来週の17日(火)からいよいよcocca代官山でechino展が始まります。
この展覧会では、10周年を記念したスペシャルテキスタイルも揃うのですが、なかでも10th anniversaryのパネル柄は、echinoのヒストリーが感じられる、ファン垂涎のコレクションファブリック。
「パネル分の中に、この布で何作ろうって考える楽しみがいっぱいで、布好きさんにはたまらないですね」とお話してくれたのは、craft&sewingの作者としておなじみのあんりこさん。インテリア雑貨からバッグ、和風小物まで、バリエーション豊かにさまざまなアイテムを作ってくれました。
echinoらしさを最大に生かしてくれた! と感激したのがこちらのフロアランプ。
「布を見た瞬間に、この柄は光を灯したい!と思いました。そしてできる限り切りたくなかったので、縦長のフロアランプにすることにしました。このランプで以前、アクリル板に布を縫いつけるという力技をしたこともありますが、今回はマスキングテープと両面テープで元々のシェードに貼っただけです」(あんりこさん)
このフロアランプ、あんりこさんはシンプルなソファのサイドに置いています。
クッションに使っているのは、2015年コレクションの鹿柄、samberですね。craft&sewingでご紹介したミトンのあまり布を利用したそう。
パネルのなかでも大柄をそのまま生かしたのが、こちらのバッグです。
「この柄も大きな面で使いたかったので、新調しようと思っていたお買いものバッグにしました。綿麻キャンバスなので強度もありますから、思い切ってパネル分ほぼ全面の大きなバッグです。持ち手は、あまり穿かないジーパンをほどいて使っています。思い切った大柄で、たくさんの色が使われているバッグは、お洋服を選ばないので気に入っています」(あんりこさん)
そして、なんとこちらは和風の小物!金封ふくさと扇子ケースです。
「この部分はニッポンの色だな~と感じたので、和小物風のものが作りたくなりました。日常でも出番のある小物2点です。扇子ケースの方は、布の耳側、柄が途中で切れている細い部分を使っています。細長いもの、MYお箸入れと迷いましたが、私はお弁当を持つ機会がないので扇子入れに…」(あんりこさん)
金封ペースは、ご祝儀袋を入れるだけでなく、通帳入れになりそう。
echinoのテキスタイルは、北欧っぽいという人もいれば、アジアンテイストっぽいという人もいたり、使い手のイメージに寄り添える懐の深さも魅力のひとつ。あんりこさんが提案してくれたように、和風にもできてしまうのです。
そんなechinoの奥深さをもっと知りたい! という方は、ぜひ来週のechino展にお越しくださいませ。cocca代官山(東京)の翌週、2/25(水)〜3/2(月)は、阪急うめだ本店(大阪) うめだスークでも開催されますので、関西方面にお住まいの方は、こちらへどうぞ!