グラニー風のタック入りトート。フラスコバッグの作り方


*作品写真の無断転載はご遠慮ください。

ふっくら&きゅっとしたフォルムがこぶりなトートバッグです。口部分に入れたタックとテープがかわいさの秘密。使った布は「egg press」シリーズのドット柄。張りのある綿麻キャンバス地はバッグ作りにぴったり。egg press はアメリカ・オレゴン州ポートランドを拠点に活動するデザインスタジオ兼レタープレスの印刷工房です。

デザイン・製作:杉野未央子


使用した布:e(表布)egg press EKXA-5400-1C


材料:
□生地(表布):32cm×62cm
   (裏布、持ち手):52cm×62cm
□テープ:3cm幅を48cm
□タグ


サイズ:縦30cm 横30cm

フラスコバッグについて、杉野さんにいろいろとお尋ねしました。
KF (コッカファブリック:以下、KF) 今回使った布の印象を教えてください。
きれいな色が重なり合ったいびつなドットがかわいい!と思いました。重なったところの色が濃く変化しているところもおしゃれで、持っているとウキウキしてきます。張りがあって、しっかりと形が出せるので、タックを入れて、折り目を活かす形にしました。

KF:作品についての特徴や工夫した点は?
手順としては簡単だけど、見た目に楽しさがあるようなデザインにしました。たたんで縫ってたたんで縫ってとしていくうちにくしゅっとした口辺になりますよ。

KF:実際に作るときのアドバイスをお願いします。
表袋と裏袋を重ねて口辺を縫うところは、タックの位置の関係で少し縫いにくく感じるかもしれませんが、タックを気にせずに縫う口辺ぎりぎりだけをまっすぐに整えることを意識して縫っていくと良いですよ。

KF:コーディネートアドバイスをお願いします!
小ぶりなので、ちょっとそこまでのお出かけにピッタリです。大きいサイズも作ってセットでお持ちになるのもいいですね!

KF:杉野さん、どうもありがとうございました!フラスコバッグの作り方プロセスも杉野さんに撮影していただきましたので、ぜひ、作り方シート(PDF)と合わせて参考にしてくださいね。


1.

材料を用意する。

2.

持ち手を作る。

3.

表布の短辺に印をつけ、印に合わせて折り、タックを寄せる。

4.

タックの部分を縫い押さえる。裏布も同様に。

5.

表布に持ち手を縫いつける。2か所とも縫いつける。

6.

表布にテープを縫いつける。

7.

表布を中表に半分に折り、両脇を縫う。裏布も同様に。

8.

表袋と裏袋の口側の縫い代を折り、外表に合わせてぐるりと縫う。

9.

でき上がり。

◎裁ち方図とソーイングレシピ

◎PDFでもダウンロードできます
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