アニマルトート

サイズ:縦約32cm 横約43cm

秋の行楽シーズンに活躍しそうな大きめトートバッグです。使った布は、イラストレーターの足立真人さんがデザインした「mosotto」(もそっと)シリーズ。ちょっとぬけている動物たちが動詞をコンセプトにさまざまな動きを見せてくれる楽しいプリントです。トートバッグに使った布は“Riding(乗る)”。バスや飛行機、一輪車に乗りながら、動物たちがにぎやかに移動する姿は旅のお供にぴったりですね!

デザイン・製作:田巻由衣


使用した布:
 (表布下・裏布)EGX-6000-1A


材料:
□生地(表布下・裏布):90cm×60cm
   (表布上(9号帆布)):90×20cm
□キルト芯:50cm×50cm
□持ち手:長さ65cmを1組
□タグ:9cm×5cmを1枚

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*作品写真の無断転載はご遠慮ください。

アニマルトートについて、田巻さんにいろいろとお尋ねしました。
KF (コッカファブリック:以下、KF) 今回使った布の印象を教えてください。
ほんわかした雰囲気の可愛い動物柄に合わせて、
カジュアルで丸みのあるトートバッグを作りました。

KF:作品についての特徴や工夫した点は?
底の角を丸くし、さらにタックをとることで立体的なマチ付きに。
表布にキルト芯を重ねたので、丈夫でふっくら仕上がりました。

KF:実際に作るときのアドバイスをお願いします。
布の切り替え部分や、タックの位置が前後でずれないように気を付けてください。
タックは互い違いに倒すときれいに収まります。

KF:どんなシーンに活躍しそうですか?
荷物がたっぷり入るので、秋の行楽にも使いやすいと思います。

KF:田巻さん、どうもありがとうございました!アニマルトートの作り方プロセスも田巻さんに撮影していただきましたので、ぜひ、作り方シート(PDF)と合わせて参考にしてくださいね。

アニマルトートの作り方

1.
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縫い代をつけて裁断します。

2.
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表袋を作ります。キルト芯を重ねた本体と、本体上部(帆布)を中表に縫い合わせ、縫い代は本体側に倒します。底の角にタックを寄せて縫います。

3.
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もう1枚同様に作り、タックの縫い代が互い違いになるよう倒して中表に合わせ、脇から底部を縫います。

4.
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内袋を作ります。脇に返し口を残し、表袋と同様に縫います。

5.
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まとめます。表袋と内袋を中表に合わせます。

6.
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口側を一周縫い合わせます。

7.
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返し口から表に返して整えます。

8.
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返し口を縫い閉じてから、持ち手を縫い付けます。

9.
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タグを縫い付けます。

10.
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完成です!

裁ち方図と作り方はこちら
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