CANDY PARTYは、ママ雑誌をきっかけに集まった5人のママさんのデザインチーム。「こんな布あったらいいな」という想いで手がけたファブリックは、どれも布好きママのストライクゾーン。今回は、そんなユニットのなかから、マリンコさんとユミさんのお二人にお話を伺いました。
(マリンコさん・ユミさん)ママ雑誌で「オリジナル生地を作ろう」という企画があって、そこに集まったのが今の5人。「こんな生地欲しいね」から始まって、アイデアや製作過程を毎号、雑誌で紹介していったんです。好きな資料を持ち寄って情報交換したり…。
(ユミさん)ラメ入りの布とか、写真の実写プリントとか。今までできないって言われていたのをひとつひとつ実現していったんです。バスケット柄の布とかはありそうでなかったので、爆発的に売れました。
(マリンコさん)私はとにかくポップな柄、ポップなデザインが欲しくて…。Pop’n Flowerという生地をデザインしました。テーマはレトロフラワーで、ヘキサゴン(六角形)のパターンの中に花や蝶のモチーフを描いています。昔ながらの花のデザインを手描きでスケッチして、データに起こしました。生地のデザインは、常に製品になったときのイメージを考えながら作ります。ヘキサゴンにこだわったのも、モチーフを切り取って使えたり、パッチワークも楽しめると思いました。
(ユミさん)1980年代のおもちゃとかアニメとかが大好きで、私のインスピレーションはそのあたりから来ています。アニメにもなった「マイリトルポニー」や海外ドラマの「フルハウス」とか。とくに「フルハウス」は、そのドラマとともに私の感性が育ったといってもいいくらい。そこに登場する女の子の洋服もすごくかわいくて…。ヴィンテージの生地を調べていく間に世界観が広がってくることもありますし、アンティーク調のものやコラージュ調のものも好きです。
(ユミさん)子どもがいるからがっちり入り込めない分、いい距離感が保てます。うまくフォローにまわれるというか。あんまり活動できない人はサンプルを作ってくれたりとか。
(ユミさん)現在、子どもたちは、上が7歳の男の子、下が5歳の女の子です。子どもを保育園に送ったあとにすぐにミシンかけとネットショップの仕事を始めます。締切が重なると寝ないときもあります。デザインの締切がせまっても、スランプのときは何もしないようにしています。迷ったときは何もしないと決めていて、子どもと一緒に9時くらいに寝ちゃいます。そして朝の4時くらいに起きて再開するんです。
(マリンコさん)はい、「キャラメルクランチ」は今年で12年目になります。最初は子ども服のネット通販からスタートしました。その当時、子ども服でかわいいものがなくって、西日暮里の布地問屋街まで行って布を買っては作り、ヤフオクで売り始めました。子ども服をデコってかわいくデザインしたら、とっても評判がよかった。子どもが生まれてから、とにかく作るのが楽しくて…。その後、「お店もやりたい!」って言っていたら、縁があって下北沢にお店を開けることになったんです。そのとき、発信していれば実現するなあって、身にしみて思いました。
家庭と仕事をどう両立していこうか、というのは常に考えます。昨年、下北沢の店をたたんで、自宅近く(調布市)にお店を移しました。そこは製作のアトリエも兼ねているので、下北沢でお店を開いていたときより、物理的にも精神的にも余裕ができ、今はマイペースで楽しくやっています。
(ユミさん)やっぱり生地のサンプルがあがったときです。初めて店頭に自分が手がけた生地が並んだときは本当に感動しました!
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