布はオンラインショップで販売中です。(2020.01現在)
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材料:
□生地(表布、持ち手):110cm幅×50cm
(裏布(合皮)):90cm×40cm
□接着芯:90cm×50cm
□レザーコード:直径0.5cmを1.8m
□好みの飾り
サイズ:縦41cm 横40cm
巾着バッグについて、田巻さんにいろいろとお尋ねしました。
KF (コッカファブリック:以下、KF) 今回使った布の印象を教えてください。
華やかでオシャレな雰囲気がとても好みで、何を作ろうかと楽しくなりました。鶴と亀のおめでたい柄なので、和のイメージから巾着バッグに。
KF:作品についての特徴や工夫した点は?
サブバッグとしてでなく、ファッションの主役になるような巾着バッグにしたかったので接着芯はフェルト調の厚めのものを使い、内布には合皮を。巾着紐も太めのレザーコードを合わせて、全体的にしっかりした作りを目指しました。
KF:実際に作るときのアドバイスをお願いします。
紐通し部分の長い直線は、後で消せるようなもので縫い線の印を書いても良いですが、布端の位置に合わせてマスキングテープなどをミシンに貼り、目印をつけるとまっすぐ縫いやすいと思います。
KF:実際にはどんなふうに使うといいのでしょうか?
和服にも洋服にも、シンプルな服に映えそうです!
KF:田巻さん、どうもありがとうございました!巾着バッグの作り方プロセスも田巻さんに撮影していただきましたので、ぜひ、作り方シート(PDF)と合わせて参考にしてくださいね。
◎巾着バッグの作り方
1.
持ち手を作ります。縦半分で中表に合わせて縫い、縫い代を割って表に返します。端は1cm折っておきます。
2.
表布と裏布を中表に合わせ、口側を縫います(反対側も同様)。
3.
表布同士、裏布同士を中表に合わせ、底側を縫います(裏布には返し口をあけておきます)。縫い代を裏布側に倒しておきます。
4.
ひも通しを作る位置に印をつけ、ひも通し口を残して脇を縫い合わせます。
5.
ひも通し口部分の縫い代は裏側に折って縫いとめておくと仕上がりが綺麗です。
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