等間隔のプリーツをジャバラ折りにしたエコバッグです。ローン生地の薄さを活かして折りたためるのがポイント。使った布は、echinoの[wonder]、コットン100%のローン生地。繊細なタッチで描かれたクラシカルな印象の草花の中に、キツネやシマウマなど動物たちが描かれたファブリックです。
使用した布:EKX-98010-12B
*こちらの布はオンラインショップで販売中です。(2023.05現在)
布の品番をクリックするとオンラインショップページがご覧頂けます。
材料:
- 生地:110cm幅×60cm
- 中厚手接着芯(らくはりプレシオン芯地 はりはりらくはり):10cm×2cm
- ゴムテープ:幅0.8cmを25cm
サイズ:縦約36cm 横最大約36cm
しずく型エコバッグについて、武井さんにいろいろとお尋ねしました。
KF (コッカファブリック:以下、KF) 今回使った布の印象を教えてください。
柄と色が目を惹く素敵なechino生地、ローン生地の薄さを活かした折りたためるエコバッグを作りました。
KF:作品についての特徴や工夫した点は?
等間隔のプリーツをジャバラ折りで作ったのがポイントです。縫い合わせ部分に折り伏せ縫いを取り入れて一枚仕立てでもしっかりしています。
薄手なので折りたたんで持ち歩けるので便利です。
KF:実際に作るときのアドバイスをお願いします。
等間隔のジャバラ折りにするために、裁断から印付けまで、できるだけしっかりと測って折り目をつけることがポイントです。薄手生地で作ることをおすすめしますが、生地が厚い場合はゴムひもの長さを長くするなど調節してください。
KF:コーディネートアドバイスをお願いします!
サブバッグとして使われることが多いエコバッグ。その日の服装に合わせてサブバッグも変えていくとコーデの幅が広がりますね。お気に入りの生地でぜひ作ってみてください♪
KF:武井さん、どうもありがとうございました!しずく型エコバッグの作り方プロセスも武井さんに撮影していただきましたので、ぜひ、作り方シート(PDF)と合わせて参考にしてくださいね。
しずく型エコバッグの作り方
2.
上から左右24cmのところに1.5cmの切り込みを入れ、折ります。三つ折りにして表からステッチをかけます。
※柄方向がある生地は上下を要確認!
4.
3で縫ったうちの2枚を中表に合わせ、画像の青部分を縫い合わせます(縫い代1.5cm)。
5.
縫い代の片方を0.5cmにカットし、もう片方の縫い代で包んで表からステッチをかけます(折り伏せ縫い)。
6.
4枚すべて縫い合わせて筒状になったら、中表で前と後ろの上部分(持ち手部分)を縫い代0.5cmで縫い合わせます。※縫い代は割っておきます。
8.
持ち手部分を線に沿って折山をつけ、折山どおしを合わせてジャバラ折りにし、上中心から4cmずつ、計8cm四角く縫って固定します。
9.
底部分も折り線に沿って折山をつけ、ジャバラ折りにして形を整えます。0.5cmと1cmに2本ステッチを入れます。
11.
持ち手のつけ根部分に負荷がかかり裂けやすいので、補強用の接着芯を貼り、さらにステッチをしてしっかり縫いつけます。※接着芯は、前後の方が横より少し大きめがオススメ。(前後接着芯:横3cm×縦2cm、横接着芯:2cm四方)
12.
前側に平ゴムを仮縫いし、その上から布耳を縫いつけます。折山をアイロン等でキレイに折って形を整えて、完成!
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