みなさん、布の収納、どうしてますか?
どんなにたくさん持っていても、新しい布を見ると欲しくなってしまう……。
ああ、それが布愛好家の悲しい性!
カルトナージュ作家の杉山みほこさんも、「布を買うのが趣味」というほどの愛好家。さてさて杉山さんの収納方法は……?
「部屋の壁面が収納になっていて、そこに引き出しを入れて収納しています。下のIKEAで買った4段のワイヤーカゴの引き出し3つが布用です。この引き出しも他のプラスチックケースの引出しもそのままだと中に入っている物が見えてしまうので、白い厚紙を入れています。統一感が出ると期待して……(笑)」(杉山さん)
あまりにも多いので、あえて柄別や色別には仕分けせず、オールマイティに活躍するドットや無地を1つの引き出しにまとめているくらいだそう。そんな「ざっくり収納」の杉山さんですが、ひとつだけルールを決めています。それは引き出しのサイズに合わせてたたむ、ということ。
「布の横幅(110cm)を4つに折り、引き出しの高さに合わせると、なんとなく揃った印象になります」(杉山さん)
なるほど。あえて細かなルールを作らないことが、収納キープのコツのよう。
「もともと片付けは苦手。なので、あまりキッチリとした収納にしてしまうと、長く続きません。大体の位置だけ決めて、ざっくりと収納。物を増やし過ぎないことに気を付けています」
布収納の横にも同じサイズの収納があるという杉山さんのアトリエ。こちらはカルトナージュ作家さんならではの材料と道具が置かれています。
「こちらは、パソコンデスクも兼ねています。上の方には、レッスンのサンプル作品などを、下の方には、カルトナージュに欠かせない厚紙を置いています。立て掛けて置くと反ってしまうので、厚紙は横置き保管が基本。重さもあるので、あまり重ね過ぎると下の方の紙を取るときに大変になってしまうので、自分で棚を作りました。紙の種類や厚さごとに分類しています。カルトナージュをするには、使いやすくて、密かに大満足の棚なんですよ!」(杉山さん)
いちばん左上の写真、透明ケースには金具類をストック。「お気に入りの小さな引き出しは、今は出番のなくなったカセットテープ用だったものなんです」
そしていつも使う道具や作りかけの作品はワゴンに収納。「これを買ってからテーブルの上が片付きました。作業中はいつも身近に置いておけて、本当に便利です」
こちらは杉山さんが初めて作ったカルトナージュの箱。
「私が8年以上前に初めて作ったカルトナージュの箱です。これがきっかけで、すっかりカルトナージュの面白さにはまってしまいました。その時の気持ちを忘れないようにするためにも、目に付く場所に置いています」
アトリエに置かれたカルトナージュ作品のなかに、コッカファブリックの布を発見!
「ストック用に作ったつもりだったのですが、想像以上にかわいくできたのでメインで使うことにしました」
11/8(土)、9(日)に開かれるデザインフェスタに出展するという杉山さん。
「K+P+Hのユニットで出展します。ブースナンバーは、4F K-104です」。
現在、制作もラストスパートという杉山さん。コッカファブリックの布を使った作品もおめみえするそうですよ。
杉山みほこさんのブログ http://happbox.blog.fc2.com
K+P+Hのユニットの情報はこちら http://pb-kph.kaveri.me