スタッフバッグは、登山やキャンプなどで荷物を小分けにしたり、用途別にまとめるときに使うバッグ。普段づかいでもおでかけ時の荷物をすっきり収納できる便利バッグとして、1つあると便利です。こちらの布はオリジナルデザインのペーパーアイテムが人気のショップ「Paper Message」がデザインしたもの。コットン100%、シーチングなので縫いやすく、ソーイングビギナーにもおすすめです。
使用した布:(A・側面)EGXA-8000-6A
(B・側面)EGXA-8000-8A
*こちらの布はオンラインショップで販売中です。(2022.02現在)
布の品番をクリックするとオンラインショップページがご覧頂けます。
材料:
□生地(側面):A48cm×27.5㎝ B33㎝×27.5㎝
(底):A直径15㎝ B直径10㎝
□ひも:直径0.3㎝を114㎝
□コードストッパー(2穴):2個
サイズ:縦24㎝ 底の直径 A13㎝ B8㎝
丸底スタッフバッグについて、武井さんにいろいろとお尋ねしました。
KF (コッカファブリック:以下、KF) 今回使った布の印象を教えてください。
見ていて元気が出る、これを持ってお出かけしたくなるような柄だったので、お出かけ時の荷物をすっきり小分けして収納できるスタッフバッグに仕立てました。
KF:作品についての特徴や工夫した点は?
丸底にすることで物をしっかり収納でき、フォルムもすっきりします。コードストッパーを使うことでさらにすっきりデザインに♪ 底直径15cmは大判ストールがすっぽり入る大きさ、底直径10cmはマフラーや500mlペットボトルや水筒が入る大きさです。お好みの大きさでお作りください。
KF:実際に作るときのアドバイスをお願いします。
丸底は四角の底よりハードルが高いと思われがちですが、多少のタックは気にせず挑戦してみてください。何回か縫うとコツがつかめます。底を本体と共布にしたり、別布を合わせてポイントにしてみるのもいいですね。
KF:コーディネートアドバイスをお願いします!
外出先で外したストールや手袋、お子様の服やおもちゃなど、持ち物を小分けにして収納できる袋があるととても便利です。使う物の大きさに合わせて作れるのも手作りの醍醐味です。色々な生地や大きさで自分サイズのスタッフバッグを作ってお出かけタイムを楽しんでください♪
KF:武井さん、どうもありがとうございました!丸底スタッフバッグの作り方プロセスも武井さんに撮影していただきましたので、ぜひ、作り方シート(PDF)と合わせて参考にしてくださいね。
丸底スタッフバッグの作り方
1.
生地を裁断し材料をそろえます。本体の左右をロックミシンまたはジグザグミシンをかけます。
2.
本体を中表に半分に折り、上部ひも通し口7cmあけて縫い合わせます。
3.
縫い代を割り、アイロンをかけます。
4.
底布に均等に4か所印をつけます。画像のように折りたたみ折り目をつけると簡単です。
5.
本体の方も均等に4か所印をつけ、底布と合わせます。本体も底布と同じように折りたたみ折り目を目印にすると簡単です。
6.
縫い代は7mmから1cmを目安に。ところどころ多少のタックは気にせず、少しずつ布を整え動かしながら縫い合わせます。布端にジグザグミシンをかけます。
7.
本体ひも通し口の空き部分をコの字に縫います。
8.
上部分は1cm、1.5cmと折り、アイロンをかけてから1.3cmのところを縫います。
9.
縫い終えた画像です。
10.
ヒモとコードストッパーを付けて完成です!※細長いタイプは底の直径が10cmです。
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