大人女子らしいラインが決め手!ティアードワンピースの作り方

*作品写真の無断転載はご遠慮ください。

これからの季節に着こなしたい軽やかなティアードワンピースです。ギャザーの分量を抑えめにした3段スカートは、可愛くなりすぎず、大人女子に似合います。使った布は「Flownny」シリーズ。お洋服づくりに使いやすいローン生地です。同柄の配色パターンが豊富なので、柄×柄の組み合わせも楽しめます。

デザイン・製作:加藤容子


使用した布:(身頃・見返し・スカート中段・ひも)NFA-1010-12A(スカート上段・下段)NFA-1010-12D
*こちらの布はオンラインショップで販売中です。(2021.5月現在) 
 布の品番をクリックするとオンラインショップページがご覧頂けます。


材料:
□生地(身頃・見返し・スカート中段・ひも):110cm幅×1.7m
   (スカート上段・下段):110cm幅×1.7m
□接着芯:40㎝×20㎝


サイズ:後ろ丈117㎝

ティアードワンピースについて、加藤さんにいろいろとお尋ねしました。
KF (コッカファブリック:以下、KF) 今回使った布の印象を教えてください。
Flownnyシリーズはどこか懐かしさを感じるような落ち着いた花モチーフ。色味も優しいトーンなので、肌馴染みが良い印象でした。扱いやすいローン素材で生地の目もしっかり整っています。裁断も縫製もとてもやりやすく、初心者の方でも仕立てやすい生地だと思います。

KF:作品についての特徴や工夫した点は?
甘くなりがちなティアードワンピースですが、多すぎず少なすぎずのギャザー分量と、3段それぞれの長さのバランスを調整して、大人女子らしいティアードのラインにしてみました。袖は気になる二の腕が隠せるように少し長めのフレンチスリーブです。

KF:実際に作るときのアドバイスをお願いします。
ポーチやバッグに比べ、布面積の大きい洋服は、柄×柄の組み合わせはちょっとハードルが高く感じますが、同シリーズの色違いならしっくり感じるものです。Flownnyシリーズは一つの柄で6色も展開しているので、今回提案した1010‐12‐A,Dの組み合わせ以外でも、お好きな組み合わせを楽しんでいただきたいと思います。

KF:コーディネートアドバイスをお願いします!
脇のひもを前や後ろで軽く結ぶとゆったりした着こなしに。後ろでクロスしてから前で結ぶと、身頃がブラウジングされてまた違った印象のワンピースになります。すっきりとしたデコルテラインなので、ボレロやカーディガンなども合わせやすいと思います。

◎裁ち方図とソーイングレシピ

◎PDFでもダウンロードできます
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