ふんわりとした大きなリボンがアクセントのリボンポシェットです。使った布は「Monster Lulu」シリーズの[Sparkle Lulu light blue]。立体造形作家・きしあやこさんのファンシーで繊細な世界観がちりばめられています。コットン100%のオックスフォードです。
使用した布（本体表布・肩ひも・リボン・タブ・タグ)：EGXA-9100-4A
材料：
□生地（本体表布・肩ひも・リボン・タブ・タグ）：110cm幅×50㎝
（本体裏布（11号帆布））：60cm×30㎝
□接着キルト芯：29㎝×13㎝
□接着芯：10㎝×10㎝
□足折マグネットボタン：直径1.5㎝を１組
サイズ：縦17㎝ 横（口側）26㎝ （底）22㎝ まち幅４cm
リボンポシェットについて、武井さんにいろいろとお尋ねしました。
KF （コッカファブリック：以下、KF) 今回使った布の印象を教えてください。
キャラクターがふんわりと可愛らしく描かれているので、リボンを前面に可愛らしく仕立ててみました。
KF:作品についての特徴や工夫した点は？
等間隔にキャラクターがプリントされているので、裁断する時に気を付けながら切りました。特に前側とリボン部分はキャラクターが上手く表に出るように工夫しました。リボンがふんわりするようにキルト芯を使ったところもポイントです。
KF:実際に作るときのアドバイスをお願いします。
今回は口の部分をマグネットボタンにしましたが、しっかりと収納したい場合にはファスナーに変えてもいいですね。内側にポケットを付けるとさらに使いやすくなります。
KF:コーディネートアドバイスをお願いします！
ショルダーひもはお子様に合わせて長さを調節してください（短い場合は余り布を付け足してください）。リボン部分をファーや別の生地に変えたりすると、また雰囲気が変わります。お気に入りの生地でお子様用のショルダーバッグをぜひ作ってみてください♪
KF:武井さん、どうもありがとうございました！リボンポシェットの作り方プロセスも武井さんに撮影していただきましたので、ぜひ、作り方シート（PDF)と合わせて参考にしてくださいね。
リボンポシェットの作り方
1.
生地を裁断し材料をそろえます。
2.
本体を中表にして底を縫い合わせます。
縫い代を割って開き、縫い目から5mmのところにステッチをかけます。
3.
リボン本体の生地を中表に折り縫い合わせます。
縫い代を開いて縫い目が中央になるようにたたみます。※アイロンをかけて折り目をつけておくとキルト芯が貼りやすいです。
4.
表に返し、前側（縫い代がない側）に接着キルト芯をアイロンで貼ります。
5.
本体の前側にリボン本体を乗せ、片側ずつ縫います。
本体よりリボン本体の方が横が長いので、画像のように少したるむ感じになります。
6.
布端の生地ロゴを切り取って裏に接着芯を貼り、角を折って縫いつけます。
7.
①リボン中央布1枚とタブ2枚（ひもを通す生地）を画像のように作ります。
②中表に縫い合わせます。
③縫い代を割ります。
④表に返し形を整え、端にジグザグミシンをかけます。
8.
タブ2枚を本体の後ろ側に端から5mmのところに仮縫いします。
9.
中表に折り、リボン部分に気をつけながら両脇を縫い合わせます。
底部分はマチ4cm、縫い目から1cm残してカットし、端はジグザグミシンをかけます。
10.
内布も本体と同じように作ります。
脇部分に返し口10cmをあけます。
11.
マグネットボタンをつける部分に裏側から接着芯を貼り、ボタンの足を差し込む穴をあけておきます。画像のように裏布に本体を入れ、中表に合わせて縫い合わせます。
12.
返し口から表に返しアイロンをかけて口部分を整え、0.7cmのところにステッチを入れて布を落ち着かせます。マグネットボタンを付けます。ボタンを付け終わったら返し口をコの字とじで閉じます。
13.
リボン本体は真ん中部分を画像のように山が三つできるように折ります。
リボン中央布をぐるっと巻きつけ、まつり縫いで縫いつけます。
14.
ショルダーひもを作ります。
15.
タブにショルダーひもを通して先端を結びます。
完成！
◎PDFでもダウンロードできます
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