フラップ一体型だから簡単&オシャレに仕上がる♪ ダブルフラップショルダーの作り方

*作品写真の無断転載はご遠慮ください。

バッグの本体とフラップ(ふた)部分が一体となったショルダーバッグです。フラップを折り返すと、裏布の黄色が見えるデザインが新鮮♪ 使った布はechinoのリネンキャンバスシリーズ、[glee]。大きな花柄は、切り取る場所によって見え方が変わるのが魅力。裏布に使ったイエローの無地もechino。どちらもほどよい厚みのある綿麻キャンバスなので、バッグづくりにおすすめです。

デザイン・製作:猪俣友紀


使用した布:(本体表布・肩ひも)EKX-97800-800B
 (本体裏布)EKX-9541-1E
*こちらの布はオンラインショップで販売中です。(2022.09現在) 
 布の品番をクリックするとオンラインショップページがご覧頂けます。


材料:
□生地(本体表布・肩ひも):55cm×80㎝
   (本体裏布):40㎝×80㎝
□足折マグネットボタン:直径1.8㎝を1組


サイズ:縦24㎝ 横(口側)38㎝ (底)28㎝ まち幅10㎝

ダブルフラップショルダーについて、猪俣さんにいろいろとお尋ねしました。
KF (コッカファブリック:以下、KF) 今回使った布の印象を教えてください。
今回の生地は大柄で存在感のある大柄な生地。小物よりバッグのほうが印象が伝わりやすいので、比較的面積の大きいバッグづくりにおすすめです。

KF:作品についての特徴や工夫した点は?
今回私がデザインさせていただいたのは、ダブルフラップになるオシャレなデザイン。いろんなバッグを作ってきましたが、フラップ一体型は初めての試みです。控えめなフラップですが、カーブをつけて優しい印象に仕上げました。

裏布を見せて使ったり

フラップを1枚内側に入れると中身を見せない使い方もできます。

KF:実際に作るときのアドバイスをお願いします。
今回はechinoの布耳を生かしたショルダーづくりをしました。捨てられてしまう布の端っこもこんな使い方を知ると捨てられなくなっちゃいますね。
ショルダーの長さは今回はワンショルダータイプにしましたが、100cmにすればサコッシュ使いにもできたり、ひもの長さを調整してポシェットにすることもできるので、お好みで調整してみてください。サブバッグとしてもおすすめなサイズ感です。また、フラップが一体型なので、バッグづくりが苦手な方にも比較的チャレンジしやすいデザインとなっています。

KF:コーディネートアドバイスをお願いします!
内布に合わせたのはechinoのカラーキャンバスリネン。モノトーンはどんなカラーも相性がいいので、お好みで内側の色を変えて、普段のお洋服にも合わせながら手作りを楽しんでいただけたら嬉しいです。

KF:猪俣さん、どうもありがとうございました!ダブルフラップショルダーの作り方プロセスも猪俣さんに撮影していただきましたので、ぜひ、作り方シート(PDF)と合わせて参考にしてくださいね。


ダブルフラップショルダーの作り方

1.

本体表布、本体裏布、肩ひもを寸法どおりに裁ちます。

2.

肩ひもを三つ折りにします。

3.

肩ひもを縫い終えたところです。

4.

本体の両サイドを1cmで縫います。裏布は返し口を残して縫います。

5.

縫い代を開いて、底を縫います。

6.

表袋を表に返し、持ち手の向きに気をつけて仮どめします。

7.

表袋を中表にして、裏袋に入れ、周囲を1cmで縫います。

8.

角とカーブの縫い代に切り込みを入れます。切り込みはミシン目の際で切ります。

9.

返し口から表にし、口側にステッチをかけます。裏袋にマグネットボタンをつけて、返し口をとじて完成です。

◎裁ち方図とソーイングレシピ

◎PDFでもダウンロードできます
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