3種類の柄を組み合わせた小さなリュックです。ループつきなので、大きなバッグに吊り下げてサブバッグやポーチのように使えます。使った布は「pataco」シリーズ。布幅110cmの中に3種類の柄が入った布です。3つの柄は色のトーンがそろっているので、布をつなぎ合わせてバッグや小物づくりが楽しめます。コットン100%のシーチングです。
使用した布:YKA-99090-3D
材料:
□生地(本体・ループ・当て布):25cm×50㎝
(底布):15㎝×11㎝
(ふた・肩ひも):30㎝×20㎝
□ワックスコード:直径0.1㎝×80㎝
□スナップ:直径1㎝を1組
サイズ:縦11㎝ 横(口側)13㎝ (底)8㎝ まち幅5㎝
ミニリュックについて、杉野さんにいろいろとお尋ねしました。
KF (コッカファブリック:以下、KF) 今回使った布の印象を教えてください。
3種類の柄が、絶妙な色合わせで1枚の布に入っているので、それだけで布合わせができてしまう可愛くも便利な布!せっかくなので、その3種類が全部見える位置にくるように配置してミニリュックを作りました。
KF:作品についての特徴や工夫した点は?
仕組みとしては巾着なので、作り方は意外とカンタン!ちゃんと物が入れられますので、ポーチとして使えます。
KF:実際に作るときのアドバイスをお願いします。
肩ひもをリュックのふたに縫いつけるとき、向きを間違えないように気を付けてくださいね。仮止め用のりで留めていくと作業がしやすいです。
KF:コーディネートアドバイスをお願いします!
ループをつけてあるので、大きなバッグにさげておくこともできます。お子さんの服のベルト通しなどにさげても可愛いですよ。
KF:杉野さん、どうもありがとうございました!ミニリュックの作り方プロセスも杉野さんに撮影していただきましたので、ぜひ、作り方シート(PDF)と合わせて参考にしてくださいね。
ミニリュックの作り方
下準備
生地を寸法どおり裁断します。
1.
肩ひも布の四つ折りにして、両脇辺を縫います。2本作ります。
2.
本体布と底布を中表で合わせて、肩ひもを挟んで縫います。開いて、縫い押さえます。
3.
本体布と底布の反対辺どうしも同様に縫います。肩ひもは挟みません。
4.
本体布、底布をそれぞれ中表に合わせ、両脇辺を縫います。両辺とも、中央から2㎝ずつ(合計4cm)縫い残します。
5.
まちを5㎝とって縫います。余分はカットしてジグザグミシンをかけます。
6.
縫い残した部分の辺を手芸用ボンドで留めるか、縫います。
7.
表に返し、半分を中へ入れ込みます。上辺から2㎝のところをぐるりと縫います。
8.
ふた布の長辺を1cm裏へ折ってから四つ折りし、縫います。
9.
ループ布を四つ折りにして縫います。当て布は上下編を1cm折り、アイロンをかけます。
10.
ループを半分に追って、ふた下辺中央に置き、その両脇に肩ひもを置いて仮どめします。
11.
ふたに当て布を1cm分重ね、当て布でふたをくるむように両端を折り込み、本体の背中側に縫いつけます。
12.
ワックスコードを通して結びます。スナップを縫いつけます。
◆コッカの生地はこちらからご購入頂けます◆
株式会社コッカが運営する自社オンラインショップ。
デザイナーズ生地、こだわりの日本製生地をセレクトしています。
※無料でお好みの生地サンプルをお届けする人気サービスはコチラから。
株式会社コッカが運営する楽天市場内のオンラインショップ。
キャラクター生地、お求めやすいお値打ち生地、手芸用品をセレクトしています。