おとぎ話シリーズ、nunokara MIMI and NENE、3匹のコブタ柄で作ったペットボトルホルダーです。入園入学グッズとしてはもちろん、保温保冷アルミシートつきなので、オールシーズン使えます。制作してくれたのは、ダイナソーランドの生地でレッスンバッグを作ってくれた佐藤晴代さんです。
使用した布: nunokara MIMI and NENE F103-3 (A)
材料:
□生地((表布、タブ)40cm×20cm
(口布)30cm×10cm
□保温保冷アルミシート(裏布)40cm×20cm
□リネンコード:直径0.3cmを40cm
□コードストッパー:穴の直径0.6cmを1個
□ナスカンつき持ち手:長さ30cmを1本
□Dカン:内径1cmを2個
こぶた柄のペットボトルホルダーについて、佐藤さんにいろいろとお尋ねしました。
KF (コッカファブリック:以下、KF) 今回使った布の印象を教えてください。
ほのぼのとした3匹のこぶたのイラスト。こぶたが3匹そろうように生地を使用しました。
KF:作品についての特徴や工夫した点は?
アルミシートを使用しているため多少の保温保冷はきくと思いますので、1年中使えるアイテムだと思います。チェックがベースになっているので口布は無地がいいかなと思いましたが、ピンドットを合わせてもかわいくなりました。チェックが淡い色なので濃い色を合わせるのがおすすめです。
KF:実際に作るときのアドバイスをお願いします。
底と側面を縫い合わすのが難しいと思いますが、切り込みを入れて円のカーブに合わせ目打ちなどで押さえながらゆっくりと縫いすすめるといいと思います。そして縫った後縫い代をカットしておくと表に返したときにゴワゴワしないと思います。
KF:実際にはどんなふうに使うといいのでしょうか?
合皮ストラップは取り外しができるので、長めのショルダーひもに付け替えてお出かけの際にお子様に持たせてあげるのもいいですね。
KF:佐藤さん、どうもありがとうございました!こぶた柄のペットボトルホルダーの作り方プロセスも佐藤さんに撮影していただきましたので、ぜひ、作り方シート(PDF)と合わせて参考にしてくださいね。
こぶた柄のペットボトルホルダーの作り方
1.Dカン用タブを作る
長い方の両端を5㎜ずつ折り、さらに半分に折り幅1㎝長さ4㎝のタブにし、端ミシンをかける。これを2本作る。
2.口布を作る
カットした生地をわにし、ひも通し部分をあけて縫い、縫い代を割って押さえミシンをかける。外表に半分に折り、わから1.5㎝のところをぐるりと縫う。ひも通し口のところで返し縫いをするようにするとよい。
3.側面と底を縫う
側面と底に合印をつけておき、わにした側面と底を合印に合わせてまち針で止める。さらに円のカーブに合わせて側面にいくつか切り込みを入れてまち針で止め、目打ちで押さえながらゆっくりと縫う。縫った後縫い代を5㎜に切り落とす。
アルミシートは側面をわにして返し口をあけて縫い、同様に縫う。
Dカンを挟んだタブを側面のタブ付け位置に仮縫いしておく。
4.口布と表袋を縫う
口布を表袋に重ね、まわりを仮縫いする。側面と口布の縫い代の位置を合わせて縫う。
5.仕上げる
アルミシートと口布を中表に合わせて縫い、表に返して返し口を閉じ、側面と口布の縫い合わせ部分に押さえミシンをかける。
ひもを通し、コードストッパーをつけ、合皮ストラップをつけて、できあがり。
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